白人ウソつく、インディアンウソつかない。
昔の西部劇によくあるシーンにこんなものがある。
インディアン部落につかまった白人が、インディアンから逃れる為にさまざまの誓いを立て、信用を得る。がしかし、仲間の騎兵隊が助けに行った時、今度はその誓いや前言を翻して、自分たちの町で英雄扱いされる。たとえば、ケビン・コスナーの「ダンシーズウィズウルヴス」。
この白人の豹変ぶりを見たインディアンが言う。「白人ウソつく、インディアンウソつかない。」
今日の以下のニュースは、300年前のアメリカ西部の白人のやったことと全く同じことがこの21世紀にも起こるのだという良い実例である。
あの裁判の涙は…元船長一転「反捕鯨やめない」

【シンガポール=岡崎哲】反捕鯨団体「シー・シェパード」による調査捕鯨船妨害事件で東京地裁に執行猶予付き有罪判決を受け強制送還されたピーター・ベスーン元船長(45)が10日、ニュージーランド・オークランド空港に到着した。
裁判では、南極海での反捕鯨活動にもう参加しないと涙ながらに述べていた元船長だが、空港で報道陣に囲まれると一転、「活動は決してやめない」と語った。
シー・シェパードは6月に元船長を除名しているが、ポール・ワトソン代表は本紙に、「除名も、元船長がもう反捕鯨活動をしないと語ったのも、法廷戦術に過ぎない」と述べ、元船長が団体の活動に戻る可能性を示唆している。
(2010年7月10日13時28分 読売新聞)
いつになっても白人は白人。ころころ立場を替えウソをつく。この習性は永久に変わらないのだろう。
W杯南ア大会でもイタリア人選手が演技して見事にPKをもらい、仲間とのセレブレーションの最中に「ピノキオの鼻」のまねをしたのが記憶に新しいところである。
by Kikidoblog | 2010-07-10 15:01 | コンスピラシー