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HAARPに地震波か?:研究用25 久しぶりに大きな地震電磁波が出たヨ!

みなさん、こんにちは。

今日、先ほどカナダの地磁気モニター群とアラスカHAARPモニターを観察したところ、久々にみる、非常に大きな(カナダの地磁気モニター群で300nT程度、アラスカ HAARPモニター群で最大400nT程度)の地震電磁波が出ている。どうやらこれは、幸いなことに日本アジアを通る大円の方角のものではないようである! しかし、この地震電磁波の前に、日本アジアを通る方角の地震電磁波300nTのものもあるので、要注意である。

だいたいおおまかな経験的なところからすると、地震電磁波の振幅が200nTがM4〜5、300nTがM5〜6前後。400nT以上のものが、それ以上の大地震だと見て良いだろう。

全部書き込むのに時間がかかるため、これまでとは逆に先に予想結果のみを書き込んでおこう。後から、その証拠となるデータを順次付け加えてゆくつもりである。

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宇宙天気ニュース
によれば、
22011/ 7/11 12:07 更新
480km/秒の高速太陽風が続いています。オーロラ活動は小規模です。

とあり、今太陽活動は活発である。だから、ある程度のオーロラ活動があり、下のインダクションメーターには強烈なピンク色の領域が出ている。

Magnetometer Chain
青の垂直成分が大きく、赤黒の水平成分が小さいのが、地震電波の特徴。今回のものは、黒線はそれほど大きくはないが、青色成分かなり大きな振幅で揺れている。
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最近はこれには一カ所のデータしかないため、このデータから方角の特定はできない。

Induction Magnetometer
一番下の周波数ゼロの近く(水平軸上)にある「白く明るい」部分が地震電波の特徴。まあ、白色に近い部分。一方、深夜に垂直に立ち上がった、幅広くピンクから真っ赤に近い色の帯状の部分はオーロラ活動によるものである。これは特にBz成分に顕著。
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今回のスペクトルデータには、かなり大きな地震電磁波が捉えられている。一方、人工的なスペクトルは今は存在していないようである。

Spectrum Monitor Waterfall Chart
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この滝チャートは、電離層の構造をMHz域の電磁波反射で調べているものだが、何層かの色のバンドに分かれているのが正常状態である。等間隔に色のついたバンドが並んでいる時間帯は、人工的な電磁波がどこかから電離層に向けて放射されていることを示している。

今日のものには、色のついていな暗い領域に覆われ、ほとんど電離層に穴があいたような状態になっていることを表している。

VHF Riometer
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(これでは、太陽活動の概日周期からどれだけ外れた異常活動があるかが分かる。)
Electron density
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Digisonde
(電離層の電子密度が高まっていることがわかる。)

一方、カナダの地磁気モニター群

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には以下のような波形が出ている。
Geomagnetism: Summary Plot from Canadian Magnetic Observatories
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7月10日UT21時および7月11日UT21時前後のものが我々が要注意すべきものである。7月11日UT7〜10時のものは、おそらくアメリカ大陸か、オセアニアではないかと予想する。


参考:
アキラの地震予報
日本国内で個人的に磁力計を用いて地震予報を行っている。非常に予測率の高い優れた研究のようである。さて、ここからは次のような警告が出ている。
父島圏内にM4.5~M7.5クラス程度の地震発生合図が沢山出ました。
小笠原諸島中心として、マリアナ・ニューギニア・フィリッピン・台湾・南西諸島・九州・
中国・四国・本州・北海道・サハリン・千島列島の地方では、地震発生に、一週間程要注意です。
 特に、南太平洋や本土での海溝型地震発生の可能性が高いです。
既に、発震してしまった可能性も有りますが、用心のため。 (07/10 16:01発信)2011.

備えあれば憂いなし。

  by Kikidoblog | 2011-07-11 20:40 | HAARPモニター観察

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