「iPS細胞」の光と影、表と裏:平和利用と軍事利用の諸刃の剣!?

ヤヌス神
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「古代ローマの神ヤヌスは、物事の内と外を同時に見ることができたという…」


みなさん、こんにちは。

山中伸弥博士の開発した「iPS細胞」は今回のノーベル生理学賞を受賞した。山中博士の前に体細胞から細胞核を取り出して、卵子の細胞核を取り除いた卵子に入れて、細胞分裂させてカエルを誕生させたのが、ガードン博士、ほ乳動物の羊のドリーを誕生させたのが、ウィルモット博士と故キャンベル博士であった。
世界初のクローン羊ドリーの生みの親、K・キャンベル博士死去
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この技術に関しても賛否両論存在する。日本は諸手をあげて日本の産業育成をはかるために大賛成ですでに数百億円も投資した。しかし投資される方の医学者の数には限りがあり、同じグループしかいないわけだから、2重、3重、4重に各省庁からの研究助成金が集まることになる。今回の森口ハーバード事件はその一端をかいま見せたというわけである。

一言で言えば「僕、iPS細胞を研究します」と言えば、ほぼ無作為にお金がもらえるというわけである。だから、ヤクザが職なし大学院卒業生を捕まえて来て、お前iPS細胞研究を申請しろといってもお金がもらえるわけだ。

この状況は、私がここで大分前に「インチキ除染会社に気を付けろ」
「ジュセリーノの正体」:大予言者から詐欺者へ転落か?

ついでに付け加えておくと、霊の「除霊」と放射能の「除染」と何となく似た感じがする。霊を見ることが出来る霊能者がやって来て、

「お前には悪霊がついている。それも高級霊じゃ。わしにはその除霊ができるが、金がかかる。もしお前が10万円払う事ができるなら、わしが除霊してやろう。」

というように、放射能の「除染」の場合、

「お前の家には放射性物質がついている。それもセシウム137じゃ。わしにはその除染ができるが、金がかかる。もしお前が10万円払う事ができるなら、わしが除染してやろう。」

というような輩がこれから出て来ないとも限らない。

インチキ線量計を使って、あなたの家の周りの放射能数値が高い。だから、除染の必要があります、などといって、適当に水かけて「ハイ、30万円いただきます」というような、インチキ除染ビジネスである。

くれぐれもご注意を。

いやはや、ガッカリーノ、シタリーノですナ。
とメモしたが、これは今や現実となって久しいらしいナ。「iPS細胞」研究でもこれと同じような状況になり得るかもしれないということである。研究助成は常に精査しなくてならないということである。この場合は、組織名というよりは行う研究者を精査という意味だが、言い換えれば、所属より人物でという意味だが、めんどくさいからたいていは組織名や会社名などの形式処理するから失敗する。

さて、前置きが長くなったが、
(あ)そもそも「iPS細胞とは何か?」
ということがまずは最初のハードルになる。

これは英語の「Induced pluripotent stem cell」省略であるという。

あず「stem cell」というのが、「幹細胞」というもので、これは人間で言えば、おそらく高校生のようなものである。だいたいの将来像は決まっているが、まだ未分化でみな同じような立場にある。そんな状況下にある細胞のことを意味する。

次に「pluripotent」というのは普通の辞書にはない単語であるが、その中の「pluri-」は「数個の、多くの」を意味し、「potent」は「可能な」という意味である。だから「pluripotent」とは、「数個以上になることができる」というような意味だろうと推測できる。

最後の「induce」とは、「人が誘発させる」という意味だから、「induced」とは「人によって誘発させられた」という意味になる。

というわけで、「iPS細胞」の意味は「人によって誘発させられた数個以上の異なる細胞になることができる未分化の幹細胞」というような意味となる。日本語では「人工多能性幹細胞」と命名されている。

(い)次に、この「iPS細胞」はどうやって作られたのか?
というと、「Induced pluripotent stem cell人工多能性幹細胞)」の中になかなか秀逸な解り易い記述がある。英語版の方が技術に関してはより詳しい。日本語版は歴史に詳しい。

それによれば、体細胞の細胞核に「OCT3/4・SOX2・KLF4・C-MYC」の4つの遺伝子をレトロウィルスを用いて組み込むと「iPS細胞」が誕生したということらしい。

レトロウィルトとは、こんなものである。
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まあ、レトルウィルスというと聞こえは良いが、要するに「エイズウィルス」や「白血病ウィルス」の類いである。インフルエンザウィルスような殻を持ち、真ん中にRNAと逆転写酵素が入っているというまさにコンピュータウィルスのような構造のウィルスである。

この中に上の4つの遺伝子を入れ替える。そしてこのレトロウィルスを体細胞に感染させると、ウィルスの活動により、これら4つの遺伝子が体細胞の染色体のDNAのどこかに入り込む。そしてうまく行けば、「iPS細胞」ができるというのである。これを山中博士が発見した。
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(う)では、何が問題か?
というと、問題はまだ山積みなのである。その中のおそらく最大のものは、「発ガン化」であると思われる。

というのも、中に組み込んだ4つの遺伝子の内の2つは、そもそも母体の卵子に含まれている遺伝子だから問題はないということらしいが、残りの2つ(KLF4・C-MYC)が実は「癌遺伝子」由来というものであった。だから、せっかく万能細胞になったとしても、のちのち癌化しては元も子もない。

そこで、まずは「KLF4」遺伝子をやはり母体卵子由来の「 Nanog」遺伝子なるものに変えたり、「C-MYC」を使わなかったりして、なんとかして「発ガン化」を食い止めようとしているようである。

(え)その次の問題は、ウィルスを使った遺伝子注入の是非だろう。

人間の身体に薬を投薬する場合、経口で口からのみ胃腸で吸収するか、あるいは注射器で筋肉注射したり静脈で入れたりする。医学者は相手が細胞という小さなものに直接薬を入れたりDNAを操作するわけだから、注射器の代わりにウィルスを使う。

昔はマクロファージに感染する
ファージウィルス
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を使ったというが、これなどまさに月着陸船のような形で、細胞表面に着陸して注射器のようにウィルスのRNAやらDNAを注入する。いまでは、
アデノウィルス
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やらいわゆる風邪を起すようなウィルスを注射器代わりに使っているというのが現状のようである。そしてさらにレトロウィルスまで使うということらしい。

人間が薬を飲んだり、身体に注射すれば、その成分は病気の細胞どころか健康細胞まですべてに及ぶ。癌治療の時の抗ガン剤を点滴すれば、がん細胞だけではなく、正常細胞まで傷つく。

ウィルスを使った遺伝子注入の場合もこれと同じ問題が生じるのである。

マジシャンが、トランプを手にとり、そこから好きなカードをとってください。そしてとったカードを好きな場所へ入れて下さいというが、これと同じように、ウィルスでDNAを注入すれば、それは染色体上のどこに入るかはまったく分からないのである。結果オーライというわけである。

DNAにはタンパク質をコードしているエクソン部分とタンパク質をコードしていないイントロン部分に分かれている。最近では、このイントロン部分も「i-RNA」というものをコードして細胞活動をコントロールするプログラムしているのではないかという話もある。

そんなわけで、いたずらにどこにでも「iPS細胞遺伝子」が入ると、それがいろいろ問題を起すかもしれないわけである。癌化はまだ見た目に解り易いが、遺伝子には「物質の遺伝子」の他に「行動制御の遺伝子」というものもあるから、のちのち身体は正常でも行動が異常ということも起こりえるのである。もちろん、異常な人を正常化することもあり得るが、確率から言えば、異常化する方が大きいはずである。それほどまでに細胞を細胞として一個体の中でうまく統合活動させることは難しいのである。

(お)次の問題は、特許戦争であろう。
日本国内には、「バイエル製薬」のような「トロイの木馬」が仕込まれていた。京大の山中博士の動向を近くからスパイし、山中博士が特許を申請する前に申請したというのがバイエルであった。「スパイ活動防止法」というものが日本にはないから、これがある欧米と比べると非常に不利になる。

ちなみに「バイエル製薬」はNWO側の企業の代表的なものの1つであると言われている。

(か)最後の問題は、やはり「軍事利用」ということだろう。
日本には正規の軍隊はないから、JCIAのような諜報部も軍組織の研究所もない(一応、表向きではそういうことになっているが、裏ではどこかにあるのかもしれないが)。だから、ウィルス研究を軍隊で行うことはない。

しかしながら、欧米、特に英米では、歴然として陸海空それぞれが独自にそういうウィルス兵器研究所を持っていると噂されて久しいのである。イスラエル軍には「アジア人だけに感染する凶悪インフルエンザ株」を持っていると言われて久しい。今回の東日本大震災直後に東北入りしたのは、イスラエル軍の医師グループ
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(もちろん日本へ来たのは良い人たちだったのだろうが、向こうには邪悪な研究所もあるのだヨ。)
であった。だから、かれらは日本人の血を根こそぎしたはずなのである。今では「日本人だけに感染するウィルス兵器」を持っているとみて間違いはないはずなのである。

個人ごとに異なる医療のことを「テーラーメード医療」というが、これが軍隊に行けば「テーラーメード殺人ウィルス」ということになるわけである。特定の個人だけに感染するウィルスですらいまでは作り出せるのである。

その昔原子力の平和利用と軍事利用のはざまで湯川秀樹博士や米国のオッペンハイマー博士が揺れ動いたというが、いまでは、「インフルエンザ」や「iPS細胞」の研究であろうが、同じような状況が生じているのである。「インフルエンザウィルス」の平和利用は「ワクチン開発」となるだろうが、軍事利用となれば「殺人ウィルス開発」となるわけである。「iPS細胞」であれば、平和利用は「難病の治療」ということになるが、軍事利用となれば、「難病を起す兵器開発」ということになるわけである。


さて、最後に私個人の素朴な疑問、英語で言う「ナイーブな疑問」というものである。

ガードン博士とウィルモットーキャンベル博士は、体細胞の核を卵子の核を取り除いて入れ替えた。それで卵割が始まり、体細胞由来のクローンカエルやクローン羊が誕生した。その一方で、山中博士は、卵子の中に入れる代わりに、体細胞の核に4つの遺伝子を入れて同様に卵割させることに成功した。

素人目で見ても、この2つの間には「深くて長い溝がある」、「三途の川」のようなものが流れているとすら見える。

そこでもし結果が同じようなものだとすれば、細胞核そのものは同じものなのだから、卵子の細胞の中に、山中博士が行ったことに匹敵する操作を行う何かがあるということになるはずである。自然は卵そのものに山中博士のようなことをする仕組みを発展させて来たわけである。

生殖細胞をいじくることは御法度なのであるとすれば、つまり、生殖細胞の遺伝子を変化させて成体を作ることは御法度であるとすれば、卵子の中の成分に何があるのかを突き止めることが必要なのではなかろうかということである。

要するに、卵子の外側の細胞成分から、中に入れた体細胞核に何かが入り込んでそれから細胞分裂が始まるのかどうか、その何かとは何か、ということを調べるべきではないのか、というのが私の素朴な疑問なのである。

というのも、ガードン博士やウィルモット–キャンベル博士らが注入した核に何か細工したというわけではないからである。何かしたのは卵子の外殻だからである。

私の疑問は尽きない。

いずれにせよ、平和利用の影には軍事利用もあるということだけは頭に入れておいた方がいいかも知れないですナ。
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  by KiKidoblog | 2012-10-17 12:26 | バイオコンスピラシー

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