「トータル・リコール」と「ラムゼー理論」:人類は2分化するのか?それとも?

みなさん、こんにちは。

昨夜は奥さんといっしょに「トータル・リコール」
映画『トータル・リコール』予告編


映画『トータル・リコール』予告編第2弾

を観たのだが、なんとそこで描かれた世界とは、富裕層の住む「ブリテイン連邦(FRB)」と貧民奴隷層が住む、オーストラリアの「奴隷階級の国」の話であった。

世界全面化学戦争で地球上の大半の地域が住めなくなり、唯2つの場所だけが居住地として残り、そこが富裕層と労働者奴隷層の2国に分かれたというのである。そして、その2国間を地球内部を自由落下する地球エレベーターで行き来する。火星と地球を行き来していたシュワルツネッガーの前作とは状況が大分異なるが、ほぼ対応するシーンが存在する。

問題はその国々の描き方、描かれ方である。ブリテイン連邦はまさに今現在のロンドン五輪の世界そのものである。警察がロボコップに変わっただけ。一方の豪州の居住区は、まさにハイテク化したチャイナタウン。まあ、要するに、産業革命時代のイギリスの姿そのものである。

現在の経済学の創始者の1人であるラムゼー博士の「ラムゼーの貯蓄理論」というものがある。この最後の最後の結論は、富裕層と貧困層に分離して調和するという実に意味深な予言がされている。

どうやらこの予言に相当欧米のインテリは影響を受けたものと思われる。最近でも欧米の分子生物学者が「人類は二極分化していく」というまことしやかな予測をして喜んでいる。特にイギリス人科学者がこれを好むのである。このことからも相当にラムゼー理論の刷り込みは深刻なのかもしれない。

しかしながら、ラムゼー理論の成り立つ前提にはかなり無謀かつ数多くの仮定がなされている。中でも最大の仮定は「科学技術の進歩のない世界」というものである。人口も家庭も文化も何もかもが一定という条件付きで、しかしお金儲けだけには関心がある人々がいるという前提である。

我々物理学者ならナンセンスと一笑にふして終わりだろう。この理論は無意味であると。まあしかし天才ラムゼー博士の論文だから数学には多少の面白さはあるというようなところだろう。

ラムゼー理論の時代はまだ複雑系理論もカオス理論もネットワーク理論も存在しない前衛的時代だからそのような前提をおいても仕方がなかったというべきかもしれない。今では、成長するネットワーク、スケールフリーネットワークに基づいてラムゼー理論を拡張すべきであろう。そうするとどうなるか? 

人類は2分化するのか? あるいは多種多様に分化するのか? あるいは、1種独裁か?

実に興味深いところである。私が富裕層の1人であれば、この研究を実現したものに懸賞金1億円くらいだしても良いくらいの問題なのである。残念ながら、私は貧乏層の1人だから、懸賞金はつけることができない。

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ところで、その「トータル・リコール」の上映前の予告編に「ハンガーゲーム」

というもっと邪悪なものがあった。さらにはMI6「007」の最新版「スカイフォール」

もあったが、基本的にはこれらも富裕貴族階級と貧困労働者階級の話のようである。ハンガーゲームは、その富裕層の暇つぶしのために、貧困層から生け贄が選び出され、選ばれた若者同士で、日本の「ガンツ」のような殺人ゲームを行うというものである。

ハリウッドは精神科に見てもらった方がいいのではないか? 営業禁止ですナ。もっともハリウッドは精神異常者のたまり場と言われるペンタゴンの広告塔と成り下がったというから、ペンタゴンの検閲なしにはいまでは映画も作ることができない。その証拠にオスプレイのCGが満載である。それほどまでにオスプレイを売りつけたいのだろうか? こんな下手物趣味のオスプレイよりTR3BのマンメイドUFOを売るべきだろう。

いやはや、なんとも後味の悪い映画ばかりが目白押しである。
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  by KiKidoblog | 2012-09-03 12:33 | バイオコンスピラシー

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