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日米で「プレデターの目」を開発?

みなさん、こんにちは。

「外交の基本中の基本とは、いつか殺そうと思っている相手とも、ニコニコ顔で手を握る」というものらしいが、今日これを地で行くニュースがあったので、ここにもメモしておこう。

日米、無人偵察機の「目」研究へ 攻撃転用で論議も

これは、「偵察用無人機、あるいは、無人偵察機」(UAV)と呼ばれるものの”目”にあたるものを日米で共同開発しようというアメリカ政府の申し出に日本も協力する方向であるという記事である。

さて、この「無人偵察機」というものは、どんなものか、といえば、多分日本国内では、以下のようなもの
日米で「プレデターの目」を開発?_e0171614_20572582.jpg

を想像するだろう。(第5章 無人航空機(UAV)の活用)

あるいは、911の後の2002年頃アフガンで使用された、UAV「プリデター
日米で「プレデターの目」を開発?_e0171614_20582583.jpg

を思い浮かべるはずである。

しかしながら、今や現実ははるかに先を進んでいる。今のアフガンで毎日毎日一般人を殺傷しているのは、以下のようなUAV爆撃機である。
日米で「プレデターの目」を開発?_e0171614_2059218.jpg

(こんな物騒なもので狙い撃ちされたらたまったものではない。)

MQ-9 Reaper, Predator B UAV


こいつの目を日米で開発しようというわけである。

そうなると、いずれは日米は敵同士になるわけだから、今度はこいつで我々自身が攻撃されることになるというわけである。つまり、最初の外交の基本のように、いつか殺すべき相手の科学技術を盗み取ってそれで相手を殺すという外交戦略だということである。

いやはや、外交のいろはもご存じない日本の官僚制度と物事の大局を考慮する思考力のない日本の科学技術者の下では、我々日本人は命がいくつあっても足りないということである。くわばら、くわばら。

いずれにせよ、今現在では憲法違反のそしりは免れないだろうヨ。

  by Kikidoblog | 2010-02-22 21:04 | コンスピラシー

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