岡田ジャパン崩壊!?:もはやチームは自信喪失でぼろぼろ
今回は、昨日東アジア選手権で日本は香港にしか勝てず、韓国に惨敗。ワールドカップベスト4どころか、アジアベスト4すら危ない状況となって来た。
日本が韓国に惨敗V逸/東アジア選手権
この原因はどこにあるか、といえば、もはや言うまでもないが、岡田監督の力量のなさである。同時に岡田氏を日本代表に据えた日本サッカー協会にその責任がある。岡田監督と言えば、「漁父の利の岡田」というところ。フランスワールドカップでは、加茂監督解任の後がまで急遽就任。今回はオシム監督の病気で後がまに就任。その際、たまたまガンバ大阪の西野監督など実績のある日本人監督の任期が残っていたためという、実に安易で消極的な理由で採用された。そして徐々に「オシムジャパン」から「岡田ジャパン」へと変貌に次ぐ変貌を遂げ、ついに最終段階にやってきた。そして、”3年前の”私の予想通り、「日本代表崩壊」となった。まさに、今の日本社会そのものを見るような悲惨な姿へと変貌を遂げてしまったのである。
今となっては、これといって、今の日本代表を救う秘策はないが、それでもまだやれることはある。そこで、私の昔のブログに書いていたものを再掲しておこう。
いずれにせよ、なでしこジャパンと一度試合をして欲しいところである。もしなでしこジャパンが勝てば、日本代表は女子サッカーが出るというのがいいだろうヨ。
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2007/12/03のBlog
サッカー日本代表の”危機”:岡田ショック!
サッカー日本代表監督に岡田氏、協会常務理事会で承認
いやはや、日本サッカー協会は何を考えているのだろうか? この期のどさくさに乗じて、本当に岡田監督を誕生させたいらしい。(川淵キャプテンの”御乱心” ?) 日本のマスコミもまた岡田氏が、10年前のフランスワールドカップで何をしてくれたのかも忘れてしまったらしい。(フランスW杯の戦犯岡田に出る幕はない!!) 岡田さんは、ここ最近は失業状態だったはずだから、”棚ぼた式”の監督就任はまたとないチャンス到来のはずであろう。これで、毎年1億円以上の所得が入るはずだからである。不安定な生活状況から一遍にセレブ生活が待っているのだ、家族は絶対に受けろというはずである。
しかし、待って欲しい。”サッカーの代表監督は、単なる職業ではない!!”
サッカーの代表監督とは、国を代表して世界戦争に赴く将軍のようなものである。それゆえ、サッカー協会関係者のみならず、ファンや国民の意志も汲み、真の代表者を選ばなくてはならないのである 。
この観点からすれば、どうやら日本サッカー協会は、我々ファンの意見というものをまったく無視したいらしい。非常に困ったことである。 なぜなら、ワールドカップ代表は日本サッカー協会のためにあるのではなく、日本のすべてのサッカーファンのためにあるからである。 私個人は、「フランスW杯の戦犯岡田に出る幕はない!!」に書いた理由から、岡田だけは”絶対に”日本代表監督にはしてはならない人物と考えている。
なぜなら、これでまた岡田は意味不明な選手起用と時代遅れなサッカー理論に基づいた戦術に固執するはずであり、それを見なくてはならなくなるからである。(ここで言っているのは、日本代表監督としては岡田はだめだという意味であり、Jリーグの普通のチーム監督はまた別の話である。)
当時まだ一介の駆け出しのコーチでしかなかった岡田が、なぜ監督として成功できたかと言えば、それはひとえに中田英寿の存在のおかげであった。中田なしにはどんな監督であれ、ワールドカップ出場は不可能であった。それほど、中田英寿の存在は大きかったのである。その中田が当時は岡田に全面的に協力した。だから監督として何の実績のない岡田でも成功できたのである。
しかし、今回は中田英寿は引退してもういない。ましてや中田に代わる精神的支柱はまだいない。岡田に大なり小なりいろんな意味で協力したのは中田英寿だったわけだから、中田のような選手がいない以上、岡田にサジェストできる選手や岡田をサポートする選手はいないわけである。こんな状況下で果たして岡田采配ができるか、といえば、それは無理であろう。これは最初から明白である。
さらに、かつてブラジルのドゥンガが「日本人監督には日本人独特のメンタリティーがある」と言ったが( セレソン)、その張本人こそこの岡田のことだったのだ。数ある日本人監督の中でも岡田はもっとも「日本人特有のメンタリティー」を持つタイプの人物である。これすら川淵チェアマンはお忘れのようだ。
残念ながら、これで今回はワールドカップ出場は非常に困難になったと私は見ている。予選敗退はかなり決まってしまったと言えるだろう。 それにしても、どうして川淵チェアマンは日本サッカー協会だけでなく、他の人々の意見やファンの意見を聞かないのだろうか? 非常に不思議である。
いやはや、御臨終ですナ。日本代表は。 ついでに書いておけば、岡田よりはラモスの方がずっと良いと思うがネ。
参考:
川淵キャプテンの”御乱心”?
フランスW杯の戦犯岡田に出る幕はない!!
サムライサッカーをめざせ
[ 更新日時:2007/12/03 21:00 ]
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2008/02/25のBlog
”なでしこジャパン”初タイトル、東アジア杯優勝!
サッカー東アジア女子、日本が中国破り国際大会初優勝
なでしこ果敢、連動し中国圧倒 公式大会初タイトル
なでしこジャパンがついにやった。東アジア杯初優勝。そのチームを率いたのが佐々木監督。「佐々木監督語録」を紹介させてもらおう。
北京五輪のメダル獲得を目標にして
佐々木監督:「組織で連動して戦う」
沢の、相手の球を奪う能力に注目。あえて中盤の下がり目に置いた。
佐々木監督:「球を多く奪えば、攻撃の機会が増えるから」。
その沢はこの日も2点目にからんだ。
沢:「球の奪いどころ、コースの限定が佐々木監督になってはっきりした。選手は全員でそれを意識し、表現すればいい」。
この日のハーフタイムで
佐々木監督:「5人残って守ろうなんてやめろよ。でも3人は残っとけ」
佐々木監督の言葉で選手は笑いの渦に包まれた。
佐々木監督:「一度は笑わそうとしてるんですよ」
関係者:「以前のピリピリしていた雰囲気が和んで、若い選手がなじめるようになった」
なるほど、これでこのところの「なでしこジャパン」の選手たちが明るく、実にのびのびしている理由が良く分かった。要するに、”良い監督”に巡り合えたということである。 それと比べると、岡田監督は”暗い”。岡田ジャパンも暗い。 好対照である。もちろん、結果も好対照。 佐々木監督のような人物が男子サッカーも率いてくれると良いのだが。
それにしても、岡田ジャパンは「オシム・ジャパンを引き継ぐ」と言って始まったのだが、今回の東アジア杯を見る限りまったく別チームのようになってしまった。選手たちはそれほど変わっていないのだが、やはり指揮官の”センス”が違えば、選手の価値観も変わる。結果としてチームカラーは180度変化する。同じプレーに対して、オシム監督なら”激怒する”場面でも、岡田監督なら「それでいいぞ」となれば、選手はまったく正反対の動きをするようになる。
例えば、オシム監督流の”走るサッカー”の「回りがまず走り出してからパスを出す」というやり方が、岡田監督流の「とにかく前のフリースペースに蹴ってから走れ」というやり方に変われば、チームとしては別物となるからである。
おそらく、この短い期間にそうした180度異なる監督の反応を見ているうちに選手たちはまったく別チームへと変ぼうしたように見える。これに応じて、岡田流サッカーに合う選手たちが起用され、 巻などオシム流サッカーの選手たちは徐々に敬遠されるようになる。そうやってまた「つまらない岡田サッカー」の世界へと近付いていく。 その結果が、今回の東アジア選手権の結果というわけである。
昨年、「”なでしこジャパン”の強さの秘密?」で私はこう書いていた。
『要するに、一言で言えば、現在では、身体能力の男女差は別として、”サッカーの質”、”サッカーのレベル”で言えば、女子サッカーの方が上ではないのか、ということなのである。 そこで問題は、 この差がどこから生まれているのか? ということである。 指導者の差なのか。あるいは、指導法の差なのか。あるいは、サッカーの教育システムに何か違いがあるのか。あるいは、日本女性に何か特有のものがあるのか。 果たして何が理由でこういう現象が起きているのだろうか。 こういう問題があるのである。
今や、一昔前と違って、「女子サッカー」といって馬鹿にできない。技術的にも、体力的にも、肉体的にも、女子サッカーは非常に進歩している。 私が言っていることを証明したければ、一度、オシム・ジャパンVSなでしこジャパンで試合をしてみたらいいと思う。おそらく、あなたは、日本女子サッカーがこれほどうまいと知って、非常に驚くだろう。衝撃を受けるに違いない。』
ここで提案しておいたように、一度、岡田ジャパンとなでしこジャパンで練習試合をしてみると良いと思う。お互いに非常に良い勉強となるだろう。 心から”なでしこジャパン”におめでとうと言いたい。
参考:
サムライジャパンvsなでしこジャパン:どっちが強い?
”なでしこジャパン”男子サッカーの先を行く?
[ 更新日時:2008/02/25 21:58 ]
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2008/10/28のBlog
”カズダンス”を永遠に!:カズを日本代表に呼ぼう!
J2:横浜FCのカズが最年長ゴール…41歳7カ月29日
”キングカズ”こと、三浦知良選手(41歳)がJリーグの「最年長ゴール」記録(ジーコの41歳3ヶ月12日)をついに破った。41歳7ヶ月25日である。 それも、ドリブル突破からバランスを崩して倒れてからの執念のシュートである。涙が流れそうになるほど一生懸命でひたむきなシュートであった。
私は、ラモスや北沢や武田と読売ヴェルディでプレーしていた頃のカズは好きではなかった。”2億円”の年棒をもらい、名門ヴェルディを父親といっしょに支配し、夜な夜な「夜の帝王」ぶりを発揮していたからである。 しかし、昔の同僚は1人去り2人去りと徐々に現役選手がいなくなって寂しくなっても1人自分の夢 (ワールドカップ出場)を目指して現役選手を続ける今のカズは非常に好きである。
摂生し、トレーニングし、はでな生活を控え、すべてをサッカーに注いでいるからだ。 ”三浦カズ”が得点すると、「カズダンス」をする。 このカズダンスは、「カメルーン代表のロジェ・ミラが1994年のアメリカワールドカップのロシア戦で後半終了真際に出場してゴールを決めた直後にコーナーフラッグのところで行ったダンス」をカズが拝借したものである。 この時、ロジェ・ミラは、「42歳1か月8日」の「ワールドカップ史上最年長ゴール」を決めたのだった。
私は、もしカズが日本代表に選ばれ、2年後の2010年ワールドカップ南アフリカ大会に出場すれば、ロジェ・ミラの世界記録を破ることができるのではないかと思う。43歳5ヶ月程度になはずだからである。
今の岡田監督は、ある意味カズとは因縁深い監督である。アメリカ大会出場を「ドーハの悲劇」で逃したカズをフランスまで連れて行って現地で落選させた監督であったからだ。一生に一度のチャンスをカズは奪われた。 残るは次の大会のみであろう。
岡田監督にそういう「味なことをする」人情(や男気)があるとは思えないが、もし次のワールドカップにカズを無条件で出すということを決心すれば、日本サッカー史上に語り継がれるエピソード、そしてもしカズがワールドカップで得点すれば、サッカー史上永遠に輝きを残すことが可能となるはずである。 その時、人々は「カズダンス」の”真の意味”を(また他の選手が「カズダンス」をするとなぜカズが怒るかの意味も)理解するだろう。
「三浦カズ、キングカズを日本代表に!」
これが今の日本代表を救う秘策である。
[ 更新日時:2008/12/11 17:00 ]
by Kikidoblog | 2010-02-15 12:34 | サッカー&スポーツ