インフルエンザの流行サイクルと厄年

みなさん、こんにちは。

今回はちょっと話題をインフルエンザに戻そう。

我々、人というのは、本当にちっぽけな頭しかもっていないせいで、いつも自分に降り掛かる当面の状況のみに大方作用するようにできている。最近「新型インフルエンザ」の流行にともなって、日本国内でも多くの人々がこの問題に関心を持つようになったようである。インフルエンザとそのワクチン、それらのそれぞれの危険性について関心や興味を持つことは良いことである。まあ、この機会に、私が4年ほど前に昔のブログ(Kikidoblog)に書いた記事をここに再掲しておこう。多少何かの参考にはなるだろう。しかし、この中にあるステファン・ファズカ・ド・サン・グロス博士の研究は1970年代後半までの話である。

それ以後、特に1990年代後半から米軍バイオ研究所で軍事技術にランクされた「バイオ兵器」の1つとしてインフルエンザウィルスが研究されるようになった。したがって、インフルエンザウィルスの「70年周期」はもとより、サブタイプ変異はおろかハロタイプ変異もすべて人為的に行われるようになったわけである。鳥−豚−人間−毒など、何でもくっつけてウィルス核に放り込むことができる。そういうたいそう危険な時代に入ったわけである。さらには、特定の人種や個人のDNA型に合わせて発病をコントロールすることまでできる時代に入ると言われている。

例えば、白人には感染せず日本人だけに感染するウィルスを東京に撒けば、東京はあっと言う間に白人天国となる。マヤやイースター島などの知られざる秘史によれば、西洋人はそこで同じようなことをずっと昔に行ったと言われている。病人をわざわざ渡航させそこで病気を流行らせるというわけだ。死人に口無し。原住民が絶滅した後には何事でもでっち上げることができる。これは9・11を見れば分かるだろう。今まさにこういう昔の時代の手口が再び復活してきているように見える。困ったことである。

が、いずれにせよ、私は言いたいことは、昔の人々は「大厄、小厄」などの「厄年」といって人生で危険な歳月を、ワクチンなどあるはずもない時代に、何とかしのいできたということである。


2005/12/30のBlog

インフルエンザの流行サイクルと厄年

世の中には本当に賢い人物というものがいるものである。こうした人物がごくふつうに世間に知られるとは限らない。多くの場合には、全くの無名であることのほうが多いかも知れない。

私がずっと聖書のようにして愛読して来ている本がある。これは、エリッヒ・ヤンツという人が書いた「自己組織化する宇宙」(工作舎)という本である。
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この著者のヤンツ博士はいわゆる普通の科学者ではない。むしろかなり異端的な人物である。この点、建築家の域を遥かに超越してしまったバックミンスター・フラー
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に似ている。事実、発想、扱うテーマも非常に似ている。

さて、この本の一節に非常に不思議なことが書かれている。この本の「第10章:生命の循環プロセス」という章の中に「10・3節--自己創出的自己再生システム」というものがある。この中の373ページにそれはある。もしこれが事実なのであれば、ちまたで騒いでいる鳥インフルエンザの類いの問題はかなりもっと深い考察が必要となるだろう。

ここでは、生命の循環プロセスの説明が中心で、こういったプロセスの分類を行ったアイゲン-シュスター理論を紹介している。この中の一つとして、インフルエンザ
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の流行サイクルの研究が紹介されている。

インフルエンザ・ウィルスは、アイゲン-シュスター理論で言えば、「サブタイプA・3」型の自己再生システムに分類される。このタイプは、”自己触媒ユニットIiが準定常にある触媒的ハイパーサイクル”である。(ここでいうサブタイプA・3型は下で述べるウィルスのサブタイプA0--A5とは別のアイゲン-シュスター理論のハイパーサイクルの分類名であるので混同しないこと)

インフルエンザ・ウィルスA型の進化はこうである。

インフルエンザ・ウィルスA型は数年(だいたい4年)をかけ、ウィルスのサブタイプ内で、ある種のアミノ酸をより高分子アミノ酸に変える。この進化により、このウィルスは標的とする我々動物の免疫系から逃れようとする。しかし、遅かれ早かれ、動物の免疫系のえじきとなり、袋小路に落ち込む。

すると、わずかに生き残ったウィルスの中から、そのサブタイプの基本形が突然変異を起こして今までとは違ったアミノ酸を作り出す。これが新たなサブタイプを形成する(註:現在に当てはめれば、これが新しい鳥インフルエンザに対応する)。

このサブタイプの個体群がはじめてあらわれる時、インフルエンザは世界的に流行し、世界中で何千万人もに及ぶ死者を出す。世界の脅威となる深刻な事態を引き起こす。 サブタイプA5型が最初に現れたのが1918年で、数カ月で2000万人の死者を出したという。 これが「スペイン風邪」であった。

しかし、人間社会はかなり複雑で、過去においてこうした経験を生き延びた人々もいる。だから例えスペイン風邪であったとしても、この流行がさまざまな地域に住む人々を経る内に、それぞれの地域の人々の持つ免疫系で対処し、その流行も”ある程度”食い止められることとなる。もちろん、その間には多くの人々が犠牲となる。

新しく生まれたインフルエンザ・ウィルスもサブタイプの進化の際のアミノ酸配列には限りがあるため、無制限に進行することはない。そこで、再び数年周期の流行に落ち着き、徐々に動物の免疫系のえじきとなる。

こうして、新しいサブタイプの進化の物語は一つのサイクルを生み出す。それが、この本の373ページにある図35である。

        1946
        A0→→→→→A1
    1933↑      ↓
        ↑      ↓1889、1957(*アジア風邪)
        A5     A2
    1918↑      ↓
(スペイン風邪)↑      ↓1900、1968(香港風邪)
        A4←←←←←A3
        1910(*ソ連風邪)
        1978(ブラジル風邪、*ソ連型インフルエンザ)

*は私が追加。ちなみにインフルエンザ・ウィルスの発見は1933年のこと。

これを発見したのは、長期的な「インフルエンザ・ウィルスA型の進化」の研究を行ったステファン・ファズカ・ド・サン・グロス博士という科学者であるという。しかしこの偉大な人物の名を知る人はほとんどいないだろう。世間とはそう類いのものである。

ところで、これによれば、このサイクルの周期はほぼ70年である。つまり、1900年に最初の香港風邪が発生してからもう一度香港風邪が発生するまでの時間がおよそ70年ということである。これは1910年のブラジル風邪、1918年のスペイン風邪でも同様である。スペイン風邪は1918年に最初に発生したので、次の発生は1988年が予想されるが、この研究は1976年に公表されたものなので、このデータは記されていない。

このことからすれば、1933年発生のインフルエンザA0型は2003年に2度目、1946年発生のインフルエンザA1型は2016年に2度目、1957年発生のアジア風邪は2027年に2度目がやってくるということとなる。

一方、図から分かるもう一つのことは、A1からA2の流行のように、隣のサブタイプへの流行はだいたい12年前後(8--15年)というところである。

これは、実に面白い。東洋にある占いや占星術にある、いわゆる”厄年”というのは、だいたいこの周期で訪れるからである。つまり、インフルエンザという重篤な症状を引き起こす病気の周期が70年という人間の寿命とだいたい一致し(これはヤンツ博士が本で指摘している)、一方のサブタイプ間の転移周期が厄年にほぼ一致しているということになるからである。

事実、厄年早見表
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を使ってみれば、”小厄”というのが2--5年周期、”大厄”というのが12--15年周期にあるということが分かり、見事な一致を見せる。私の観点で言い換えれば、”小厄”とはインフルエンザ・ウィルスAのサブタイプの変化にさらされることであり、”大厄”とはサブタイプの基本形の変異にさらされるということなのである。

これを私の場合で説明してみよう。私は1957年に誕生したが、この年にアジア風邪が大流行。しかし、新生児であったために母乳による母体の免疫機構に助けられ生き延びる。11才の頃、香港風。21歳でブラジル風邪、1988年に31歳で、スペイン風邪の2度目。2003年、46歳で1933年発生のインフルエンザA0型の2度目に遭遇、ということになる。これがおおよそ、私の”厄年”の”大厄”と重なるのはほぼ明らかだろう。このようなわけで、私の場合は3度目のアジア風邪の流行となるはずの2027年70歳くらいが非常に危険な時期となる。

以上から、ネットワーク研究、インフルエンザ研究、東洋占いなどが、絶妙に結びつくということがお分かりであろう。

このように物事の理解が深まると、空がひときわ青々と見える。

[ 更新日時:2005/12/30 16:22 ]
この記事のURL: http://www.doblog.com/weblog/myblog/19256/2178517#2178517
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  by Kikidoblog | 2009-11-19 10:48 | 昔の拙ブログ・記事

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