日本の天才たち:「神は曲がった線で正しく書く」
今回は、趣きを変えて、日本の天才、それも「正真正銘の天才」を紹介しておこう。以下の4人の人物である。もちろん、日本には探せばもっともっとたくさんの正真正銘の天才たちがいるだろうが、自ら探してみて欲しい。ブラジルのことわざに「神は曲がった線で正しく書く。」というものがあるように、天才とは一見天才らしく見えないのがその特徴なのである。
まずは俳優の中野裕太さん。
異常な鼎談 西寺郷太 中野裕太 中編3/3
異常な鼎談 西寺郷太 中野裕太 後編1/3
異常な鼎談 西寺郷太 中野裕太 後編2/3
異常な鼎談 西寺郷太 中野裕太 後編3/3
次は日本で「リサイクル」という概念を誕生させた五井野正さん。
tadashi goino
次はシナジェティクス研究所の梶川泰司さん。
犬のしっぽ ブログ
最後は三浦折り
の三浦公亮博士。
日本もまだまだ捨てたものではないということを感じさせてくれる人物たちである。
しかしながら、小学生で東大入試の勉強を楽しんでやっていたが、大学受験の際には「東大には行きたくなかった」という、中野裕太さん。学校教育を超越した万能の天才、五井野正さん。バックミンスター・フラーに師事するまでは日本の学校教育で落ちこぼれに過ぎなかったという、梶川泰司さん。また、東大出身だったがNASAの研究所へ行ってから大発見の基礎を見つけたという、三浦公亮博士。
こういう人々をみると、いったい日本の教育とは何なのか? 日本の大学教育はいったい何のためにあるのか? 学校教育とは何なのか?、と問い直さざるを得ない。いまや義務教育、大学や学校教育が人類にとってむしろ障害になっている観すらある。本当の逸材は学校教育の外から誕生する。むしろ学校教育を受けない方がマシなのかもしれない。そんなことを感じさせる人々である。
いずれにせよ、人とは自分自身で物事を取捨選択しながら能動的に学び取る他ないということである。
by Kikidoblog | 2010-02-02 13:33 | 人物