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ヒトラーの東方予言「東方は巨大な実験場になる」:「永遠の未成年者の誕生」

(つづき)

そして、いよいよヒトラーの予言の中に我々が住む「東方」の話。それもおそらく「日本」の話が主題となる時が来る。それが「東方が巨大な実験の場になる」と言ったヒトラーの予言である。

■■■第5章:「東方が巨大な実験の場になる」──『永遠の未成年者集団』の出現

私がもっとも興味を引かれた部分がこの部分である。ヒトラーによれば、「どういう日本の未来を見ていたのか?」ということである。

結論から言えば、どうやらアドルフ・ヒトラーは、東方、つまり極東において何やら人類の将来を決定するような大きな事件が起こると見ていたようである。それもいわゆる社会的大事件とかそういう類いのものではまったくなく、「人類の生物学的進化」に関わるような地球生命史を揺るがすような大きな事件、あるいは現象が起きると考えていたのである。この意味で、「東方は巨大な実験場になる」と言ったのである。
同志諸君。きたるべき未来社会の様相を教えよう。(と言っていろいろ恐るべき見通しを語ったあと)、そして東方にはある集団が現われる。そうだ諸君。わたしが生まれた100年後(1989年)までに、そこには永遠の未成年者の集団が現われるのだ。

これは、側近のヘルマン・ラウシュニング
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に語った言葉とされる。

五島勉はこれについては、この「1999年以後」の書かれた1988年までを通じて「モラトリアム人間」とか、「ぬいぐるみが無いと眠れない女性」とか、「マザコンの男性」とか、「幼児シンドローム」とか、そういったことを想定したようである。

それから四半世紀の今では、さらに「はい、ご主人様〜」のアキバ系少女

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やそこへ通うサラリーマン、そしていつまでもマンガしか読まない大人、何でもかんでも「かわいい」しか言わない女性、いわゆる「コスプレ」でアニメのコスチュームを来て喜ぶ大人や青少年、

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などさらに度を超して来ているのである。

したがって、今では日本国民のかなりの割合で「永遠に大人になれない人々」、『永遠の未成年者集団』が誕生しているのである。そして、それが海外へも飛び火している。

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麻生元首相や日本の政府官僚なども「アニメ文化」を世界へとか、まともに考えれば実に馬鹿げたことなのだが、それも分からずに「重要な輸出産業だ」などと言っていたという始末である。

このように、ヒトラーの東方予言もまた実に正確な描写で見事に的中していたということができるのである。

そのヒトラーがヒトラーの片腕の側近ブレーンであったハンス・フランク
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に言ったとされる言葉が以下のような予言である。
「よろしい、では解説してやろうハンス。私が言った未来に現われる『永遠の未成年者集団』というのは、もちろん、死ぬまで大人になりきれない人間たち、ということだ。

そんなことは、厳しい正常な社会ではありえない。だからそうなる背景には、甘やかされた異常な社会が当然ある。その中で、同じように大人になりきれない親に、愛玩動物のように育てられるため、子どもも成人しても真の大人になれないのだ。」

「しかしハンス、じつはそれだけじゃない。私が本当に言いたかったのは、そのことではない。

未来社会には、そういう『永遠の未成年者集団』が現われる一方で、幼いときから大人の思考と感情を持った人間たちも現われるのだ。信じられないだろうが、彼らは胎児のときからさえ、そのように教育される。5つか6つで一人前の理屈と判断力を備え、13、4歳にもなれば、並の大人を指揮するほどの力を持つようになる。

つまり両極端ということだ。肉体が大人で感情が幼児のようなグループと、肉体はまだ青春期にまでいかないのに、思考と感情が大人を超えるグループ……」

「しかもハンス、それは人間の発育状況だけじゃないのだ。人類と社会のあらゆることが、未来には、そのように両極端に分かれてしまうのだ。

たとえばカネだ。一方には腐るほど大量のカネを持ち、広く高価な土地を持ち、労せずして限りなく肥っていく階級が現われる。貴族とか新しい中産階級とか言ったのはその意味だ。

だが少数の彼らが現われる一方、他方の極には、何をどうやっても絶対に浮かび上がれない連中も現われるのだ。

それはカネだけの問題でもない。より正確にいえば、精神の問題だ。限りなく心が豊かになっていく精神の貴族、精神の新しい中産階級が現われる半面、支配者が笑えと言えば笑い、戦えといえば戦う『無知の大衆』『新しい奴隷』も増えていくのだ。」

「人間だけではない。国もそうだ。恐ろしく豊かな、労せずして肥っていく国が現われる。他方、何百年かかっても絶対に払いきれないほどの借金をかかえ、水一杯すら容易に飲めない国も現われる。

気候もそうだ。とほうもない旱魃や熱波におそわれる国と、寒波や洪水におそわれる国が出る。災害におそわれつづける地域と、楽園のような地域、人っ子一人いなくなる荒地と、無数の人間が鼻をくっつけ合って生きる都会とが分かれる。

愛もそうだ。特定の男女にだけ、愛と肉体の快楽が集中する。一方、一生に一度の真の愛も快楽も得られない男女も増える。要するに、土地や金や支配力を得る者は、ますますそれを得、支配される者はますます支配されるだけになる。そうだハンス、それが未来なのだ。私の見た未来だ。未来はそうなるのだ……」

「それは1989年だ。そのころ実験は完成する。人間は完全に2つに分かれる。そこから引き返せなくなる。そうだハンス、その完成と更に新しいアプライゼ(スタート)の時期が1989年4月に来るのだ。」


ところで、なぜ今日本の福島第一原発が崩壊して問題となっている時期に、私がわざわざこんな「ヒトラーの予言」に夢中になっているのか?と言えば、まさにヒトラー予言の言っている状況そのものを、いまの福島原発問題に感じているからである。原発周辺の人間およびその福島原発を支配して来た東電や日本政府や保安院などの人間たちの間に、そういう問題を感じ取っているからである。

福島原発問題には、被災者や原発作業員(非支配者層)と加害者である政府官僚や東電や東大御用学者(支配層)などはっきりと「二極化」しているのである。

「放射能はあぶねえぞ。逃げろー」と言っても逃げない大人。すでに法定基準を大きく上回る放射能汚染でも「大丈夫」、「安全です」という政府官僚や御用学者。もはや原子炉の中に住んでいるようなものなのに、未だに作業している作業員。常識的に考えれば、もはやキチガイ沙汰である。

しかし何事も無いかのように喜々として毎日過ごしている周辺住民や子供たち。放射能を浴びれば遺伝子がずたずたになることが分かっているのに、それを喜んで受け入れる人間たち。放射性物質味付けの食材を食えば、確実に死期が早まるのに、風評被害だのどうのこうのといって、むしろ食べることを勧める知識人たち。

これを見れば、「いやー、ここにはこれまでの常識を超えた何かがあるのではないか?」と考えるのが自然なのである。すくなくとも、私個人は、そう考えた。

「これはきっと神様のお導きなのだろう」
「これは、きっと日本人が何かに突然変異して進化するのだろう」
「これこそ、ヒトラー予言の言っていたことかもしれないゾ」
「ひょっとしたら、人間が神人とロボット人間に分化するさまを見ているのかもしれない」

いやはや、いずれにせよ、これほどまでに正確な未来をヒトラーに見せたという「あいつ」とは何ものか? 私の疑問は尽きない。

  by Kikidoblog | 2011-06-10 15:27 | ヒットラー予言

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