リオネル・メッシ前人未到の年間15冠達成!!:ついにメッシ時代到来!
今回は話題を全く変えて、サッカーのことのである。
The Legend of Lionel Messi
110年のFCバルセロナの歴史の中で、ついにリオネル・メッシが新しい歴史をこじ開けた。FCバルセロナは、世界最強チームで世界の強豪の代表格だが、それでも110年間クラブワールドカップの頂点にだけはなることができなかった。伝説のプレヤーたち、ヨハン・クライフ、リバウド、ロナウジーニョもできなかった。それをついに達成したのである。それも試合終了間際に劇的に追いつき、延長後半にメッシの得点で勝利し優勝。あまりに衝撃的であった。
そして、FCバルセロナは今年のすべての大会で優勝の6冠達成。メッシ個人は15冠達成。
メッシ「9冠」MVP獲得/クラブW杯 - 海外サッカーニュース
”アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(22)が、スペインの名門バルセロナを初の世界一へ導いた。南米王者エストゥディアンデス(アルゼンチン)との決勝戦。1-1で迎えた延長後半5分、右クロスを胸で押し込んで勝負を決めた。大会MVPも獲得し、今年9個目の個人タイトルとなる、21日発表のFIFA最優秀選手賞の受賞も確実。バルセロナの公式戦「6冠」と合わせると15冠の大活躍で、バロンドール(世界最優秀選手)に選ばれた1年を締めくくった。初優勝のバルセロナは賞金500万ドル(約4億5000万円)を獲得した。”
FIFA最優秀選手にアルゼンチン代表のメッシ
”スイス・チューリヒでの表彰式で、メッシは「アルゼンチン人として初受賞という事実は素晴らしい名誉。今年達成したすべては、チームメートなしでは不可能だった。この賞は彼らのものである」と語った。”
メッシ、初のFIFA年間最優秀選手を受賞
”国際サッカー連盟(FIFA)は21日、スイスのチューリヒで2009年の年間最優秀選手を発表し、男子はアルゼンチン代表のFWリオネル・メッシ(22)が初受賞した。同国の選手としても初受賞で、フランス・フットボール誌選出の世界年間最優秀選手「バロンドール」と合わせ、史上11人目(12度目)の同年ダブル受賞となった。”
アルゼンチン代表メッシが初受賞 サッカー世界最優秀選手
”メッシは少年時代にスペインへ渡り、バルセロナの下部組織からトップチームに上がった。昨季は欧州チャンピオンズリーグ(CL)で決勝の1点を含む9ゴールを挙げて得点王に輝くなど、スペイン1部リーグ、国王杯と合わせた3冠達成の原動力となった。”
バルセロナ初の世界一 クラブW杯、メッシが決勝点
”先制点を許したバルセロナは、後半に攻勢に出て同44分にペドロが起死回生の同点ゴール。延長後半5分にメッシが決めて勝ち越した。”
メッシはもっとも日本人サッカー選手に似た選手である。身長169cm体重66kg。ロナウジーニョのような超絶テクニシャンでもなく、クリスチャン・ロナウドのような長身イケメン俊足フィジカルマックスの3拍子も4拍子も揃った選手でもない。黒人選手やペレのような100m10秒台の超俊足でもない。むしろ肉体的にはハンディキャップの方が多いだろう。あまりに小さい少年で成長ホルモンの接種のために母国アルゼンチンからスペインに渡航したという伝説の少年である。また天才マラドーナのような天才性や自信過剰のビッグマウスもない。むしろ多くのハンディキャップを抱えて悩んでいる少年少女たちと同じ心の優しさを持つ。だれもが努力を重ねればメッシのようになれるかもしれないと思わせてくれる。そういう選手である。
メッシ「すべての人に感謝したい」
”「すべての人に感謝したい。周囲の支えがなければ受賞することはできなかった。2009年はチームとして勝つべきタイトルをすべて取れたし、個人としてもさまざまなことを達成できた」。”
この意味では歴代のバロンドール受賞者、歴代のFIFA年間最優秀選手たちと比べてももっともサッカー少年やスポーツ少年たちに大きな夢を与えてくれるタイプの新しいタイプのサッカー選手であると言えるだろう。
The Young Messi
History of Messi
[adidas FOOTBALL DREAMS] -ANDORRA- PART2(1分50秒あたりからメッシ登場)
(日本のスポーツ関連企業も、こういう無名の子供たちをヒーローにしながら財政援助するという、良いコマーシャルを作って欲しいものだ。)
おめでとう、メッシ選手。君の受賞は多くの少年少女を勇気づける事だろう。
ありがとう、メッシ。君の成功は多くの少年少女のに希望を与え、彼らの夢を育むことだろう。
はたして来年のワールドカップ南アフリカ大会は、「メッシの大会」となるのだろうか?
実に楽しみなところである。
こういうワールドクラスの好青年が、ゴルフの石川遼選手だけでなく、日本のサッカー界にもたくさん現れて欲しいものである。
by Kikidoblog | 2009-12-22 10:27 | サッカー&スポーツ