機械翻訳システムの比較:ミステリーハンターに必須の道具?

みなさん、こんにちは。

海外の英文サイトの英文を日本語のように読めない場合にどうすればいいか? 今回はちょっと趣きを変えて、この問題をメモしておこう。

科学的な論文や歴史的な論文など専門的な論文や文章というものは、自国語の日本語で読んでもけっこうたいへんである。ここ数十年英語を使って来た私でも難しいものである。しばしば混乱する。ましてやYouTubeの動画の英語を聞き取り、そこで語られている内容を瞬時に理解するのは相当な英語力がないと難しい。内容がたわいない馬鹿話ならともかく、最先端の科学技術や謎めいた太古の歴史などとなると、専門用語も飛び交い、相当に難儀するものである。

それを他国語の英語ですらすら理解しようというのは、シッチン博士のような語学の天才で古代シュメール語や古代アラム語から現代ヘブライ語や英語や欧州語など、数十カ国語を駆使できるのであればいざしらず、我々はせいぜい2カ国語である。英語ですらままならないというわけである。

にもかかわらず、真実を追究するものは、そういう状況をものともせず内容を読んで理解しなくてはならない。聞き取らなくてはならない。さもなくば、興味深い論説も理解できないし、人々の間の議論の内容や証拠などの論証も理解できないからである。英語は読めないが、内容はなんとか理解したい。

こんな場合にどうしたら良いか? 

結論から言えば、100%の解読は不可能である。だから英語力のある人の力を使うしかない。それを頼る他ない。しかしながら、ある程度の精度、ある程度の近似的なものであれば、可能である。

例えば、以下の英文サイトの内容を理解したいとする。
Panspermia Asks New Questions
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これは、「パンスペルミア説」(生物の種が宇宙から飛来したという説)の最近の動向を論説したものである。

これをどうやれば、さっさと日本語に解読できるだろうか? 一番簡単なのは、機械翻訳を使うことである。

例えば、フリー検索システムの検索欄にこのタイトル「Panspermia Asks New Questions」をそっくりそのまま入れる。すると、このタイトルのページが検索される。Googleの場合、その右側に「このサイトを翻訳する」というボタンがついている。これをクリックすれば、このサイトの英文が翻訳される。Googleにも「英文翻訳」という機能がついているが、これを使う場合には、いちいち数行ずつに分断して機械翻訳しないと、容量を超えるために正しく英訳してくれないようである。だから、直接Google検索を使うとかなりの行数のページもそっくりそのまま翻訳されて便利である。

ただし、それは機械翻訳である。かなりいい加減な部分も多い。文章の中の語順も間違えたり、名詞や動詞や形容詞などの翻訳も適切でなかったりする。特に英文から日本語に訳す方が難しいように見える。しかし、それなりに理解することは可能である。

そこで、面白いから、Google、 Yahoo、excite、microsoftなどで同じことをやってみて、その結果である翻訳がそれぞれどんな感じか、ここで紹介しておこう。やってみると、それぞれの機械翻訳の癖や特徴が出ていてけっこう興味深い。

Googleの場合。
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Yahooの場合。
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exciteの場合。
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microsoftの場合。
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これらの結果を見て日本語としてどれが一番適切だと思うだろうか? 好みは利用者によるから一概には言えないが、私個人はexcite翻訳が一番直訳に近いように感じる。Google翻訳はかなりひどい。きっとこの翻訳システムの精度は、作製しているソフト研究者の語学力や日本語力、あるいは、言語理論の理解、こういったものに依存しているに違いない。この意味では、それぞれの会社に隠れている研究者の頭のレベルを見ているようで面白いものである。

いずれにせよ、現段階では完璧なもの、完全なものはまだないようである。もっと進歩して欲しいものである。


ところで、これを書く間、テレビで国会中継を見ながらやっていたが、国会の質疑内容が非常に低レベルで幼稚である。自民党や公明党や共産党などの質問内容が、細かすぎる。何円のレシートとか、個人がどうしたこうしたとかの問題を国政レベルで議論したら、それだけで時間の無駄、NHKの無駄である。つまり、税金の無駄である。いつからこれほどまでに低級となったのだろうか。「国会崩壊」である。国会では国際レベルでおかれた日本の状況やこれからの戦略やより大きなものを議論すべきだろうヨ。今の国会は昔の弾劾裁判所や昔の労働組合の総会のような感じですナ。
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  by Kikidoblog | 2010-03-18 09:46 | ミステリー

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