「日ユ同祖論」:「日本-古代イスラエル同祖」であって「日本-ユダヤ同祖」はあり得ない!

みなさん、こんにちは。

今回はこれをメモしておこう。いわゆる「日猶同祖論」というものである。

しかしながら、多くが誤解してしまうのは、古代イスラエルは12支族(+1支族)あったが、それが一旦北イスラエル国(10支族)と南ユダ国(2支族+1)に分裂し、北イスラエルは先にアッシリアに滅ぼされ、居残った南ユダは後でアッシリアを滅ぼしてきたバビロニアに滅ぼされ、有名なバビロン捕囚となったということである。

そしてその末裔が欧州のユダヤ人(Jews)となった。だからここでいう古代イスラエル10支族というのは、北イスラエル10支族のことである。

そして、一方、その欧州のユダヤ人をいつも支配しようとしたのが金髪碧眼種族であり、その一派がいわゆる「帝国主義」を発案したアッシリアやバビロニアを生み出し、黒髪の現地のアッシリア人やバビロニア人たちを支配した。だから、アッシリアやバビロニアの地方にいまいる人たちと古代の支配者はまったく人種的に異なる。

その支配層が場所を移って古代ギリシャ・ローマを支配し、ギリシャ帝国やローマ帝国を生み出した。そして、ローマの皇帝カエサルの兵隊が逃げて住み着いて出来たのが6世紀〜7世紀の東欧のハザール帝国。

それがギリシャ正教のロシアとイスラム教のアラブの板挟みとなってユダヤ教に改宗。そして彼らが自称ユダヤ人となった。これがハザール出身のユダヤ人、通称「偽ユダヤ人」(=アシュケナージユダヤ人=金髪碧眼のユダヤ人)である。

この人達がモンゴル来襲によって後に東欧に住むようになり、イーディッシュ語を話すようになった人々である。この人達が現在のイルミナティーNWOのルーツである。世界支配層の富裕層と呼ばれる起業家経営者集団である。

現在の欧州の人たちがユダヤ人と思う人達はこのタイプである。だから、日本人とはまったく見た目が違って見えるのである。しかし、生粋の欧州のユダヤ人とは結構にているのである。エプシュタイン顔は日本人にも多いのである。(エプシュタインでブログ内検索)

そういうわけで、「日ユ同祖論」というのは間違いである。正しくは「日イ同祖論」である。古代ユダヤと日本人が同祖というよりは、古代イスラエルと日本人が同祖なのである。だから、「伊勢(いせ)=イスラエル(古代)」なのである。

前置きが長くなってしまったが、どうしてもそういう大まかな事情を知らないと、このコメント欄にある現在のアメリカ人やイギリス人の反応や意見がどうして生じるか理解できないからである。また、その誤解の面白さを笑うことが出来ないからである。

ちなみに、「日ユ同祖論」としきりに「ユダヤ」を強調するのは、そういう人たちに共通の目的があるからである。それは、ユダヤ人はユダヤ教を信じる。これは古代も現在も同じである。ユダヤ教は「一神教」である。ところが、日本人は「多神教」=「無限神教」である。一神教の逆である。古代イスラエルも多神教であった。だから、古代イスラエルは古代ユダヤとたもとを分かったのである。そこで、現在のユダヤ教徒やキリスト教徒は日本人を一神教を信じる民族にしたい。それゆえ、「日ユ同祖」というキーワードに日本人をユダヤキリスト教の支配権にしたい。とまあ、そういう理由からである。古代イスラエルと古代ユダヤは多神教と一神教という大きな違いがあったのである。そして、古代ユダヤは聖書に古代イスラエル人は多神教を信じたから滅ぼされたのだと書いているのである。つまり、バカにしたわけである。

さて、問題のものはこれ。
海外「日本人とユダヤ人は似てる」 『日ユ同祖論』に外国人興味津々

日本人とユダヤ人の先祖は同じだとする説、日ユ同祖論。
古代イスラエルの「失われた10支族」が過去に日本に渡来していた、
という説などを元に、日本・イスラエル双方の研究者によって提唱されています。

一般的に指摘されている共通点は、ウィキペディアをご参照ください。

動画では、以下の類似点を挙げ、日本の中のユダヤ文化として紹介されています。

・由岐神社(鞍馬寺の鎮守社)で行われる鞍馬の火祭 と、
 ユダヤのローシュ・ホデッシュ(新月を祝う)との類似点

・アーク(聖櫃)と日本の神輿との共通点
・伊勢神宮がエルサレム神殿に似ており、また共に神体として鏡を奉安している/た点、
・伊勢神宮の灯籠に六芒星が描かれている点
・山伏の装束、特に兜巾がラビのヒラクティリー(経箱)に似ている点、
・山伏の法螺貝とユダヤ人が祭りの際に用いる「ショーファー」に似ている点
・山伏は「虎の巻」を用い、ユダヤ人はトーラースクロール(巻物)を用いる点
・山伏の装束を着用している天狗が、西洋人の顔立ちをしている点

日ユ同祖論と言うよりは、似たような文化があるよ、という、
日ユ同文化論のほうが近いでしょうか。
この指摘に、外国人からは様々な意見が寄せられていました。

The Mystery of Jews in Japan


■ 本当に興味深かったし、動画もよく出来てた。真実なのかなぁ。 アメリカ
■ ↑うん、本当の事だよ。こういう動画、YouTubeにいっぱいあるし。 アメリカ
■ もしユダヤ人が日本に移住してたなら、その子孫達は何でその事を忘れてるの?
  それに宗教的な伝統を失くしちゃってるのもおかしい。
  他の国のユダヤ人は、何とか伝統や習慣を残してるのに。 ニュージーランド
■ 多くの類似点はあるが、確たる証拠はない……。
  だからこそ、素晴らしいミステリーになってるんだ!!! アメリカ
■ すまんけど、これはちょっと信じられないわ。
  儀式とかに類似点があるからなんだって言うんだ? 
  言語の違いなんかを考慮すると、ちょっと飛躍し過ぎだと思う。 アメリカ
■ キョウトの発展に大きな影響を与えた日本のハタ氏が、
  ユダヤにルーツを持つ人々何じゃないかって議論はずっとあるんだよね。
  ヤハタ、ヤタ、ヤハダ、ハダなど様々な呼び方がある。
  ヤハダは、古代イスラエルの支族、yehudaじゃないか主張する人もいる。
  DNA鑑定を行えば、すべてが明らかになるはずなんだけどね。 イスラエル
■ fushigi,... ippai. hontoni suberashii. アゼルバイジャン
■ 笑ったあとでまた笑って、ちょっと考えてまた笑っちゃったよw イギリス
■ 日本の寺の設計とかがイスラエルの神殿と似てるって? どの面でよ?
  中国とか日本の周辺国の寺院を見たことあるか?
  中国ほどの影響が見られないのに、ユダヤ人と日本人には関係性があるって?
  それは君が、「そうあって欲しい」ってだけじゃん。 オーストラリア
■ エーッw 何でテングってあんな長い鼻してるの? アメリカ  
   ■ 恐らく、西洋人かユダヤ人の容貌を強調してるんだと思う……。 アメリカ
■ 日本人はユダヤ人だって。ハハッw 
  面白いヤツラだ。まぁ面白い動画だったよ。 アメリカ
   ■ 確かに日本人はユダヤ人ではない。
     だけどこの2つの民族が同じ先祖を持ってる可能性はあるんだ。 アメリカ
   ■ どうしてユダヤ人があんなに頭がいいのかがこれで分からないか? アメリカ 
■ 「日本に存在するユダヤの謎」じゃなくて、「ユダヤの中の日本の謎」だと思う。
  ユダヤが世界中に影響を与えてるなんて考えはやめてくれ。 国籍不明
■ オーケー……。もし日本人がユダヤ人と関係があるなら、
  どうして第二次世界大戦の時に枢軸国の一員だったんだ? アメリカ
■ 挙げられた根拠はすべて、偶然だと片付けることもできるが……。 イスラエル
■ カナダから来た友だちはユダヤ人なんだ。
  彼にこの動画を観せたら大喜びするだろうね。
  彼は日本の文化が大好きで、直接見たいってずっと思ってるから。 アメリカ 
■ この件に関しては、疑いの余地はない。
  失われた10支族は東アジアに向かったんだから。 アメリカ
■ 絶対ユダヤの文化と日本のシントウには繋がりがあるよ……。
  ユダヤ人が日本人の先祖だとは思わないけどさ……。 イギリス
■ どうしてユダヤ人の文化が日本においてのみ見られるのか。
  そして、中国やインドのような周辺国では見られないのか。
  それは古代、支族が東の果てまで旅をしたからなんだと確信してる。 プエルトリコ
■ もしユダヤ人が日本に向かうとしたら、2つのルートが考えられる。
  アメリカ大陸から海を渡ってっていうルートか、
  中東を抜けて、ベトナムや中国にたどり着くルート。
  だけど中国やその周辺国には、ユダヤ文化の影響は見られないだろ。
  アメリカにも文献などは一切残っていない。
  彫像でも絵でも何でも、しようと思えばいくらでも関連付けられると思うんだよね。
  日本よりも、エチオピアとかアフリカの方に行ったんじゃないかな。
  元いた場所からはるか離れた場所ではなくて。 オーストラリア 
■ 日本は元々、母権制社会なんだよね。
  そして"皇帝"の制度が中国から来る前は、シャーマンの女王を戴いてたんだ。
  だから偶然古代ユダヤの母系社会と似てても、なんらおかしくはないよ。 メキシコ
■ でも古代ユダヤの文化はもうそのほとんどがなくなってるよね。
  だけど日本の文化は今でも残ってる。
  その根源がどこにあるのかを知ることもなく。 アメリカ    
■ アジア地域に宗教を伝えたスキタイ人の影響じゃないの。
  彼らはユダヤ人の影響も受けていたわけだし。
  貿易ルートはかなり古くから確立されてたから、
  それぞれの社会はそれぞれに影響を与えてたんだよ。
  そこに大きなミステリーはないと思うのよ。  アメリカ
■ テングは中国本土の食べ物を口にするのが好きで、
  クラヴ・マガ(イスラエルの格闘術)に長けていたことで知られてる。 アメリカ
■ シントウの神社がエルサレムの神殿に似てるのは偶然なんかじゃない。 カナダ
■ 日本文化はまったくもってユダヤのものとは違うだろ……。
  日本人の無宗教っぷりは折り紙つきだぞ……。
  2つは完全に違う文化だし宗教だよ。 イギリス
■ 興味深い目の付け所だね。俺は信じたい。
  2つの文化が収斂進化したケースなのかもしれないね。 アメリカ
■ 正直、民族としてユダヤ人と日本人は凄く似てると思う。
  文化の外見的な価値観とか精神性は違ってるけど、歴史は本当に似てる。
  2つを並行的に勉強すれば、近代日本はイスラエルに似てるって分かるよ。
  両方とも自分達の宗教をただの宗教じゃなくて、文化の1つとみなしてる点とか。 
  国自体も固有の文化と一体化させて作ってるよね。
  そういう点では、ユダヤ人と日本人はそっくりだと思う。 カナダ
■ 実際に(過去に大陸から渡ってきていない)日本人のDNAを検査したことあるんだよ。
  そしたらアフリカや中東の人たちからも検出された、
  ユダヤ人に近いタンパク質が見つかったんだ。 アメリカ
   ■ それは信用できんな。
     日本人が持ってるとすれば、ドイツ人と同じ遺伝子だと思う。 イギリス
■ 事実を言うと……日本人はユダヤ人じゃないし、ユダヤ教を信仰してもいない。
  彼らは自民族中心主義じゃないし、選民思想を持ってるわけでもない。
  だけど日本人の中に、古代イスラエルの子孫がいるのはいると思う。
  3千年の歴史の中で、中東から日本に渡った人間がいてもおかしくないさ。 メキシコ

ところで、この問題を扱った西洋人の著作はすでにたくさんある。我が国で一番知られているのは、ヨセフ・アイデルバーグの以下の本。
日本書紀と日本語のユダヤ起源
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英語版(English version is below.)
The Biblical Hebrew Origin of the Japanese People
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(This is an extremely supreme book.)

日本にいたマービン・トケイヤーというユダヤ教ラビの書いたもの。
聖書に隠された日本・ユダヤ封印の古代史―失われた10部族の謎
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私は長らく、つい最近まで、このラビのトケイヤーの本は英語から日本語訳されたと書いてあるから、てっきり英語圏でも英語版があるのかと思っていた。しかしどうやらそういうものはなく、直接英語の原稿から日本語訳されて日本でしか出版されていないものらしい。だから、日本国内では非常に知られている割にはほとんど海外では知られていないわけである。

これが、上で私がメモしたように、このラビ(ユダヤ教)と翻訳者の久保有政氏(キリスト教徒)の「真の目的」が隠されているのである。日本人を一神教に教化するために、「日ユ同祖論」を説いているのである。

さらに古い本は、ノーマン・マクレオドのこの本。
[超図説] 日本固有文明の謎はユダヤで解ける (超知ライブラリー) [単行本]
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英語版(English version is below.)
Epitome of the Ancient History of Japan
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Tudor Parfitt describes McLeod as
...a Scot who started his career in the herring industry before he ended up in Japan as a missionary..[1]
Beyond that is very little known for certain about him except that he published a book in 1878 in Nagasaki called Epitome of the ancient history of Japan (cover title: Japan and the Lost Tribes of Israel) and another in Kyoto under the title Illustrations to the Epitome of the ancient history of Japan, including illustrations to the guide book.[2]
The thesis of these extraordinary books was that the holy class of Japan is descended from the Lost Tribes of Israel. He claimed that the first known king of Japan was called Osee and came to the throne in 730 B.C., identifying him with Hoshea, the last king of Israel, who died in 722 B.C. The books contain extensive comparisons of the religious rituals of Judaism and Shintoism as evidence of the links between ancient Israel and Japan.[3]
McLeod dedicated the book Epitome of the ancient history of Japan published in 1878 to "Rve. William Mackenzie (Late of North Leith Free Church, Scotland)". [4] The following passage is an example from the book in which McLeod draws correlations between his observations on Japan and the fulfillment of biblical prophecy.

このニコラス・マクレオドは明治初期にまだ江戸時代の空気が残っていた当時の日本にやってきたカナダ人である。この人が、当時の日本人の顔を士農工商の身分ごとにみごとにスケッチして残している。そして、その結論は、
日本人には4種類の明らかに顔形の異なる民族がいた。
ということである。「皇室やお公家さんや貴族は東欧のユダヤ人に非常似ている」と驚いたのである。

この本の日本語版の最後には、同じ時期にちょっと遅れて日本へやって来たカナダ人の
エドワード・オドルム博士
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のカナダにおける講演「日本人とは誰か」が翻訳されて付録になっている。

この人は当時の日本の民芸品や武具などあらゆるものを日本全国津々浦々を旅してまわって収集した。とういうより、安く買った。というより、盗んでいった。そして、カナダの博物館に陳列した。大英博物館の真似をしたのである。だから、当時の日本の貴重な逸材はカナダに流出したわけである。カナダのどこかに眠っているらしい。どうやら20世紀初頭には欧米では「失われた10支族発見競争」というものがあり、そういう目的で世界中を旅したのである。そしてついに日本へもやって来たのである。

まあ、この「失われた10支族」の話に興味をもつ人は、こういった本を読めば良いだろう。

しかしながら、ユダヤ人のタルムート(律法書)には「ユダヤ人以外は家畜(ゴイム)」とあるらしい。そして、トケイヤーは「ゴイム」と「外人(がいじん)」は同じ意味だというような言い方をしているが、日本人は「外人」と「外もの」呼ばわりはしても「外人」を無碍に迫害したり殺害したりしない。異教徒であっても殺したりはしない。ところが、ユダヤ人はどんどん異教徒を殺してきたわけである。

アメリカ・インディアンを殺したのも欧州から米国へ渡ったユダヤ人。コロンブスやコルテスなど南米でインディオを殺害して金を奪い取ったのもまたスペインにいたユダヤ人(ユダヤ人と名乗れなかったマラーノ)であった。日本の種子島に鉄砲を伝来させ、日本人を戦国時代に導いたのもまたスペインやポルトガルのユダヤ人(=マラーノ)だった。原爆で日本を爆撃したのもユダヤ人。ワールドセンタービルを破壊したのもまたユダヤ人だった。いまウクライナで戦争を起こしたのもユダヤ人。中東を戦乱に導いているのもまたユダヤ人。

そんな残虐なユダヤ人と平和的な日本人が「日ユ同祖」なんていうのは笑止千万、あり得ない話なのである。我々は「失われた10支族」の子孫ではあっても、けっして「残虐なユダヤ人」の末裔ではなかったのである。なぜなら聖書によれば、古代イスラエルがアッシリアに襲われている時、お隣の南ユダのユダヤ人は助けなかったのである。だから、連れ去られて「アッシリア捕囚」となったのである。

まあ、そういうことのようですナ。



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  by kikidoblog | 2014-03-04 11:18 | 失われた10支族

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