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「未来を見る科学研究」の最前線:その名も「ルッキング・グラス」

みなさん、こんにちは。

「この水晶玉の中におまえの未来が映るのじゃ」
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という「水晶玉占い」で知られるように、「水晶玉」はその昔から不思議な霊的パワーを持っていると考えられて来たようである。

同じく、「鏡よ、鏡よ、鏡さん。この世で一番美しいのはだーれ?」
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という「白雪姫」の中のまじないのように、「鏡」もまたその不思議な力があると信じられて来た。こういうガラスのことを「ルッキング・ガラス(Looking glass)」(将来を見通すガラス)という。

一方、我々普通の物理学者は、水晶は単なる石英の結晶
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であるし、鏡
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はガラスの裏に銀を蒸着しただけだ(化学反応のより明確な理解を目指した高等学校化学の「銀鏡反応」教材の開発)、と考える。それゆえ、そこにはどこにも占いや予言のたぐいの入り込む余地はない。したがって、「ルッキング・ガラス」など何の根拠もない(トンデモナイ)オカルトの類いであると結論するだろう。

しかしながら、ここに1つの問題が出る。

その昔、日本に運慶という彫刻師がいたが、こういう彫刻師は、これから彫るべき木の中にすでに彫像のイメージ
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が見えていたという。つまり、刻みながら少しずつ完成に近づけるというのではなく、最初から頭の中にある設計図や完成図にしたがって一気に削りだすのである。そうやって不要な場所を取り除いて行った最後の残りの部分が彫像の姿を描く。言い換えれば、彫像とは、外側の邪魔者を消去して行った残りの姿なのである。消去法の世界なのである。

そこに残されたものが、傑作となるか、駄作となるかはその仏師の腕前次第であるが、そもそもそこにこれから刻まれるべき素材である樹木が存在しなければ、彫刻は誕生しない。すなわち、木がなければ木の仏様を彫ることはできない。

実は、科学研究というのもまさにこれであると私は考える。これから切り刻まれるものは科学のテーマである。そもそもそれを最初から否定すれば何も残らない。上の科学者の典型的な態度はこれにあたり、最初からオカルト(つまり、何もない)といってスルーするわけである。だから結果として何も新しいことが残らない。

ところが、米軍のMJ-12やイルミナティーの科学組織(普通の言葉使いで言えば、米軍で軍事研究している科学組織)である「ジェーソン・スカラー」の科学者たちは、超能力けっこう、オカルトけっこう、千里眼けっこう、タイムマシーン大いにけっこう、空飛ぶ円盤ますますけっこう、というような感じで、その切り刻む素材である科学テーマに制限を置かない。

一見「オカルト」であろうが「トンデモナイ」ものであろうが、おかまいなしで研究する。それも秘密裏に。一般大衆や外の普通の科学組織には一切知らせない。そしてもし何か本物が残れば、それを軍事に生かし、ほぼ時代遅れとなると今度は「スピンアウト」して一般大衆の世界にリークする。

そうやって出て来たものが、ジェット機やロケット、レーダーや電子レンジであり、コンピュータや携帯電話であり、インターネットであり、アルミホイルやサランラップであり、その他多くの数かぞえきれないほどの当時の最先端科学技術である。

では、まだ一般大衆に知らされていないものはたくさんあるのか? もちろん、イエス。

その代表格がスタン・デヨ博士の「反重力エンジン」であり、「フリーエネルギー技術」であり、スタントン・フリードマン博士の「水核融合エンジン」であり、ルイス・アンダーソン博士の「タイムマシーン」であり、ダン・ブリッシュ博士の「ルッキング・グラス」である。

今回は、その中の一番最後のごく最近登場した(というより、リークしてきた)「ルッキング・グラス」テクノロジーのことをメモしておこう。以下のものである。

Project Looking Glass
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この装置は、おそらく、一番の核心部分は「バレル(樽)」と呼ばれる回転物質とその回転チェンバー内に封入されるアルゴンガスだろう。
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(アルゴンのような希ガスを使う理由は不明だが、昔からヘリウムやアルゴンやネオンやクリプトンやキセノンやラドンなどの希ガスは非常に不思議な物質であると知られている。希ガスが水中に入ると水で水和してクラスレートを作り麻酔作用を及ぼす。また、ジャン・ピエール・プチ博士のユミット星人の話では、細胞内には未発見のクリプトンが存在し、それがDNAと結合しているために、宇宙環境に合わせた生物進化が起こるという話である。光の速度を変える(光速度を超えたという)のもアルゴンガスであるし、希ガスの電子には何か面白そうなこことが眠っているようである。)

どうやらこの装置の中でバレルの部分が高速回転することで、まわりの時空を歪める(これはルイス・アンダーソン博士の「ティプラータイムマシーン」の研究でも登場するものである)。
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その歪んだ時空の部分が、3つの赤いリングのすぐ外の「灰色の円」の部分であろう。

未来を見るためには、そのバレルの向きを変えて行くことにより、灰色の円形面が変化し、まさしく水晶玉のような領域へ姿を変える。
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おそらく、これも推測の域をでないが、その歪んだ時空の領域はかなり危険であるために、それをシールドするための外側に3つのテスラコイルのようなタワーがあるのだろう。あるいは、その見ている未来世界へ突入するためのゲートを作るためのものだろう。そして青い四角の平面領域が、ドラエモンのどこでもドアーのようなもので、そこに入ると異なる時空世界を体験できるという「スターゲイツ」なのだろう。この中に入るとどこに飛んで行くかわからないから、右側の何かロケットのようなカプセルに入る。

いずれにせよ、嘘というにはあまりにリアルで手が込み、理にかなっている。果たして我々外の世界の一般の科学者たちにこの科学技術の原理は理解可能だろうか?


ところで、この世界にもすでに「ルッキング・グラス(Looking Glass)」技術は存在する。これは、Sun Microsystemsが開発中のインターネットの世界のパソコンで3Dで表示するブラウザ
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のことである。米軍の研究に刺激を受け、それをパソコン内の仮想世界で実現したいということらしい。これができると、今度はこれと3Dテレビと組み合わせれば、「3Dパソコン」の誕生というわけである。キーボードだけ持っていれば、目の前に3Dウェッブの世界が出現する。そんなコンピュータソフト技術である。だから、もしあなたが「Project Loooking Glass」で検索すれば、こっちの方が見つかり、ここで紹介している方は見失うはずである。そして、そんなものはないよ、と見事に騙され誤った結論を導くだろう。

  by Kikidoblog | 2010-03-20 10:58 | ルッキング・グラス

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