地下深部掘削の”謎”:ロシアの科学者、地下に何かがいる?
昨日はアルゼンチン対韓国戦があり、メッシ、イグアインの大活躍だったが、今回は、ChemBlogさんの「悪魔が叫び声を上げる場所:地獄の門への旅」なる記事を紹介しておこう。これは実に面白い話である。その元の記事は以下のもの。
WHERE THE DEMONS SCREAM: A JOURNEY TO THE GATES OF HELL
だいぶ前に取り上げた「ラケルタファイル」の話と比べると特に面白い。
「ラケルタファイル(The Lacerta File) : あるレプティリアン女性との対話1」
「ラケルタファイル(The Lacerta File) : あるレプティリアン女性との対話2」
「ラケルタファイル(The Lacerta File) : あるレプティリアン女性との対話3」
「ラケルタファイル(The Lacerta File) : あるレプティリアン女性との対話4」
この地球にはどれほどの石油が存在するのか?
という科学の問題がある。この問題の答えとしては、現在の科学による説として、現在まで基本的に2つの考え方がある。
1つ目は、よく知られたように、石油はいわゆる「化石燃料」の1つであり、太古に栄えた植物が永年にわたり地殻内で高温圧縮され石油や石炭になったのである、という考え方である。
それに対して、あまり話題にならない、もう1つの考え方がある。それは、たとえば木星のタイタンの地表を覆っているのが液体メタンであると考えられているように、惑星が誕生した初期には、地表は炭化水素の化合物で覆われていたが、地殻変動や火山活動のため、それからより複雑な石油のような物質が生まれた、という考え方である。
はたしてどちらが正しいか?
これにより、石油の埋蔵量に対する哲学が変わる。
もし前者であれば、いつか石油は枯渇する。だから石油が埋蔵された場所の確保が大事となる。その結果、石油利権の問題として、サウジアラビア、ロシア、メキシコ、東シナ海など石油の埋蔵量の多そうな場所が戦争の火種となる。
しかし、もし後者であれば、石油はどの国の地下深部にもほぼ無限に存在する。それゆえ、石油利権そのものの意味がなくなる。むしろ問題は石油のある地下深部まで掘削できるかどうかという、掘削技術だけの問題となる。
この問題に関して、昔から旧ソ連の科学者と欧米の科学者の間の対立がある。欧米の科学者は前者を信じ、旧ソ連の科学者は後者を信じたようである。この伝統は現在も続き、欧米の科学者は化石燃料としての石油を信じ、ロシアの科学者は地球創世石油を信じているのである。
どうやらこの問題に決着をつけようとして、ロシアの科学者たちが、秘密裏にロシアの大陸の地下深部掘削を行ったようである。そこで、最初のChemBlogさんの紹介した記事の内容につながる。
これによると、そうして地下深部を掘削して行くと、どうやらある特定の深さまでは順調に掘削できるという。これは日本の掘削船「地球」もある深さまでは記録を伸ばした。この深度はだいたい地下10kmの深さらしい。ここまでは、地中の細菌などを調べると、深くなればなるほど地球創世期に誕生したと考えられる古細菌が出てくるようである。つまり、深く掘れば掘るほどより古い細菌、地球創世記に誕生したものに近い細菌が出てくるのである。
「2006年、北極地方のムルマンスク州(Murmansk)近郊にあるザポリャルニ駐在所で(Zapolyarny Station)コーラ掘削プロジェクト25周年の祝典が挙行されていた。1983年に深さ12キロメートルに達していたとはいえ、プロジェクトが凍結される1995年までにさらに262メートル掘り進むのに10年を要していた。既に科学者は、大変な深さの場所から多くの化石化した微生物を発見しており、深さ4キロメートルに至って、教科書が予測している全てが間違っていることに気付いた。そこに玄武岩は無かったが、多量の花崗岩があり全ての温度が予測よりも高かった。10キロメートルの深さで、科学者は金とダイヤモンドという素晴らしい埋蔵物を発見した。深さ12キロメートルの温度は、予測よりもさらに高く摂氏220度であり、チタン製のドリルを何本も破壊するほどの相当な量の放熱があった。現在、コーラの地球で最も深い穴の研究施設に駐在している科学者は5人おり、彼らは地球の底から掘り出した物質を検証している。」
ところが、それ以上の深さの12km程度になると、どういうわけか、掘削ドリルが溶解する。理論上太陽の表面温度の6000度Cまで持ちこたえることが出来るドリルが、理論上220度C程度の地下温度の場所で溶ける、というのである。
そして、不思議なのは、地下深部からドリルを引っ張る力が働くというのである。時にはドリルが引っ張られて消えたという。
さらには、不思議なことに、地下からマグマが上昇するのを防ぐために、掘った穴はすぐに埋めるらしいが、たまたま埋める前の穴をのぞいたところ、その地下深部からなにやら奇妙にも、生物の音のようなものが聞こえて来たというのである。
「コーラの超深深度掘削穴が深さ10キロメートルに達した時、頂上では多くの不思議な出来事が発生している。チタン製の先端が太陽表面の温度でなければ融けないにも関わらず、ドリルの先端が2回に渡って融解した。何度もドリルは下へ引き込まれるように引っ張られ壊れ、ドリルの先端は決して見つかることはなかった。これらは説明のつかない出来事の数例のみなのだ。とりわけ、深さ13キロメートルに達し掘削穴にふたをする前の1994年、惑星の底から奇妙な雑音が聞こえてきた。それを聞いた者達は、その雑音が「地獄での罪人の叫び」以外に考えられないと満場一致で主張した。その後、非常に大きく説明しがたい爆発音が聞こえ、地球の底から現れた悪魔の話が広まった。」
今のところ、この不可解な現象を合理的説明するアイデアはないようである。
これを説明する理論としては、いくつか考えられる。
1つ目は、有名な「地球空洞説」

で、地球内部にはシャンバラなる理想郷があり、

そこの住人アルザル人が妨害したというものだろう。
[地球空洞説] 地底世界アルザルの写真
南極大陸の知られざるUFO戦争:バード大将の謎の経験
2つ目は、地球は空洞ではないが、たまたまロシアの下に「ラケルタ族」が住む地下の帝国あり、そこに到達してしまった。その結果、ラケルタなる古代レプティリアン(俗に地底人という)が掘削を妨害した。ラケルタ・レプティリアンというと、デービッド・アイク流のレプティリアン族

をイメージし、非常に怖い感じがする。
しかしラケルタファイルにある、彼らの行動パターンを読むと、ちょっと違う。彼らには背中に固いものがあり、血流が冷えるというウィークポイントがあり、しばしば日光浴を好むというような特徴があり、この多くは日本で言う「河童」

の行動様式に非常に似ている。だから私の個人的イメージではこの河童の先祖なのだろうと見ている。

はたして真実はなんだろうか?
今後の展開を期待したい。
by Kikidoblog | 2010-06-18 12:06 | ミステリー