デービッド・ボームと「ニュー・イルミナティ」
今日偶然、非常に興味深いものを見つけたので、急遽ここにメモしておこう。
デービッド・ボーム博士
は、私と同様の理論物理学者である。もちろん、無名の私とは異なり、数多くの重要な研究を行った、世界的有名かつ歴史的理論物理学者である。「アハロノフ−ボーム効果」は特に有名で、ノーベル賞級の研究である。もちろん、生粋のハンガリー系の猶太人。俗にいうところの「偽ユダヤ人」である。また、残念ながら、オッペンハイマー博士のあのマンハッタン計画で実に重要な貢献を行い、日本に原爆投下となったという人物の1人でもある。
(一番右がボーム博士。椅子に座った真ん中がかのリチャード・ファインマン博士。おそらくファインマン博士ができたてほやほやの「ファインマン積分」の話をしていたのだろう。Shelter Island Conference Photos より)
晩年にボーム博士は、超能力に関心を持ち、いわゆる「還元論」的な科学と離別したようで、博士の書いた多くの著書はある傾向の人々の間で深く愛されているようである。
(ユリ・ゲラー(中央)と一緒に。Scientific picturesより)
そんな中でも驚くべきことは、以下のサイト「ニューイルミナティ」
の精神的支柱となっているのが、どうやらデービッド・ボーム博士の理論のようである。これは、イルミナティーのニューエイジのことを「ニューイルミナティ」と言っているようである。
まあ、デービッド・ボーム博士に入れ込むのも結構だが、惚れ込むのも結構だが、一番大事なことは「自分の頭で考えること」(あるいは、「自分の感性を大事にすること」)なんですナ。
おまけ:
Richard Feynman playing bongos(ボンゴを叩くリチャード・ファインマン)
もっと若い頃のもの。
おまけ2:
(デビッド・ボーイ似のこの人、やはり「目」が大好きなイルミナティですナ。Bienvenidos al universo Alex Greyより。それにしても気色悪い絵をかくおっさんだナ。)
by Kikidoblog | 2010-06-11 10:07 | コンスピラシー