「太陽光発電を大絶賛したキムタク」とRBフラーの「ゴミは天然資源である」

みなさん、こんにちは。

これまた、ハタ次男氏が興味深い視点で捕らえているものを紹介していたので、ここにもメモさせてもらおう。

SMAPのキムタクこと、木村拓哉さん(この人自身は、在日の噂が絶えないが)が、原発事故の放射性がれき処理の問題と太陽光発電の問題をある場所のインタビューで自分の見解を述べたところ、その1週間後に突然「スピード違反」で逮捕されたというのである。果たしてこの因果関係はいかに?というものである。
瓦礫の広域拡散を暗に否定し、太陽光発電を大絶賛したキムタク。

広域がれき処理&太陽光発電 木村拓哉さん(音声のみ)


このインタビューの一週間後
木村拓哉さんスピード違反 「2回検挙」事務所発表

木村拓哉氏でも、例外なく、パニッシュメント。有名芸能人は広告塔、一種の個人広告代理店。だから、広告塔、芸能界の元締めには逆らうなということですかナ。

私個人は、かねてから、人間何でも自分で作ることができるような世界にすみたいと思って来た。テレビが欲しければ自分で作る。パソコンも自分で作る。それだけの知識と頭脳と経験をだれしも備え付けているような地球。そんな世界にすみたいものだと考えている。

そうすれば、だれかが作った平均的な商品など買う必要はない。最初から、自分の好みや目的にあったものができる。ましてや広告業などあり得ない。まあ、現時点では、現実問題としては、特赦な道具や部品などが必要なものは自分ではできないが、いまあるものの大半は自分で修理して使えるようにしているのである。

だから、仮に自治体などが、キッチンを利用できるように提供すれば、料理で地域おこしができるように、それなりの作業場を利用できるような施設を持てば、木工やら電気製品やら、何でも地域で再生することや創造することや製造することも可能なのだろうと思う。何かの小物をを作る度にそのための特殊な工具を買わなくてはならないとしたら馬鹿げているが、そういう工具の寿命は長いから、自治体や個人が共用で使える場所さえあれば、かなりのものは再生できるのである。

ところで、これと関連して、私はこれまであえてこの1年ほど震災瓦礫の問題(放射性瓦礫を除き)については書かないでいた。それは、民主党政府や政府官僚などの出方ややり方を観察するためだったからである。1年以上過ぎ、おおよそ連中の物の見方というのは、ごく一般人の土建業者とほぼ似たようなものだということが理解で来たのである。

そこで、彼らの考え方の中に含まれる大きな誤解を1つだけメモしておこう。

それは、「瓦礫(がれき)」というもの、すなわち普通の言い方をすれば「ゴミ」というものは、実際には「天然資源」の一種なのであるということである。これを一番最初にこの地球上で明確に指摘したのは、かのリチャード・バックミンスター・フラー

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であった。「ゴミは資源である。だから、簡単に燃やしてはならない」と彼は考えたのであった。

この点については、拙著「フラーとカウフマンの世界」でも議論している。私の本は買う必要はない。しかし、梶川泰司さんの翻訳による、フラーのオリジナル「クリティカル・パス

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は是非読んでもらいたいものである。

例えば、瓦礫の中には、植物由来の木工成分と、天然資源由来の金属成分がある。この他に、建設資材の中に含まれるコンクリートなどの建築成分がある。仮に、その金属成分の中に含まれる「鉄」だけを考えてみよう。

果たして、アフリカや中国の鉄鉱石の採掘場から鉄を精錬することと、東日本大震災でできた瓦礫のなかの鉄を採集することを比較した場合、いったいどちらの方がコストがかかるか? 言い換えれば、どちらの方がエネルギーがかかるか?

フラーはこの場合は、後者の瓦礫やゴミの中の鉄を集める方が、ずっと安上がりだと初めて証明したのであった。そして、そればかりか、製鉄所ではじめて生み出された鉄が、その後さまざまな用途で使われ、そして最後に瓦礫となり、産業廃棄物として生み出された鉄くずとなって、再び鉄の製錬所に戻るまでには、22・5年かかっているということを初めて示したのであった。

要するに、岩石の中に微量に含まれる鉄と炭素を集めて精錬する作業から生まれる鉄よりも、瓦礫やゴミや産業廃棄物の中から生まれる鉄くずの方がはるかに高濃度の精錬された鉄鉱石のようなものだということなのである。

ましてや、瓦礫の中には、パソコンやテレビや冷蔵庫などの電化製品もたくさんある。これらの中には、半導体がチップの中に含まれている。その中にはレアアース(希土類)の金属もある。もちろん、金や銀も含まれている。要するに、瓦礫というものは、貴金属の豊富な資源と見ることができるということなのである。

どこのおばかさんが言い出したのか知らないが、そういう瓦礫を分別もせずに他の地方自治体へ「ただで譲る」という。そればかりか、譲る相手にお金まで支払うというのである。自分の目の前に、見た目は「ゴミの山」や「瓦礫の山」に見えるかもしれないが、「大天然資源の山」があるのに、何もしないでそのまま撤去するというのである。みすみす天然資源の山を他人にくれてやるというのである。あまりにも馬鹿げていると言えるだろう。

瓦礫は、まずは一カ所に集めて、木工成分、紙成分、金属製分、電化製品成分、建築物成分、プッラスチック成分などに分別すべきなのである。そして、採取できる有効資源はできる限り、中から採取する。そして、本当に燃やせる成分のみをゴミ焼却所で処理する。こういう分別作業は地元に大きな雇用の機会や産業を生むはずである。

はたしてどれだけのレアアースや金銀やアルミなどが出て来るのだろうか?

「ゴミや瓦礫は高濃度に精錬された天然資源の一種なのだ」

というフラーの言葉を噛み締めたいところである。
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  by KiKidoblog | 2012-04-18 10:34 | マスゴミ

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