ユー、ハングリー?:いや〜、逸ノ城はハングリーだった!?

みなさん、こんにちは。

さて、今回は相撲をメモしておこう。

いま大相撲が熱い。御存知の通り、「初入幕初優勝」という前人未到の約100年ぶりの快挙が達成されそうな予感だからである。もちろん、その人物、その力士とは、逸ノ城駿(いちのじょうたかし)である。現在21歳。この人。
逸ノ城駿
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どうやら初入幕、5場所目で大関、横綱をなぎ倒した。まあ、なぎ倒したといっても、立会で左へ跳んで右からひねるという一見安易な取り口であった。

私は今回このモンゴル出身の逸ノ城の目つき
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を見た時、だれかを思い出した。
清朝初代皇帝ヌルハチ
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である。

清朝というのは、モンゴル人の女真族が支那を支配してできた国である。モンゴル人は、韓国人や支那の韓民族よりも我々日本人に近い。朝青龍もこの手の顔である。

今日の取り組みと昨日の取り組み共に、立ち会いで変わるという注文相撲であった。が、私は逸ノ城は絶対にやるだろうと思っていた。

なぜか?

それが、ハングリー精神である。

良く言えば、ハングリー精神、悪く言えば、金にせこい。しかし、今の日本人関取が絶対に持っていない、失ってしまったメンタリティーである。(遠藤にはこのハングリーさがない!)

事実、逸ノ城は今日の勝利後のインタビューで最初から鶴竜には変わって引き倒す作戦だったと言っていた。

初入幕で下位から取り組みを重ねて、ほぼ無敗で勝ちあがり、大関や横綱と対戦するところに来た。しかも、大関や横綱戦では、ご祝儀袋のスポンサーの旗が一周、二周するほどに並んで回る。

つまり、勝てば、100〜200万円が一気に手に入る。

日本円はモンゴルに行けば、何十倍もの価値が出る。つまり、この金額で十分にモンゴルではこれで親に家が買えるのだ。家が立つ。

ならば、絶対にこの金を手に入れる。

ならば、行くと見せて左へ変わって、得意の首捻りの引き倒しを狙う。

実に理にかなっているわけである。

私は今場所で初めてこの力士を見たが、どうも最初からすでに自分の形ができている。それが左上手を持って、右手を相手の首にかけて、ひねって回転させるように引き倒すという技である。左へ跳んで変わらなくても、だいたいこの形で自分の199kgの体重を掛けて倒している。

最初から自分の相撲を持っているのである。

だから、明日も明後日もこの形を狙うはずである。大関や横綱でも192cm199kgの体で首から引き落とされたら、なかなか踏ん張るのは難しいだろう。

逸ノ城は、さすがにチンギスハンやヌルハチの子孫という感じの日本にはあまりないメンタリティーの持ち主のようである。どことなく、朝青龍に似ている。体が巨大な割には非常に敏捷であり、運動神経が良さそうである。

ところで、この逸ノ城に今回唯一勝利した日本人力士の
勢(いきおい)関
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がなかなかよろしい。自分のスタイルというか、自分の儀式ができてきた。

上位力士は集中力を高めるために、それぞれ自分の様式を持っている。毎回違った行き当たりばったりというのは、下位力士の所作だが、上位陣には自分流の所作がある。勢関にそれが出てきたのである。そのせいか、この逸ノ城とまともに戦って、投げ勝った。

今後を期待したい。

いよいよ、朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜以来のモンゴルの襲来である。

たぶん、今回の逸ノ城のかわった注文相撲をけしからんと思うものが多いだろうが、私の記憶では、朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜などモンゴル人力士全部が同じことをしてきたと思う。金にせこいのである。金にハングリーなのである。大金のかかった時には、100%楽して勝とうと考える。それが今のモンゴル人力士である。これは決して悪いことではない。お人好しになった我々日本人への警鐘であるというわけですナ。


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  by Kikidoblog | 2014-09-26 20:13 | 人物

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