電離層研究:HAARP、MIMICで恐がる前に
最近はアラスカ・ガコナHAARPの存在もかなり日本人にも知れ渡るようになってきた。HAARPモニターウォッチャーもたくさんいるようだ。さらには、MIMICウォッチャーで「謎のサークル」発見者の1人のつながっているこころのふるいちまゆみさんという”謎の人物”もいるようだ。
しかしながら、電離層を対象とする、HAARPや地震電波の研究では、上空の「電離層」というものがいったいどういう物であるのか我々に見えないために、非常に理解しにくい。HAARPが「電離層を破壊する、あるいは暖める」、あるいは「それを使って地上の人間に危害を加える」、あるいは「地下深部を加熱する」、あるいは「海洋を加熱する」などと言っても、いったいどういうふうに、どういうメカニズムでそれを行うのか、さっぱりわからないというのが実情であろう。
さらには、いったいそういうことを行う装置というものはどのような物なのか? あるいは、そういうことを行っている研究者とはどんな人たちなのか? そういった科学技術の兵器研究はいざしらず、「電離層」を研究している人々とはいったいどういう人たちなのか? どういった日本人なのか? こういうことすら我々にはあまり知ることができない。
知らないということ、無知であるということは、我々に何がしかの「恐怖」を呼び起こす。しかし、デービッド・アイクがいうように、「恐怖こそ一番の敵なのだ」。知るということは恐怖心を克服するという行為でもある。無知ほど怖いものはない。それが恐怖に結びつくからである。
そこで、「電離層」とは、どのようなものなのか? あるいは、「電離層研究」とは、いかなるものなのか? こういったことを多少知っておく必要がある。あるいは、ほんの少しでもかいま見ておく必要がある。
このために、インターネット上でちょっと調べてみたところ、非常に興味深いHPを見つけたので、今回それを紹介しておこう。こういったものを学べば、HAARPモニターやMIMIC画像をみて、訳の分からない自己流の解釈をつけて、いたずらに恐ろしがるということもなくなるだろう。以下のものである。
電離層研究の進展TV-FM受信ガイド

この中に紹介されている以下のものが非常に分かりやすい。
「電波で電離圏を探る ーSTE研での13年間-」

こういったものを見るに電離層というものは、非常にダイナミックなものであり、気象にも海洋にも相互作用のある、非常に重要な対象であるということが分かるだろう。もちろん、地震にも関係ある。この意味では、米軍の軍事技術の専門家たちもなかなかいいところに目をつけたと言えるかもしれない。しかし、軍事利用か、平和利用かはいつも議論の分かれるところである。
by Kikidoblog | 2009-11-19 13:04 | HAARP