2011年 03月 25日 ( 3 )

 

セシウム137はカリウム、ストロンチウム90はカルシウムでブロックできるか!?

注意:まず始めに、以下のメモは、あくまで現段階におけるアイデアにすぎない。だから、本当にうまく行くという保証は無い。人によっては、体調を崩しかねないし、心臓発作などで死ぬ場合もあり得るから、絶対に真似るというようなことはしないでくださいヨ! 身体に取り込むものの場合には、たくさんの臨床実験等の研究が必要だからである。


みなさん、こんにちは。

いやー、放射性物質の除去法、特に、セシウム137、ヨウ素131、コバルト60、ストロンチウム90、プルトニウム239などの体内除去方法は実に難しいことがわかった。また、専門家もこういった問題はあまり研究熱心ではなかったということもわかった。しかしながら、何もせずに身体に吸収されて内部被爆してしまうことだけは避けたい。

そのために、β線(電子線)照射や、ガンマ線照射、エックス線照射というような物理的方法は生命には適さない。だから、何とかして生物学的方法、あるいは、生化学的方法、あるいは、化学的方法しか、生物や食品の場合には無理だろうということになる。

こういうさまざまな文献やサイトをいろいろ調べたり、読んで行くうちに、おおよそどのようにしたら良いかということが少し分かって来たので、これについてメモしておこう。

(あ)まず、そもそも放射性物質のヨウ素131(I131)を取り込まないようにするために、なぜヨウ素剤を飲む必要があるのか? その理由は以下のものにある。
(情報提供) 安定ヨウ素剤の予防服用について
Q1)なぜヨウ素剤を飲むのか?

A: 原子力施設に事故がおきた場合、いろいろな放射性物質が施設から放
出される。放射性ヨウ素もその中の一つで、放出された放射性ヨウ素は、
呼吸や食物とともに体の中に取り込まれ、甲状腺に集まる。そのため甲状
腺癌の原因になるおそれがある。これに対し、前もってヨウ素剤をのんで
おけば、放射性ヨウ素が甲状腺に集まることを防ぎ、尿や便から排出され
て、発癌の危険性(リスク)を低減することが出来る。

この説明は、テレビマスゴミや薬の説明文などの決まって書かれているものであるようだが、そもそも、ではなぜ前もってヨウ素を飲んでおけばいいのか?に答えてはいないのである。どうやらこの辺りに一番のヒントがありそうである。

私の考えでは、前もってヨウ素を飲んでくと、生物の身体の中の細胞が先に必要分のヨウ素を取り込んでおき、後は余剰物としてスルーしてしまうからである。要するに、生命細胞には、ヨウ素の吸収量に決まった上限があるということである。

細胞は一種のコンデンサーのようなもので、もうこれ以上入れない状態になっていれば、そこに放射性物質が飛び込んで来てもそのまま流れて行ってしまうということである。だから、放射性物質であるヨウ素131が飛来する前にヨウ素剤(放射性のない)を飲んでおくとヨウ素を必要とする甲状腺細胞が被爆から逃れることが出来る、というわけである。要するに、先回りしてブロックしておくということである。

まあ、厳密には、放射性物質が体内に入っていて、そこから出て来る放射線にさらされるが、放射性物質が体内に吸着されてずっとそこで被爆し続けることに比べたらずっとましだということである。

私は、この方法、このアイデアにすべてがあるように思う。

(い)では、セシウム137、コバルト60、ストロンチウム90、プルトニウム239などの場合はどうしたらいいか? それぞれのセシウム剤のようなものを飲めば良いということだろうか?

確かに、すでにセシウム剤もあるようである。しかしながら、かなりまれな薬でなかなか手に入らないだろう。またかなり高価な薬で、金持ちしか買うことが出来ないかもしれない。そこで、もっと理にかなった別の方法が必要ということになる。

今度は、以下のものがある。この中にこうある。
セシウムとストロンチウム

セシウムとストロンチウムの性質
 セシウムとストロンチウムは動植物などの生命活動に欠かせない元素であるカリウムとカルシウムにそれぞれ化学的な性質が似ています。 カリウムやカルシウムは環境中の水や土壌に多く含まれており、植物の場合はほとんどが根から吸収し、また動物の場合は飲水や食物などから摂取しています。人間の体内では、カリウムは体液として体全体に、カルシウムは骨に多く含まれています。従って人間がセシウムやストロンチウムを摂取した場合、体内ではセシウムはカリウムと、ストロンチウムはカルシウムと同じように動き、分布することになります。


最初のヨウ素剤の役割とこれを見て、私ははたと気がついたのである。

ここで
(周期律表)
e0171614_1219010.gif

を見てみよう。

なぜセシウムがカリウムに似ていて、ストロンチウムがカルシウムに似ているのか、と言えば、それは、カリウムは1価の原子であり、+1の正イオンになる。同様に、セシウムも1価の原子であるために、+1の正イオンになる。一方、カルシウムは、2価の原子であり、+2の正イオンになる。同様に、ストロンチウムも2価の原子であり、+2の正イオンになる。つまり、カリウムとセシウム、カルシウムとストロンチウムの化学的性質が同じだということである。

ちなみに、ヨウ素(I)は塩素(Cl)と同様に、マイナス1の負のイオンになる。コバルト(Co)とプルトニウム(Pu)が同じ族に入る。

細胞には、カリウム(+1)、ナトリウム(+1)、カルシウム(+2)が必須である。カリウムチャネルとカリウムポンプ。ナトリウムチャネルとナトリウムポンプ、カルシウムチャネルとカルシウムポンプという、門が細胞膜に存在する。そこから細胞内に選択的に入ったり出たり調節されるのである。

ここに化学的に似た性質の放射性のセシウム137が来ると、これがカリウムと間違って入れ替わる。同様に、放射性のストロンチウム90が来るとこれがカルシウムと入れ替わる。これが放射性物質が細胞内や体内に取り込まれて被爆するという、内部被爆の原因である。

ヨウ素131の場合には、細胞がヨウ素を必要とするので、放射性ヨウ素131の代わりには、かならず放射能のないヨウ素が必要ということになる。一方、セシウム137の場合にはカリウム、ストロンチウム90の場合にはカルシウムがそれぞれの代替物になるということである。つまり、
ヨウ素131(I131) ⇄ ヨウ素(I)
セシウム137(Cs137) ⇄ カリウム(K)
ストロンチウム90(Sr90) ⇄ カルシウム(Ca)


さて、ヨウ素の場合にも細胞にはヨウ素を取り込むことのできる能力には限りがあるように、どの細胞にもカリウムやカルシウムを取り込む能力には限界がある。たくさんカリウムを取りすぎると、余ったものは尿から流れ出る。カルシウムも同じことである。

ならば、放射性のヨウ素131の代わりを放射性のないヨウ素がするように、先回りして普通のヨウ素を飲んで待つわけだから、これと同じことがカリウムとカルシウムにも出来るだろうと考えるのが自然だろう。

という類推から考えると、私は普段からある程度カリウムやカルシウムを多めに取っておくと、すでに体内に十分なカリウムやカルシウムが存在するのだから、放射性のセシウムやストロンチウムなどを取り込むことなく、尿に流してくれるのではないか、という考え方が成り立つと思うのである。

つまり、今の段階での私の結論は、
ヨウ素131にはヨウ素、セシウム137にはカリウム、ストロンチウム90にはカルシウムでブロックできる。

というわけで、リンゴを適度に食べ、牛乳を普通に飲めば(あるいは納豆を食べると)かなりの効果が出るのではないかと期待している。

後は、本当にそういう効果があるのか、ないのか、生化学者や化学者の早急の研究を期待したいところですナ。ヨウ素の摂取に昆布を食べる程度の効果しか無いということかもしれないが、考え方としては正しい方向に行っているように思う。出来るだけ自然物で対処するのが一番だからである。

もちろん、人によっては、牛乳が駄目とか、カリウム摂取がだめとか、いろんな病気を持つ人々がいるので、その辺りは医師に相談したり、自分で考えて調節する必要があるだろうことは言うまでもない。 例えば、カリウム、カルシウム、ナトリウムの調節は非常に微妙で難しいものである。カリウムを取りすぎると、心筋梗塞や不整脈になる。腎臓病の人は危ない。ナトリウムを取りすぎれば高血圧になる。カルシウムを取りすぎれば、心臓発作になる。こんなふうに、これらのイオンは生命の基本調節要素であるから実に厄介である。

以上の内容は、あくまで現段階までのアイデアに過ぎず、まだ実験的な検証が行われていないから、実際には、どうなるかは分からないものである。だから、絶対にすぐに実施しないようにして欲しい。生命の必須イオンの調節は非常に難しいものだからである。かといって、現実には放射性物質が到達している場所もあるわけだから、実にもどかしいものである。


おまけ:
この私の考え方の有効性に対する状況証拠が出て来た。
ケムトレイル・気象操作掲示板
「グルンパ叔父さん、飯山一郎氏 放射線の除去に取り組む」に以下のような書き込みがあった。
Re: Re: グルンパ叔父さん、飯山 - かなや
2011/03/25 (Fri) 13:22:42

チェルノブイリの被災者は豆腐を食べたらしいです 大豆は放射能を排泄するらしいです

大豆は、たくさんのカリウムやカルシウムを含んでいる。したがって、セシウム137とストロンチウム90を除去できるというわけである。大豆食品を食べよう。
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  by Kikidoblog | 2011-03-25 23:06 | 放射能防御除去

セシウム137とストロンチウム90:核図表の読み方とは?

みなさん、こんにちは。

いやはや、放射性物質の除去は難しい。なにぶん、我々物理学者、特に、私のような理論物理学者など人生において滅多にお目にかかるというような代物ではないからである。せいぜい実験核物理学者や原子炉開発者などしか、お目にかかることなどないだろう。ましてや放射線を放出する放射性物質なのだから、おめにかかりたくはない代物なのであるから、なおさらである。普通のこういう危険物を取り扱うにはそれなりの免許がいるはずである。

さて、そんなふうなことだから、セシウム137とかストロンチウム90などと言っても、日常生活ではたぶん永久にお目にかかるはずのない物質であった。つい最近までは。ところが、福島原子炉崩壊以来、今では、この危険物質が毎日、時々刻々と放出され、実に身近なものになってしまったのである。こういう場合は、まずはその物質とはどんなものか知る必要があるだろう。

まずは、セシウム137について。以下のものを見つけた。
セシウム

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この図のセシウム137からバリウム137への崩壊過程は、
核図表
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で言えば、「魔法数(マジックナンバー)」82の縦列にあるセシウム137の黄色の場所からその一つ左斜め上のバリウム137の黒い四角のマス目に移ることに対応している。つまり、「セリウム137の原子核が、β線(電子線)を出して、中性子が陽子へ核変化すると、バリウム137になる」ということである。

逆に、もしβ線(電子線)を浴びせて、セシウム137の陽子が中性子へ1つ核変化すると、キセノン137になるということである。セシウム137のすぐ隣の上下には、陽子の数が1つだけ異なる別の安定物質があり、その左斜め上にはバリウム137という別の安定物質があるということである。この図はそういうことを示している。

どうやら、Paul E. Brown博士の10MeVの電子線照射で放射性廃棄物の放射能を除去するというのは、後者のやり方であるということになる。

しかしながら、これを生物や食べ物の場合に行うと、生物や食べ物の中に含まれている無数の原子の原子核を核変化させかねないということである。あるいは、DNAやRNAの変異を行いかねないということである。だから、生物や食べ物の場合に、直接に放射線照射で放射能を除去するという方法は無謀であり、適切ではないということになるだろう。何か別の方法を探索しなくてはならない。ということになる。

さて、同様に、今度はストロンチウム90の場合はどうか? 以下のものがある。
7.ストロンチウム-90(90Sr)

セシウムとストロンチウム
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ストロンチウムは、
(周期律表)
e0171614_1219010.gif


の38番目の原子である。つまり、陽子の総数が38個。放射性元素表の横軸が中性子総数だから、横軸の52番目の縦列をのぼり、Sr(ストロンチウム)の38番目と交差する、黄色いマス目のところが、ストロンチウム90の場所である。その1つ左斜め上の黄色のマス目が、イットリウム90(Y90)の場所である。そのもう1つ左斜め上の黒いマス目が、ジルコニウム90(Zr90)の場所である。このプロセスで、イットリウム90に自然に核変換するのに、30年近くかかるというのである。

いずれにせよ、この図表の縦に動くためには、β線(電子線)を放出すれば左斜め上に動き、β線(電子線)を吸収すれば1つ右斜め下に動くということである。一方、横方向への動きは、中性子の数の変化に対応しているから、中性子線を放出すれば、左へ1つ動き、吸収すれば、右へ1つ動くということである。また、ガンマ線やエックス線は、電荷を伴わないから、放射性のバリウム137(Ba137m)から同じバリウム137(Ba137)に変化するということである。したがって、実際には、この図に垂直な方向に、〜〜mというものがあるということになる。

こういった基本知識から、何かがつかめたらすばらしいということですナ。今の所、良いアイデアは浮かばない。
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  by Kikidoblog | 2011-03-25 12:15 | 放射能防御除去

社会の一大事になりを潜める日本の大学の物理学者たち:困ったものですナ。

みなさん、こんにちは。

日本の物理学者というものを私は何十年か観察して来たが、特に1990年代後半のインターネット時代に入ってから10数年観察して来て分かったことだが、日本の物理学者(まあ、特に物理学者に限ったことではなさそうだが)というものは、「社会的に大きな出来事が起こると、なりを潜める」という非常に強い傾向が見て取れるのである。

今回の東北関東大震災に関してもそうだし、かつての阪神淡路大震災の時もそうであった。火の粉が自分の方に飛んで来ないように、身を隠すのである。その大事件が起こる直前までは、あれほどインターネットの自分のサイトで雄弁に語っていた人物も、事件が起こると突然もの静かになるわけである。まあ、こういう傾向が実に顕著だということである。

今回の場合、大震災はちょうど大学が受験を終えて春休みに入った時期と重なった。普通この時期は、春の物理学会があり、その準備が忙しい時期だろうが、今回は急遽すぐに学会は中止となったようである。だとしたら、東北関東の大学も進学時期を遅らせているようだから、ほとんど時間は自由にあるはずである。

ならば、今まで自分でやってきた研究はちょっと脇に置いておいて、今回の大地震で大問題になっている、放射線障害や放射能除去や原子炉の物理的諸問題などをどうしたら解決できるのかと考えてみれば良さそうなものである。

ところが、日本の大学の物理学者というものは、そういう火事場の一番大事な時になりを潜めるのである。実に頼りにならない存在に化けるのである。中には、大震災が自分の所属する大学にも影響して来たとか、困った、困った、というような感じで、自分のことばかりを気にしているというのが多々いるからなおさら困る。物理現象に関する大事故なのだから、その専門分野はともかく、日本社会で物理学者しかこの問題を解決できる人間はいないのである。にもかかわらず、まるで他人事になるわけである。

電通CIAが「A層」とランクしているのが、大学教授である。
「天は人の上にA層を作り、人の下にB層を作りたもうた」:「B層のターゲット戦略」をお教えします!
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給料も軽く1000万を超えるものまでいる。そういう学者たちがなりを潜めていいものか。言うまでもないだろう。まあ、その社会的責任を果たして欲しいものですナ。

そんなわけだから、私や武田教授のようなごく自然な応答をする物理学者の方がむしろ異常に見えてしまうわけである。だから、我々の方が正常であるにもかかわらず、下手をすれば、ちまたで「異端の〜〜」などを称される始末なのである。

武田教授はすでに有名な博士だから、それなりの責任を感じていたのだろうが、私のような個人研究所主催している、個人研究者の場合、はっきりいって、私のような人間が目立ってしまうようでは世も末だということである。というのも、あくまで、私が自分のこのブログで行っていることは、私個人のメモの類いに過ぎないからである。

そうはいうものの、何もせずにただ手をこまねいていてもしょうがない。下手をすれば、関東から東北一帯が「死の灰」をかぶり、今世紀中は人が入ることすら出来ないという事態に陥らないとも限らないからである。それほど、事態は深刻なのである。だから、何とかして、状況を改善する方法を探さなくてはならないのである。

さて、無機物の放射能物質の除去はある程度私個人は理解したが、これはあくまでそこに生命体が存在しない場合の方法である。いくら一見無機物に見えるからといって、土壌にこの方法は適さないだろう。なぜなら、土壌が単なる土や砂でないのは、その中に無数の土壌細菌やカビや昆虫やミミズやさまざまな動植物が存在して、一つの共生社会を築いているからである。これを放射線で殺してしまうと、後に残るのは、一種の灰のようになった土ということになる。

これを考えても分かるように、生命の存在するシステムに放射線や放射性物質がいかに有害かということが分かるはずである。ここしばらく、この問題を真剣に考えてみることにする。はたしてブラウン博士の方法のようなすばらしい起死回生の方法が見つかれば良いのだが。

今は、「万物の理論」(や「超ひも理論」)よりは、頭の上、身の回りの「放射性物質の除去理論」や「放射能防御理論」の方だろうヨ。
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  by Kikidoblog | 2011-03-25 10:54 | 原子炉被災

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