HAARPに地震波か?
今日HAARPモニターを見ると、かなり大きな地震電磁波をとらえていた。
宇宙天気ニュース
によれば、今の時期は太陽風は特に問題ないようである。
いよいよ、高速太陽風の到来が近づいている様です。
担当 篠原
高速太陽風の領域は、すっかり勢いをなくしてしまったようです。
(太陽にはコロナホールが見えていたので、
高速風が地球へ当たらなくなったという方が正確かもしれません)
昨日のニュースの後も、太陽風のプラズマ密度は10個/cm^3と増加した状態を保ちました。
続いて、磁場強度も10nTへと強まりを見せたのですが、
太陽風の速度は、夜に入る頃に400km/秒と平均的な速さに上がり、
今日の未明、24日4時(世界時23日19時)に、
やっと450km/秒とやや高速の状態になっただけでした。
現在も、太陽風速度の上昇は、450km/秒止まりです。
一方、プラズマの密度は、1個/cm^3を割るところまで減少しています。
磁場強度は、8nTとまだ強まった状態を保っていますが、
ここから更に速度が上がるような雰囲気でもなく、
前周期に700km/秒近くまで上がった高速太陽風の領域は、
一気に弱まってしまったのかもしれません。
Magnetometer Chain
青の垂直成分が大きく、赤黒の水平成分が小さいのが、地震電波の特徴。今回のものは、かなり大きな振幅で揺れている。
Induction Magnetometer
一番下の周波数ゼロの近く(水平軸上)にある「白く明るい」部分が地震電波の特徴。まあ、白色に近い部分。一方、深夜に垂直に立ち上がった、幅広くピンクから真っ赤に近い色の帯状の部分はオーロラ活動によるものである。これは特にBz成分に顕著。
今回のBz, Bx成分のスペクトルデータには、かなり人工的な周波数と見られる2本の水平の周波数分布が見えている。
Spectrum Monitor Waterfall Chart
VHF Riometer
Electron density
Digisonde
参考:
「アキラの地震予報」
日本国内で個人的に磁力計を用いて地震予報を行っている。非常に予測率の高い優れた研究のようである。今回ここからも「駿河湾地震クラスの地震発生の可能性が懸念されます。(09/23 19:54発信)」と警告が出されている。関東地方は要注意かもしれませんナ。備えあれば憂いなし。
by Kikidoblog | 2010-09-24 21:54 | HAARPモニター観察