ドイツ復活!:おめでとう、ブンデスリーガ!久々の「欧州一」確定!

みなさん、こんにちは。

いやー、そんな予感はしていたが、ついに今年ドイツ・ブンデスリーガの時代が再来した。欧州チャンピオンズリーグの決勝にドルトムントに続いてバイエルン・ミュンヘンも進出した。スペインの強豪メッシのバルセロナをトータル7-0で退けた。以下のものである。
バイエルンがバルセロナ破り、決勝へ…欧州CL
e0171614_7394561.jpg

【バルセロナ(スペイン)=大野展誠】サッカーの欧州チャンピオンズリーグは1日、準決勝第2戦の1試合が行われ、前回準優勝のバイエルン・ミュンヘン(独)がアウェーで2季ぶりの優勝を狙うバルセロナ(スペイン)に3―0(前半0―0)で快勝し、2戦合計7―0で、2季連続で決勝に進出した。
 バイエルンは49分にMFロッベンが先制ゴール。72分には相手のオウンゴールで2点目を奪い、76分にはMFリベリのクロスをMFミュラーが頭で決めて3点目を挙げた。バルセロナのメッシはベンチ入りしたが、出場しなかった。
 5月25日にロンドンのウェンブリー競技場で行われる決勝は、ドルトムントとバイエルン・ミュンヘンのドイツ勢対決となった。

1試合目


プロモーション

さて、今回は、1970年代の旧西ドイツ時代の黄金期以来の黄金期の再来を祝して、メモしておこう。

この1970年代の黄金期は、もちろんフランツ・ベッケンバウワーとゲルト・ミュラーのバイエルン・ミュンヘンの時代である。
サッカーの話:やはりサッカーは会場で見るべきものだ。特にアップを見よ!
e0171614_1227855.jpg

この当時まだ全く無名だった
カール・ハインツ・ルムメニゲ
e0171614_8252779.jpg
もここで成長し、後にバロンドールクラスの選手になった。
バロンドール(世界年間最優秀選手)

しかしながら、ドイツはアーリア人思想が根深く、優秀なドイツ人という考え方に凝り固まり、「純国産主義(ドイツプロリーグはブンデスリーガで育成したドイツ選手だけで構成するべきだ)」で突き進んだのである。しかしそのせいで、金に糸目をつけずにどんどん世界中から優秀選手を集めた、スペインのリーガ・エスパニョーラやイングランドのプレミアリーグやフランスのリーグやイタリアのセリエAに徐々に差を付けられてしまったのである。

その結果、不遇の1980年代から1990年代が訪れた。まだ80年代90年代はそれなりに70年代の遺産が残ってまだましであったが、90年代に入ると、徐々に他国との差が顕著に現れるようになり、そして21世紀の2000年代に入ると、もはやその差が歴然となり、かつての王国の姿はなくなったのである。

この差は何だったかというと、野球で言えば、アメリカのメジャーリーグと日本のプロ野球の差のようなものである。世界中のトップの猛者を集めたメジャーリーグに比べれば、日本のプロ野球はその下部組織の育成リーグのようになってしまったように、ブンデスリーガには若い経験不足な選手ばかりで、スペインやフランスやイングランドやイタリアのリーグのような猛者がいなくなってしまったのである。これでは勝てない。

そして、ついに
フランツ・ベッケンバウワー
e0171614_8371746.jpg
が、こういった。
「我々の考え方は間違っていた。」
そして、ドイツも金に糸目をつけずにどんどん他国の優秀選手をトップチームに集める戦略に変えたのである。

その成果は如実に現れた。ドイツ人若手選手たちは、基本に忠実なドイツの「コンチネンタルサッカー」を身につけた上で、他国からやってきたトップ選手たちの間で切磋琢磨し、経験を積み、どんどんワールドクラスレベルの頭角をあらわす選手たちが出てきたのである。そして、ワールドカップでも常にベスト4,準優勝のレベルに上がってきたのである。

あとは、「欧州一の復活」のみとなったのであった。

そして、ついに2013年の今年、2000年のバイエルン・ミュンヘン以来の「欧州一」が確定したというわけである。
UEFAチャンピオンズリーグ


私個人は、昔の日本代表のサッカー、つまり、クラマーコーチが日本に伝えた「ウィングプレー」、「コンチネンタル・サッカー」やそのライバルのヨハン・クライフ時代のオランダの「トータル・フットボール」で育ったせいか、ドイツサッカーのスタイルが一番好きである。

だから、ゴールまでほとんどノートラップで、相手にボールを触らせることなく無駄なく進むサッカーが一番優れていると考えている。特に香川真司とともに成長した、いまのドルトムントのサッカーにその雰囲気が出ていると思う。

いまどきたいていのチームが「アーリー・クロス」をするため、マイナスのセンタリングをするチームはそれほどないが、徹底的にサイドからスピーディーに基本通りのウィングプレーで敵をやっつけるサッカー、それがドイツのサッカーである。

これは、Jリーグになって20年の日本サッカーが、どういうわけか失ってしまったものである。Jリーグのチームは、スペインのバルセロナのサッカーの影響を受けすぎたせいか、スペインサッカーの本質が伝わるのではなく、見た目ばかりを取り入れてしまったせいだろう。かならず不必要なトラップや必要ないパスの繰り返しばかりが目につき、脅威ではないプレーばかりになったのである。だから、逆説的に高校サッカーが新鮮に見えるのである。そのせいか、日本のJリーグは「アジア一」にすらなれなくなってしまったのである。

祝ドイツサッカー。おめでとう、ブンデスリーガ!
来年のワールドカップブラジル大会でドイツが優勝したら、完全復活だナ。

おまけ:
ちなみに、このドイツサッカーが行った方法は、今の日本企業にもまったく使えるものである。経営者は日本人であるべきだろうが、その下の技術者や科学者は、「金に糸目をつけずに世界中から集める」。そして、その中で国産の若手を切磋琢磨させるべきなんですナ。そうすれば、日本人のワールドクラスが現れる。ところが、日本企業は逆をやってきた。研究拠点を国外に作ってしまった。これでは国内には育たない。

実は、これと同じ事の国内版が、東京と地方の問題。日本の企業は拠点を東京だけに作ってしまった。だから、地方は優秀な若者が東京に吸い上げられ、地元にはカスしか残らない。だから、地方発の新規産業など生まれるはずもない。大人と言えば、年金生活者とボケ老人や身障者だけでは、若者は学ぶ機会がまったくないのだ。うまくいっている地方は、地元に拠点を持つ企業やそれなりの大学のある場所だけ。地方再生は「町おこし」、「村おこし」のような陳腐なものではできない。積極的にワールドクラスの人材を住めるようにするための大学やら企業やらの積極的な人材確保が必須なのである。

とまあ、そんなことを考えさせてくれるドイツサッカーの躍進であったナ。
[PR]

  by KiKidoblog | 2013-05-02 08:15 | サッカー&スポーツ

<< HAARPに地震波か?研究用9... 「シリウス暴露プロジェクト」 >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE