ボブスレーの歴史:ソリから”氷上のF1”へ
昨日、私がボブスレーのことをちょっと紹介したついでに、もうすこしボブスレーの話題。今日、非常に昔のボブスレーの姿とはどういうものか? と調べていたら、興味深いサイトを見つけたので、それを紹介しておこう。以下のものである。
Bobsled
これによると、ボブスレーの歴史は100年ほどあるようだ。この中を見て行くと、ボブスレーが、いわゆるソリからどのようにボブスレーに進化してきたかが分かる。一番最初のものは以下のような姿で、まだソリの姿がそのまま残っていた。
一番初期-1920年代 この時代のボブスレーは今と同様に2つのひもで引っ張る方式。
1930年代 どういうわけか、この時代のボブスレーには車のハンドルのように操縦する。
1960年代 この時代にフロントカバーが誕生する。
1980年代 この時代にフロントカバーとサイドカバーが合体して、今のボブスレーの原型になる。
ここまでは、このサイトにあったが、ここから先は以下のものにある。
1990年代
Team USA Bobsleigh
ドイツチーム
スイスチーム
2000年代
Team USA Bobsleigh
ドイツチーム
このボブスレーの形状の進化をたどると、日本チームのボブスレーは、1990年代後半型だろうということがわかる。
このことをもっと分かりやすく説明するために、日本の新幹線の「鉄道写真集」に非常に良い例があったので、それを使うと、以下のようになるだろう。
一番最初のボブスレーは、こんなものに対応する。
それが、1990年代のボブスレーに対応するものは、
のようなものになり、これが今の日本代表の乗るボブスレーにあたる。
それが、現在のトップチームでは、
のようになり、それが今後は
や
のように形状が進化して行くだろうということである。
だれか、日本代表のボブスレーに投資してくれるものが現れると非常にありがたいのだが。
by Kikidoblog | 2010-02-25 20:28 | ボブスレー