秘密結社スカル・アンド・ボーンズのジェロニモの骨の悲劇?
いやはや、ついに表舞台のニュースにも秘密結社の話が出て来るようになったようだ。
人間の「頭がい骨」使った米名門大秘密結社の投票箱、競売中止
”米国の名門イェール大学の秘密結社「スカル・アンド・ボーンズ」が使っていたとされる、人間の頭がい骨と大腿骨
をあしらった投票箱が22日、予定されていたオークションに出品されなかった。競売大手クリスティーズが発表した。投票箱は19世紀だった1832年から1877年にかけ、秘密結社の会員が使っていたとされるもので、落札予想価格は1─2万ドルと見られていた。しかし、使われている人骨の「所有権」について、ある団体が権利を主張したため出品を取りやめたという。この投票箱の競売については、1月初旬に開かれた世界考古学会議でも「人骨を売買対象とするのは、その人物の尊厳を傷つける」と非難していた。この会議では、投票箱に使われている人骨が、米大陸の先住民だった可能性が高く、先住民の遺骨を保護する連邦法に抵触するとも主張していた。イェール大学の秘密結社「スカル・アンド・ボーンズ」は、多くの政治家を輩出したことでも知られており、ジョージ・W・ブッシュ前米大統領や、その祖父のプレスコット・ブッシュ上院議員らも所属していた。”
(パパブッシュは時計台のすぐ左の人。子ブッシュももちろんこのメンバーだった。ついでにつけ加えると、龍馬伝に出てくるペリー提督もまたイェール大学出身者。おそらくこのメンバーだったのだろう。その他に「スクロール・アンド・キー」などたくさんの秘密結社がアメリカの大学には存在するが、そのルーツはアメリカの「フラターニティー(学生寮)制度」から来ている。日本の大学では部活のサークルやクラブの中に宗教カルトが「ヨガサークル」のような形で忍び込んでいるが、それと同じように、アメリカの大学には秘密結社が「フラターニティー」に忍び込んでいるというわけである。)
この記事の中にある、「使われている人骨」とは、一説では、「第一次世界大戦中、S&Bのメンバー6人が、アメリカ先住民族・アパッチ族の指導者であるジェロニモの墓を暴いて遺骨を持ち去り、S&B本部に納めたと言われている」らしく、「ジェロニモの頭蓋骨」ということになる。それを持ち帰ったのが、パパブッシュの親父プレスコット・ブッシュとか。
最近この「骸骨と骨」を使用しているのは、シーシェパードである
いやはや、いずれにせよ人の墓を暴いちゃいけないヨナ。日本では、この「骸骨と骨」が海賊船の象徴となり、「自由の象徴」というふうに、真逆に理解しているインテリが多いが、どうやらそれは間違いだということである。
by Kikidoblog | 2010-01-23 21:10 | コンスピラシー