カテゴリ:HAARPモニター( 8 )

 

HAARPのdigisondeモニターデータの見方:「地震予知」は可能だ!

みなさん、こんにちは。

さて、最近HAARPモニター群の中にある「digisonde」というものの読み方が少し理解できたので、今回はこれをメモしておこう。

digisonde
これは、ionosondeという呼び方もされるが、大気の上層のずっとずっと上層のionosphere(イオン圏, 電離圏)と呼ばれる部分の様子を調べるものである。

まず地球の大気層から電離圏まではこんな感じである。
About the Ionosphere
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地表に近い「大気圏(atmosphere)」が地上10km程度まで、これを「気象系(weather systems)」と呼ぶ。その上にまだかなり薄い酸素の大気圏が20kmまであり、そこから30kmが「オゾン層(ozon layer)」。10km〜50kmを「成層圏(stratosphere)」。50km〜80kmを「中間圏(mesosphere)」。そして80kmから上層を「電離圏(ionosphere)」と呼ぶ。

この「電離圏(ionosphere)」は3つに分かれる。一番下の80km〜100kmが「D層」。100km〜130kmあたりが「E層」。130km〜220kmあたりまでが「F1層」。この上ずっとが「F2層」。さらに外側はもう太陽風に直接にさらされている場所で「熱圏」。











さて、この電離圏は太陽風の影響を受けて日々変化している。時間ごとにも一瞬ごとに変化している。これを調べるために、HAARPの観測装置の中で、正三角形の頂点に送信アンテナを、中心に受信アンテナをそれぞれ置き、そこから発信して、受信して電離層の構造を調べるというのが、この「The HAARP digisonde」というものらしい。

この中に典型的なパターンの例が紹介されている。以下のものである。これは2007年11月10日のパターンである。
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そこで、今日2010年10月9日のものを使って、説明しておこう。
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これを見れば、この図がどんな内容を含んでいるかだいたい理解できるだろう。

ωeとは、異常プラズマ周波数。ωoとは通常のプラズマ周波数の意味である。プラズマ周波数ωは、電子濃度nに電子の電荷eの2乗をかけ、電子の質量mと真空の誘電率εで割った量の平方根である。すなわち、ω=√(ne^2/(εm))のことである。したがって、電子密度の平方根に比例している。したがって、電離層のプラズマ周波数を知る事が出来ると、電子密度が分かるということになる。ωBは、電子が地磁気に巻き付いて運動する際の周波数である。地磁気による磁場があるところをプラズマが伝播すると通常プラズマ周波数と異常プラズマ周波数の2つに分裂するらしい。この3つの周波数の関係が、ωe−ωo=ωB/2。

さて、問題は地震の予知の場合である。これまでの仮説では、地震源の付近の上空には、地震に先立ち、ラドンイオンが放出されると考えられている。そこで、もし地震源の上空にラドンイオンが上昇すると、プラスイオンが増えるから、これと電子は衝突再結合して電子密度が減る、と考えられる。この電子濃度の現象をとらえられれば、地震の予知に繋がる。
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次の問題は、アラスカのHAARPモニターで他の場所で起こるはずの地震源上空の電離層の様子が分かるかどうか、ということである。たぶん、このモニターはアラスカのガコナ上空を見ているために、他地域の地震予知はこれでは知る事が出来ないはずである。したがって、電離層電子濃度観測機器を積んだ、フランスの人工衛星などが、日本上空を飛んだ時にそこから電子濃度の変化の情報を教えてもらえれば一番好都合ということだろう。そのむかし、日本政府はこれを拒否したらしい。非常におばかなことをしたようである。

アラスカのガコナ上空の電子濃度しか分からなかったとしても、ひょっとしたら、どこかの地域の電子濃度の急激な変化は振動としてガコナ上空にも伝わるという事もあるかもしれない。この場合には、ガコナ上空の電子濃度の揺らぎのようなものであるだろう。したがって、HAARPの磁場モニターに何らかの変化が来た場合に、こっちのHAARP-digisondeのデータの変化の仕方を見比べれば良いのかもしれない。

いずれにせよ、日本の電波学者や電子工学者や地球物理学者などを総動員して、地電流、電離層の電子濃度変化、大気中のラドンイオンの変化、FM電波異常などを総合的にとらえる事の出来る観測網を日本全土に張り巡らせれば、少なくとも地震発生の2週間前から1、2ヶ月前には、震源地のおおよその場所を割り出せるのではないだろうか。そんな気がする今日この頃である。

かつてゲラー博士の政治力のせいで「問答無用。あれは科学的評価。我々は政治的評価をする」と日本の官僚に言われて、日本の地震予知計画は、ぽしゃってしまったようだが、この計画の復興を期待したいところである。イルミナティーのまねをして「ラムダ計画」とか「ωプロジェクト」とか、かっこいい、ちょっと謎めいた名前でも付けて、官僚の虚栄心をくすぐるというのもそれなりの手なのかもしれないですナ。

参考:
Radio waves and Sounding the Ionosphere - Part 3
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  by Kikidoblog | 2010-10-09 17:38 | HAARPモニター

HAARPモニターを”聞き分ける”?:電波に個性がある?

みなさん、こんにちは。

最近私が個人的に凝っているのは、例のアラスカHAARP磁力計モニターの「Induction Magnetometer」のうち、Bx成分のグラフを音声化したサウンドトラックというものについてである。これは、例えば、以下のグラフの下についているサウンドトラックである。「Listen!」とある部分である。
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このサウンドトラックはどのようにして作ったかというと、その上にあるBx成分の24時間分の周波数分布をそれぞれ音に変換し、それをサウンドトラック化したものである。すなわち、磁場の生の10Hz分の幅を44.1 kHz分の音の幅に変換したものである。つまり、電磁波の10Hzに4410倍してそれを耳で聞こえるように音波の可聴域の44.1kHzに変換したものである。
Audio files

これにより、「Induction Magnetometer」のうち、Bx成分のグラフの「特徴を見極める」代わりに、今度は耳で聞き取ることで、「特徴を聞き分ける」わけである。このように、目で見たものと同時に耳で聞いたものを比較すると非常に特徴をつかみやすいようである。1日の電磁波の変動を何秒かの音声で聞き取ることができるからである。

この方法で非常に面白いのは、私がHAARPモニターの観察のところで、これまで「一番下の周波数ゼロに近くにある「白く明るい」部分が地震電波の特徴。まあ、ピンク色に近い部分。今回のものはX成分(東西方向)のもの。」などと書いていた、ゼロ周波数付近の「白い山状の部分」の音声が非常に特徴的な音声としてとらえられるのである。この部分は、まるで雷が落ちたような「ドッドーン」とか「ダーダッダーン」という音に聞こえる。例えば以下のもので確かめることが出来る。
Induction Magnetometer
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一方、宇宙天気ニュースによると、例えば、3月11日には太陽風が吹いているとあり、太陽風は2、3日後に地球に届くから2日後の3月13日の磁力計モニターを見ると、以下のようなものがある。
Induction Magnetometer
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これの後半部分の夜中8時以降12時頃に右下には、低周波数の活動域が見られるが、これは時間的にも太陽風の影響で生じた「オーロラの活動」に対応していると考えることが出来る。これを音声トラックで聞くと、よくオーロラの真下で「ヒューーー」というホイッスルのような音が聞こえるという伝説のように、まるで「ホイッスル」のような音が聞こえるのである。

また、比較的最近の3月23日の磁力計モニターを見ると、以下のような2.5Hz付近に帯状のピンクのパターンがある。
Induction Magnetometer
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これを音で聞くと、今度は、「ジジジジー、ジー、ジジジー」というようなかなり人工音に聞こえる。

今までの我々の観察からこのパターンはHAARPの人工的活動のものだろうと推測して来ているから、もしこれが人工活動の活動のせいで地磁気に影響を与えた結果のパターンだとすれば、以上の結果から、我々は音を聞き分けることで、どれが地震によるものか、どれがオーロラによるものか、どれが米軍のHAARP攻撃によるものか、聞き分けることが出来るということになるだろう。結果を簡単にまとめておけば以下のようになる。

太陽風によるオーロラ活動ー>「ヒュー」というホイッスル音
地震活動による地震電磁波ー>「ダッダーン」という雷音
米軍によるHAARP攻撃 ー>「ジジジジ、ジジージジー」という人工雑音

まあ、こんな感じで聞き分けられそうである。

そんなわけだから、最近はかなり人工的なものが多そうに見えるから要注意ということですナ!


追記:今日3月29日に、なんとサウンドトラックは消滅したようである。
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  by Kikidoblog | 2010-03-25 11:13 | HAARPモニター

HAARPモニター群から地震電磁波の方角を読み取る方法?:ホイヘンスの原理

みなさん、こんにちは。

さて、今回は、私が最近思いついたアイデア、アラスカにあるHAARP磁力計(東大製)モニター群に関して、「これらのデータからいかにすれば地震電波のやってくる方角を知ることが出来るか?」ということについてメモしておこう。

この問題のヒントは、最近流行している「フェーズドアレイレーダー(Phased Array Radar、位相配列レーダー)
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である。

これは、波動現象における「ホイヘンスの原理」を使い、各アンテナに到達する波の位相を拾って行くことにより、来た波の方向を知るという原理を使ったアンテナである。

例えば、次の図1
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では、一番左のアンテナ(黄色の丸)に波が一番最初に到達し、一番右のアンテナに一番最後に波が到達する。したがって、それぞれのアンテナが波の到達をモニターしたとすれば、そのそれぞれのモニターに写る波の位相が一番先に進んでいるのが、一番最初のアンテナであり、右に進むに従って、位相が遅れて行くことが分かる。

次の図2
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の場合、それぞれのアンテナで位相のずれはほとんどないことになる。従って、この場合の波はほぼ水平に到達したことが分かる。

これを2次元面状にアンテナ群を設置し、それぞれの位相を調べることから波の方向を知るレーダーが「パッシブ(受信型)方式」、逆にこのように位相を制御して波を発信するものが「アクティブ(送信型)方式」と呼ぶらしい。

そこで、アラスカのHAARPモニター群の配置
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をもう一度見直すと、巧妙なことにほぼ一直線に配置されていることが分かる。これをうまく使わない手はないだろう。つまり、アラスカのHAARPモニター群を図1の直線上に並んだアンテナ群
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のようなものだと考えれば良いということである。

この見方で、今度はHAARPモニター群の提供しているデータを見直してみよう。
Fluxgate Magnetometer: chain array
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すると、ここには、地震電磁波と思われる波の到達に対してそれぞれのモニターがその位相(と強度)を的確に記録しているのである。この「位相データ」から、上述したような解析をすれば、地震電磁波がどちらの方角からやってきたかが分かるのではないか、というのが今回の私の気づいたアイデアである。

問題は、波長λ、周波数νの電磁波はほぼ光の速さ(c)で伝播するということである(c=λνの公式に従う)。電磁波は1秒間に地球を7周半するほど速いから、地震電磁波は生じるとほぼ一瞬でアンテナに到達する。したがって、位相のずれをはたしてHAARPモニターからうまく読み取れるかどうか、ということである。もしこのデータから、位相のずれをうまく読み取ることが出来れば、おおよそどちらの方角から来たかということは分かるかもしれない。

はたしてこんなアイデアは可能だろうか?
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  by Kikidoblog | 2010-03-10 15:32 | HAARPモニター

世界各国の電離層の観測と地震の研究:日本国内にも電離層観測所はたくさん存在する!

みなさん、こんにちは。

アラスカ・ガコナのHAARPの「磁力計」や「リオメーター」も良いが、やはり国内の地震には国内で観測している装置が好ましい。最近、e-PISCOの掲示板にそういった日本全国に電波学者たち(地震学者ではない)によって”すでに”張り巡らされている電離層観測所を紹介した貴重な人(テラさん)がいたので紹介しておこう。以下のものである。

世界各国の電離層の観測と地震の研究

日本の電離層観測所の数々
公的機関
沖縄亜熱帯計測センター
太陽地球環境情報サービス
民間機関
行徳地震前兆観測PJ 電離層大気層観測
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こういったデータを基に、「地震雲」以外の科学の目を通して日本の地下活動を注視するというのも有効だろう。「草の根学者」たちの活躍が望まれる。
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  by Kikidoblog | 2009-10-25 15:02 | HAARPモニター

HAARPのリオメーターも巨大地震のVHF電波をキャッチか?

みなさん、こんにちは。

ここのところ最近は”休む暇なく”いろんなことが起こる。おかげで、2、3日YouTube見てはブログ更新というペースが、連日に更新というペースに早まってしまった。

昨日のHAARP磁力計の”かなり異常な揺れ”についてさまざまな人々が気づいたようだ。HAARPウォッチャーの人々ばかりでなく、普通の人々も固唾をのんで見守っているようである。「黄金の金玉」のふぐり玉蔵さんのブログにも非常に興味深い記事がある。ここ最近は、ここも何度かそこで取り上げられたせいか、昨日は1日1万人を超えるアクセスを記録し、約6万あるexblogのランキング20位という異常事態にまで進んだようである。

さて、今回は、その玉蔵さんの記事に紹介されていた「HAARP VHF Riometer
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の見方についてここで紹介しておこう。こういうことは残念ながら「定職」を持っている、お固い科学者のみなさんは、”仕事が忙しいせいか”、あるいは最初から“ある種の人間的欠陥を持っているために”、なかなか我々一般人に説明するという気にはならないからである。

このRiometer(リオメーター)という観測装置の詳細は以下のものにある。
イメージングリオメータ
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ここにある写真を見る限り、HAARPと瓜2つである。そっくりだ(ガコナのものには八木アンテナとある)。ただし、どうやらアンテナの大きさだけが違うようである。このアンテナの2次元配列を使って、全天からやってくる電波、特に30MHz(30メガヘルツ=30×10^6ヘルツ、波長10m)から300MHz(300メガヘルツ=300×10^6ヘルツ、波長1m)の、「超短波(VHF波)」を受信するという装置である。つまり、「電離層から来る電波を見る」装置。この周波数域は、ちょうどテレビ放送やFM放送の周波数にあたる。したがって、この周波数域で地震源が原因の電波異常が出れば、テレビやFMラジオの受信に雑音が入り、何らかの放送障害が生じる。アラスカ・ガコナのHAARP VHF Riometerでは、30MHz(30メガヘルツ=30×10^6ヘルツ、波長10m)だけを見ているようである。

上のHAARPのリオメーターを見て欲しい。上に「サイン-コサイン型の青と緑の曲線」がある。この緑のデータが何も起こっていない時、つまり、平常時の基準の波形(それゆえ、「仮想的な波形」)である。一方、青のデータが「現実の時々刻々の波形」である。この2つの差が一番下の赤のデータである。したがって、赤の部分が大きい時に、「何かが起こっている」ことになる。

まず、どうしてサイン-コサイン型に振動するか?
というと、それは地球の自転による昼夜の周期のせいである。そもそも電離層は太陽の電磁波、エックス線や紫外線で大気中の分子がプラズマになったものである。だから、電離層は、昼間に活発となって厚くなり、夜間に不活発となって薄くなる。電離層が厚いと電波は吸収されやすくなるために、昼間は電波が遠くへ届かず、夜には電波を受信しやすい。そういうわけで、夜ピークを迎え昼下がる。アラスカ・ガコナのHAARP VHF Riometerではその吸収量を計っているため、日昼カーブが上昇し、夜カーブが下降を繰り返す、というわけである。

では、どうしてその何かが起こるのか?
というと、この「VHF波」というものは、電離層から来る電波を見ているために、上空の電離層に何かの異常、つまり、「擾乱(じょうらん)=みだれ」が生じると、そこから「電波雑音(ノイズ)」がやってくる。それを見ているということになる。言い換えると、「電離層のイオン濃度の変化を見ている」。地球にはあらゆる所から放射されたVHF電波に満ち満ちている。それが電離層で何度も何度も反射されて地球を駆け巡る。その一部は東京へもアラスカへも届く。そのVHF電波をHAARPのリオメーターが受信しているというわけである。そこに何らかの原因によるノイズが入ればそれを検出できる。

以前、「「地球電磁場観察衛星(ELMOS)」と「石田理論」」に

『異常電磁波がどのように発生するか?
(1)地震発生に先立って、震源域で”何らかの理由による地殻変動よって”岩石がひずみ岩石の微小破壊が起こる。
(2)すると、岩石内に含まれている石英などの強誘電体が圧電効果により電気的に分極し電気(電荷)が生じる。
(3)生じた電気が動くことにより、電荷と電磁場の相互作用から電磁波が生じる。
(4)震源地以外の広範囲でも同様のことが起き、電磁波が生じる。
(5)同時に地殻変動にともなって地中ガスのラドンイオンが生じる。
(6)このラドンイオンが急激に震源地上空に溜まり、大気の電離や荷電粒子を放出し、電離層のイオン濃度が低下する(電離層の擾乱)。
(7)そして雷を引き起こす。
(8)この雷は強烈な電磁場を生み出し、このうち電離層を突き抜けた電磁波は地球磁場の磁力線に沿って地球の反対側(南半球の反対の緯度の場所)の上空に到達する(ホイッスラー現象)。
(9)このとき電離層に存在する「エリート電子」と呼ばれる高エネルギー電子が同じ磁力線に沿って逆に震源地上空に引きつけられて電離層を変化させる(電離層の擾乱)。
(10)震源地上空の電離層が下降する。それにより大気も下降する。
(11)雷によって落ちた地電流がさらに岩盤を破壊して地震を誘発する。
(12)震源域の大地から強烈な電磁波が出る度に上空に「地震雲」を発生させる。同時に、動植物、電気機器に異常を引き起こす。』

と紹介したように、地震が起こる前兆として、その地域の上空の電離層のイオン濃度が変化し、かなり強い擾乱が起きる。ここから普段やってくる電波とは違う異常(ノイズ)が検出されるというわけだ。

しかしながら、ノイズの原因として、HAARPの説明にあるように、宇宙現象、太陽フレアからの電磁波などの場合もある。あるいは、地震電波の場合もある。どこからやってきた電波をリオメーターがとらえているかはリオメーターだけでは分からない。同時に磁力計のデータと見比べることが必要である。

まあ、そんなわけで、今回ガコナHAARPの「インダクション磁力計」、「フラックス磁力計」そして「リオメーター」の全部を総合して考えると、どうやらこれら全部がかなりの「巨大地震」を予兆しているように見える。もちろん、それは、これらのデータがダミーや作られたやらせでなかったという場合のことだが。それゆえ、地震に備えておいたほうがいいことだけは確かである。備えあれば憂いなし。

Fluxgate Magnetometer
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Induction Magnetometer
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VHF Riometer
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弘原海博士のe-PISCOの神奈川・厚木のデータにも「イオン濃度の急上昇」が計測された!
神奈川・厚木
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  by Kikidoblog | 2009-10-23 11:05 | HAARPモニター

ガコナのHAARP「磁力計」は死んだ?:残るは「VLF/LFネットワーク」のみ

みなさん、こんにちは。

最近のHAARPは、磁力計の波形を見る限りでは、まったく活動する予兆がない!? 
Fluxgate Magnetometer
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Induction Magnetometer
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だから、当分は地震はなさそうだ。安心安心。

ちょっと待ってくれ。どうやらアラスカのガコナにあるHAARPのモニターはダミーのようである。というのも、しばらく前に日本からインターネットでアクセスできない日があった。これを境にHAARPモニターの波形は非常に「平穏無事」のものばかり。しかも驚くことに、地球本来が持っているはずの「シューマン振動」を表す、8ヘルツ、14ヘルツ、20ヘルツのスポットもどこかに消え去ったからだ。

この辺の知識は、早川正士博士の「地球環境とノイズの意外な関係 ~地震、大気、宇宙の声をきく~
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に分かりやすく説明されている。

そんなわけで、相変わらず要注意なのだが、もはや磁力計でモニターチェックできないとなると、弘原海博士のe-PISCOだけが頼りだが、ここは「調整中」だったり、図が途切れたりで、もはや崩壊寸前。こうなると、残る早川正士博士の、電磁波による「VLF/LFネットワーク」のみ。早川博士の本によれば、「スマトラ大地震」もこのシステムが予兆をキャッチしていたらしい。ぜひこのシステムを日本全国、全世界に広げて欲しいものだ。

注:ガコナHAARPのインダクション磁力計とフラックス磁力計モニターでは、前者が電磁波の周波数、後者がその強度と方向を見る。前者では、0付近が地震電磁波(ULF波)、4、8、14、20ヘルツが雷によるシューマン振動を示す。後者では、垂直成分Z、水平成分がHとD。地震波は垂直成分に大きく現れるため、Z/(H^2+D^2)^{1/2}が大きいとき、すなわち、「青が大きく赤黒が小さい」時が地震電磁波をキャッチしている。それ以外の揺れは宇宙電波など別物。だいたいこんなふうに私は理解したが。上の本の106ページ以降参照すべし。

追記:昨日上のように書いたが、今日(22日)見ると、ちょうど上の注に説明付けたような波形が現れた。以下のものである。
Fluxgate Magnetometer
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このように、青(垂直成分)が大きく揺れ、赤黒(水平成分)の揺れ幅が小さいものが、地震による電磁波の特徴であると考えられている。

Induction Magnetometer
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一番右下の淡い乱れの部分が周波数ゼロ付近の極低周波の極長波長の地震電磁波を示していると考えられる。

それゆえ、これはどこかの地殻の歪みから来る地震電磁波をキャッチしている可能性がある。もちろん、このモニターが正常の場合で、ダミーではない場合に限るが。
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  by Kikidoblog | 2009-10-21 22:30 | HAARPモニター

「地球電磁場観察衛星(ELMOS)」と「石田理論」

みなさん、こんにちは。

前回「HAARPの磁力計と地震予知学:インダクション磁力計とフラックスゲート磁力計」で紹介した、早川正士博士の本の最後の方に「地球電磁場観察衛星(Electric and Magnetic Field Observation Satellite, ELMOS)」の話がある。1996年当時に書かれた、そこには「2001年に打ち上げ予定」とある。

そこで、このエルモスなる人工衛星が本当に打ち上げられたのかと調べると、どうやら何らかの理由で、おそらくさまざまな横やりのせいで、結局今日に至るまで打ち上げはおろか製作もまだなされていないようだ。ようするにこの13年間が「空白の時代」となったわけである。いやはや、日本という国のおそまつなことか。以下のものである。
ELMOSワーキンググループ設立提案書

この中に、ELMOSの必要性を訴えている、また電離層のイオン分布変化を測定すれば、震源地が予測できるというYouTubeがあるのでそれをここに紹介しておこう。以下のものである。
[Discovery 921十周年] 電離層地震前兆 (Ionospheric Earthquake Precursor)

ここで紹介されている原理も早川正士博士の解説本に解説されている。まあ、せっかくだから、早川正士博士の考えをここにメモしておこう。以下は私個人が私流に早川理論を理解したものである。

異常電磁波がどのように発生するか?
(1)地震発生に先立って、震源域で”何らかの理由による地殻変動よって”岩石がひずみ岩石の微小破壊が起こる。
(2)すると、岩石内に含まれている石英などの強誘電体が圧電効果により電気的に分極し電気(電荷)が生じる。
(3)生じた電気が動くことにより、電荷と電磁場の相互作用から電磁波が生じる。
(4)震源地以外の広範囲でも同様のことが起き、電磁波が生じる。
(5)同時に地殻変動にともなって地中ガスのラドンイオンが生じる。
(6)このラドンイオンが急激に震源地上空に溜まり、大気の電離や荷電粒子を放出し、電離層のイオン濃度が低下する(電離層の擾乱)。
(7)そして雷を引き起こす。
(8)この雷は強烈な電磁場を生み出し、このうち電離層を突き抜けた電磁波は地球磁場の磁力線に沿って地球の反対側(南半球の反対の緯度の場所)の上空に到達する(ホイッスラー現象)。
(9)このとき電離層に存在する「エリート電子」と呼ばれる高エネルギー電子が同じ磁力線に沿って逆に震源地上空に引きつけられて電離層を変化させる(電離層の擾乱)。
(10)震源地上空の電離層が下降する。それにより大気も下降する。
(11)雷によって落ちた地電流がさらに岩盤を破壊して地震を誘発する。
(12)震源域の大地から強烈な電磁波が出る度に上空に「地震雲」を発生させる。同時に、動植物、電気機器に異常を引き起こす。

まあ、こんな感じである。したがって、「電磁波放出」はもちろんのこと、「ラドン濃度の上昇」、「電離層のイオン濃度の減少」、「電離層の下降」、「大気の下降」、「地震雲」、「落雷」などすべてがお互いに結びつき関係しているのである。一方、地震の振動は震源地の地殻が揺れた場合のみに振動伝達する。だから、振動のみを観測しても電磁気現象が観測にかからない。(地殻の振動である地震動の伝播しか観測しない気象庁はほんとにアホだ。電磁波は光の速さで伝達するが、地震波はせいぜい音速程度である。どちらがより早く予知できるかは明らかだからだ。)

ところで、俗に「石田理論」という別の地震理論も存在するようである。何事もあらゆる可能性から探る、というのがもっとも理にかなったやり方である。ついでにこれもその創始者のYouTube番組があったので、ここに紹介しておこう。
地震の前兆現象は科学的に説明できる
この番組にもたくさんの学ぶべき内容がある。地震そのものの発生機構についてはいずれ判明するだろう。どんな理論もその一番最初は「異端的」と見えるものである。一見異端と見えるアイデアも考えてみるというのが得策である。
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  by Kikidoblog | 2009-10-15 17:27 | HAARPモニター

HAARPの磁力計と地震予知学:インダクション磁力計とフラックスゲート磁力計

みなさん、こんにちは。

今回は、税金の無駄となったNASAの水爆LCROSSとはちょっと話題を変えて、HAARPの電波計測器のことを紹介しておこう。いわゆる「Fluxgate Magnetometer(フラックスゲート磁力計)」と「Induction Magnetometer(インダクション磁力計)」
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に使われている装置のことである。ちなみに、こういう装置は東大製らしい。東京に大地震を起こそうとしている海外の軍事組織に東大の研究者が軍事研究協力するというのは実に興味深い話である。

まずともにファラデーの電磁誘導の法則を用いた、原理的には簡単な装置である。要するに、どこかにコイルを置いておくと、そのコイルの近くに磁力を持つものが近づけば当然そのコイルにその物体からの磁束が通過する。その際にそれを打ち消すようにレンツの法則によって電気が流れる。この電気信号を増幅して表示するという機械である。現実には、3つのコイルをx、y、z方向のそれぞれに向けて配置して3軸方向で測定するというものらしい。

これらの原理については以下のものがある。
Fluxgate Magnetometer(フラックスゲート磁力計)
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Magnetometer
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インダクション式とフラックスゲート式の違いは我々専門家以外の人間には非常に分かりにくいが、1つの長い非常に多重に巻いたコイルに別の2次コイルを巻き付けて、電磁誘導により2次コイル内の電気信号を検出するのが、インダクション式。そして、2つのコイルを右巻きと左巻きにして平行に設置してその2つの周りに2次コイルを巻いてその2次コイル内の電気信号を検出するのが、フラックスゲート式。だから、インダクション式の場合にはコイル内に磁場が侵入すれば電気信号が得られるが、フラックスゲート式の場合には、左右の2つのコイルに同じように磁場が侵入した時には信号ゼロだが、左右で差があれば信号が得られるということである。この原理の違いから、インダクション式は磁場の大きさの時々刻々の値をみるが、フラックスゲート式は磁場の時々刻々の変化の度合いを見る。言い換えれば、磁力の強さとその微分という関係である。まあ、だいたいこんな感じである。だから、一応両方を設置する必要があるということだろう。

具体例を探すには、グーグルなどで「インダクション磁力計」あるいは「フラックスゲート磁力計」と打ち込んでみたらよい。驚くほどたくさんの機器メーカーが作製して市販していることがわかる。これには私も驚いたが、それも当然。この手の技術は第二次世界大戦中にすでに開発済みのかなりのローテクだからである。

ここにほんの具体例を2つのみ紹介しておこう。例えば、以下のものである。
「フラックスゲート磁力計」
傾斜補正式3軸フラックスゲート磁力計(DMI-FGE-91-C)
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「インダクション磁力計」
MEDA3軸ベクトル磁力計FGM400
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さて、問題は、磁力計が得られたら何ができるか?ということである。どうやらこの磁力計というものには、肺の中のタバコの害の検出から地球磁場の変化や地震時に発生する地震予兆電波に至るまで、つまりミクロからマクロまで非常にたくさんの使い道があるようだ。興味のある人はネット上で自分で勉強できる。ここでは、「地震の予知への応用」ということだけを紹介しておこう。結論から言えば、「地震予知は可能」であるということになる。

私は最近まで地震予知の研究者としては、e-PISCOの弘原海博士や昔のEPIO八ヶ岳電波観測所の串田氏くらいしかしらなかったが、非常に幸いなことに、日本にはこの分野には数十人の非常に優れたエキスパートたちがいる。もちろん、マスコミには全く知られていないが、数多くの専門書や解説書を書いている人々がいる。2人あげれば、以前

に登場する阪大の池谷元伺博士、電気通信大学の早川正士博士がいる。残念ながら、池谷元伺博士はこの番組収録後2006年にお亡くなりになったようである。

残念なことは、一般の日本人や日本政府官僚や大半の大学人は、「東大の地震研究所や気象庁の地震研究所の研究者”だけ”が地震を研究している」と誤解していることである。簡単に言えば、「地震学者だけが地震を研究している」と思っているということだ。

ところが、地震という物理現象は、地震学、地球物理学、気象学、宇宙物理学、鉱物学、物性物理学、電波工学、海洋学、生物学などなどほとんどすべての科学分野に絡む現象である。なぜなら地球の広範囲に及ぶ、ミクロからマクロに関わる物理現象だからである。このことは専門家でなくてもだれにも分かるだろう。にもかかわらず、「地震学という小さな一専門家集団が地震を研究し他は地震研究者ではない」と主張しているのが我が国の現状という、実にあほらしい現実がある。だから、電波学者が地震の直前に異常電波を非常に高精度で検知したと主張しても日本の地震学者はそれを無視する。一般のアマチュア電波研究マニアがFM電波の異常電波を地震直前に観測したと主張しても地震学者からクレームが来る。なぜなら地震学者の手法は海底や地中や地上に設置したいわゆる「地震計」による観測だけだからである。

物理学には、例えば、物性物理学には、力学、光、熱、震動、電気、磁気などさまざまな分野がある。1つの物質をこの物質を暖めたり冷やしたり、音を聞いてみたり、レーザーで光を当てたり、電気を流してみたり、磁石を近づけたり、ハンマーでたたいてつぶしたりとありとあらゆる方法でありとあらゆる方向から研究する。これが物理学者の伝統である。地震という現象はかなり狭く地球物理学という極限られた物の見方で考えたとしても、地球物理学の一現象にすぎないことは明らかである。

ならば、たとえそれが地球規模の広大な物質群(地殻やマントル)であったにせよ、物理学者と同様の方法でさまざまな角度から研究するのが筋というものである。ところが、そういう状況になっていないのである。悪いことに、日本の地震学者は自分たちの頭の悪さを公表するかのように「地震予知は不可能」ということにしてしまったという話である。

ところが、なんと日本と同じ地震大国のギリシャでは政府が地震予知研究に十分な資金援助を行い、ほぼ90%以上の確率でM5以上の巨大地震の予知を実現しているというのだ。もちろん、日本の馬鹿マスコミは報道しない(まあ、連中は日本に寄生し、いいところだけ吸いたい寄生虫軍団だからしょうがない)。

まあ、こんな話題をつぶさに紹介している人物が、早川正士博士である。早川博士の「最新・地震予知学」という本は実にすばらしい本である。ここ最近のHAARPに関わる地震や磁力計の話などが分かりやすく書かれているからである(とはいっても、この本が書かれたのは1996年。もちろん、まだHAARPはできていないかったりまだ知られていなかったわけだから、HAARPのことは書かれてはいない)。
最新・地震予知学―電磁波異常でわかる、その前兆
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こんな本を読んで勉強すれば、いいかげんな地震予報などせずに、今回のHAARPの磁力計の変化をつぶさに読めるようになる”はず”なのだが、それについてはまた今度にしよう。

ついでに亡き池谷元伺博士の本も紹介しておこう。
地震の前、なぜ動物は騒ぐのか―電磁気地震学の誕生
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こういった本の内容が常識となれば、多少は「民度」のあがった国民となるはずだろうが、朝ドラの主人公浜本波美と同じで、未だに911以前のバブル全盛時代の世界観で生きているわけだから、無理だろうなあ。
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  by Kikidoblog | 2009-10-13 12:25 | HAARPモニター

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