火星の生命?:火星表面に存在する人工物や生命
私は「火星に存在する人工物や生命」の根拠を紹介したアメリカの記者会見の模様を見つけたので、今回これを紹介しておこう。以下のものである。
ここで写真を紹介しているのは、トム・ヴァン・フランダーン博士(元米海軍天文台のチーフ天文学者)(Dr. Tom Van Flandern, former Chief Astronomer for the United States Naval Observatory)である。ここでは、博士は「T字型の地形」、「細長いクレーター」、「人面岩」、「チューブ型構造」などを紹介している。
ところで、私がグーグルマース(Google Earthの中の火星)で火星表面の映像を見て一番最初に感じたのは、Arena Dorsum, Arena Vallisという場所の周辺に存在するクレーター群に何かの爆発で吹き飛ばされてできたような陰のような筋が存在し、しかもそれがベクトル場のようにある一点を指し示しているように見えることである。
かつてノートルダム寺院の城門の扉に「運命」という落書きがあったことから想像をかき立てられ、ノートルダムのせむし男という古典を書き上げたというヴィクトル・ユーゴーのように、この痕跡から想像を膨らませて、かつて太古の昔に火星には地球を遥かにしのぶ古代文明が存在し、それが核戦争によって滅び去ってしまったというような一大叙事詩を想像させてくれる。そういう代物である。
そのベクトル場の中心は、おそらくIsidis Planitia, Isidis Dorsaあたりのまったく平坦になっている場所だろうと私は見ている。明らかにこの辺りに巨大な円形の平坦部があり、月で言えば「静かの海」や「晴れの海(Mare Serenitatis)」のような形に見える。似たような痕跡は、Tartarus MontesやGrjota Vallesという場所の南西部にも無数に存在する。
いずれにせよ、グーグルマースの表面画像はすべてNASAやESAによってネガピジ反転や嘘の色彩化によってマスクされた状態のものであるから、この画像からは本当の火星の姿を見ることは不可能である。
それにしても、Nilus Chaosの北の地形やLabeatis MensaやUranius Dorsumnの当方にある地形はあまりに人工的すぎる嫌いがある。Echus Chaosやその北の地形も実に興味深い。何かの空港のようにすら見える。こういった場所には何かの「地下都市」が埋まっているとしか思えないような場所である。
昔の人は、火星には運河があると考えたが、こうして火星探査器の映像を見ても本当に「運河」のようなものが無数に存在したわけだから、昔の人は非常に偉かったと言えるだろう。
by Kikidoblog | 2009-07-30 11:36 | 火星