水冷式ハウス:家の水浴び

みなさん、こんにちは。

残暑厳しい夏、みなさんはいかがお過ごしだろうか? 今回は車に水冷式や空冷式があるように、我々が住む家にも水冷方式の家があったらどんなにすずしいか?きっと売れるぞ、という話。

さて、こんな暑い夏でも夕方になると私は40分ほどランニングしている。その際のお供は、麗しき若い美女ではなく、ペットボトルに凍らせた”水道水”である(*)。まさしく命の氷、命の水である。走り始めるとすぐにぱちぱちと割れ始める。凍っている間は首筋や脇を冷やし実に心地よいクールさである。そうしていると次第に水になりはじめる。そしてちょうど中間点あたりで、半分ほど溶ける。この氷水を飲む。これがまたうまい。今日も生きているなという実感を得ることが出来る。そうやって残りの半分に備え、家に帰るころには全部飲めるようになる。

今年の夏はこんな感じの暑さだが、よくよく考えれば、これは人体の水冷方式である。

今年の夏のひどい暑さのとき、どういうわけか、家(鉄筋コンクリートの40年前製)にいると、陰になっている家の中の方が外よりひどく暑かった。例年であれば、家の中の日陰に入れば、風があればけっこう涼しく過ごせたものが、最近では風があっても家の中の方が暑かったのである。夕方から夜になるほどその暑さが増したようである。おそらく、それはいわゆるコンクリートの放射熱のためであろう。日昼に浴びた太陽光により吸収したエネルギーを夕から夜の間に赤外線として放射冷却しているのである。

おそらく、今年百数十人のかたがたが熱射病や熱中症でお亡くなりになったのは、たいがいが家の中にいたからである。実際、そんな暑い夜でもベランダに出れば結構涼しく、「俺は今日はここにテント張って寝たほうがましだ」という日々が何日も続いた。というのも、我が家の1992年製のサンヨーPurooが死んでしまい(インバーター方式はこれが弱点となって死んだ)、それ以来エアコンなしで過ごして来たからであるのだが。

そこで私が編み出した苦肉の策は、放水である。朝昼晩の三回、庭の木々に水を撒くついでに、コンクリートにも放水して水気を含ませて、気化熱を奪うという、実に原始的作戦に打って出たのである。しかし、これが意外や意外、実に功を奏しているのである。水の気化熱は非常に大きい。だから、水を浴びた鉄筋コンクリートの家はかなり涼しくなるのである。

そこで、考え直してみると、太陽熱を利用するエコハウスでも太陽発電を利用している家は結構あるが、さすがに水を放水している家はないようである。おそらく我が家だけだろう。この辺りではそうである。

そんなわけで、雨の日に雨水をタンクに自動貯水し、夏の暑い日になると自動的にそのタンクから水を放水して家の温度を下げる。こんなエコハウスはどうだろうか? よく鶏に餌をやる装置とか、鳥に水をやる装置とか、会社のウォーターサーバーのように、大きなタンクを逆さまにして、下が空くと水が落ちるというような装置を屋根に乗せたら、たいした電気代もかからずに自動放水装置を設置できそうな気がするのだが。

あるいは、家の周りに血管のように放水チューブを張り巡らせ、時がくれば自動的に家に放水する。こんなものでも良いかもしれない。家を水冷式にしたら、きっとエアコン代も減りかなりの電気の節約になるかもしれない。

まあ、こんなふうなことを一人勝手に妄想しながら、今日もせっせと家に水浴びさせるのである。

(*)よくスポーツドリンクや市販の水を飲む人がいるが、身体には良くないものが多く含まれている。スポーツドリンクには塩分やアスパルテームなどの人工甘味料が多く含まれ、市販水の中身は単なる”水道水のようなもの”に何かを添加したものや、海外の得体の知れない水を勝手にブランド名をつけて売っているものが多い。中には知らせずに国内では禁止されているフッ素消毒水を飲ませているものもあるからである。成分を調べたらびっくりしたという記事がどこかにあった。企業はこんなことは明示しない。会社の損になることは一切しない。日本の水道水の方が今では世界に誇る安全性の高い水なのである。と、私個人は考えて、水道水にしているわけだ。別にそうしろと推奨しているわけではないヨ。)
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  by Kikidoblog | 2010-08-26 13:01 | アイデア・雑多

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