Surely You're Joking, Mr. Kaku! :ミチオ「もし君がNWOに反対なら、君はテロリストだ!」
昨今は、物理学者たちが、EUのCERNで「ミニブラックホール」を作って地球をブラックホールに飲み込ませてみようとしたり、「ice-9反応」で地球を一気に縮小しようとしたりと、気違いじみたことを繰り返している。地球に核爆弾の雨あられを降らしたかつての核物理学者のように、昨今の物理学者たちはその狂ったエネルギーを地球破壊物理学に注ぐ。いったい「貴様ら理論物理学者や物理学者は何様のつもりだ!」と言いたいところである。もちろん、私自身理論物理学者の1人であるから、この言葉は私自身へも跳ね返る。
そんな矢先、アメリカの有名日系(日本人か在日本人かは知らないが)理論物理学者のミチオ・カク博士

から、ついにこんな言葉まで登場するようになって来た。正直、「驚き」である。彼は言う、「もし君がNWOに反対なら、君はテロリストだ!」と。
狭依彦氏の「デーヴィッド・アイク(David Icke)の情報」に掲載されていた、以下の記事は実に興味深いものである。
加來道雄:文明の移行期 加來道雄:NWOに反対する人は「テロリスト」だ
道雄はおかしくなったようで、NWOに反対するならその人はテロリストだと言い始めた。
宇宙の文明にはType 1(惑星上の文明)、Type 2(スタートレックレベル)、Type 3(スターウオーズレベル)があると彼は言う。
彼はNWOは Kardashev scale(指標)ではType 1の成果だと主張している。
地球の我々は現在はType 0であるが、現在、Type 1への移行途上にあり重要な時期である。
EUやNAFTAはType 1経済の実現過程である。世界のエリートは皆英語を話している。ネイティブ言語も話されるが、英語がType 1言語となるであろう。
インターネットはType 1電話システムの始まりである。
Type 1への移行を望まない人々もいるだろう。彼らは移行を恐れている。彼らはテロリストである。
彼は、さらに、ニセの「エイリアン福音」を噴出させ、来るべき「Type 2グレイ」としてのグリゴリ(監視者)のニセの公表に向けて世論を誘導しようとしている。
Type 3は明らかに神と天使であろうが、イルミナティはそれが何者だと言うのだろうか?
「グレイ・エイリアン」が到着してさえもいないのに、ある種の「グレイ・エイリアン」のイメージを受け入れるように条件付けられているのは何故なのか知るためには、グリゴリもしくは監視者の時代遅れの描写を Google Imageで観察するのがよいだろう。
doguもしくはwandjina(加來の絶え間ないSFのガラクタへの言及に注意を払おう。このガラクタとは、眠れる羊たちをでっち上げの公表イベントに向けて条件付けるために、ハリウッドが羊たちの脳に植えつけているものである。)
はたして本当にミチオ・カク博士は、そんなことをいっているのか?
そこで、問題のYouTube番組を調べると、以下のものであった。この番組の最後の方で、確かにミチオ・カク博士は自信を持ってそういっている。
Illuminati Propaganda Par Excellence (最高級のイルミナティープロパガンダ)
Surely You're Joking, Mr. Kaku! (ご冗談でしょう、 ミスターカク!)
ミチオ・カク博士と言えば、素粒子論の教科書を何冊も書いている、全米を代表する高エネルギー理論物理学者である。私もかつて必死で彼の書いた「超ひも理論」や「場の理論」の教科書を勉強したものである。今も本棚には3冊の本が並んでいる。
最近(1990年代後半から)ミチオ・カク博士がどういうわけかよくテレビに出るようになったと思っていたら、その頃からまったく論文を書かなくなったようである。逆に、高エネルギー物理の解説本をたくさん書くようになった。まあ、日本の茂木健一郎のようなものである。研究は適当に弟子に任せ、自分はマスゴミで稼ぐ。
まあ、それでも、あまり普通の人々になじみのない、「高エネルギー物理学」を解説している分には何も問題ないだろう。しかしながら、そこから逸脱して、好き勝手なことをおっしゃるのはどうでしょうナア?
つまり、素粒子論の範囲から宇宙論に行く(まあここまでは許されるかもしれない)。しかし、そこから生命論、文明論にまで進む(この分野ではミチオ・カク博士はトウシロウで何の研究もしていないわけだ)。そこからさらに、宇宙文明をまるで素粒子論の M理論のように、好き勝手にカテゴライズし、宇宙文明には何種類かあると分別する。ここでは、そのカテゴリーの0レベルが現代の地球文明であり、1レベルがNWO文明、2レベル以上がグレイエイリアンやら他の宇宙文明という(まあ、ジョークの1つとしてこれは許したとしよう)。しかし、今地球がこの0レベルから1レベルへの移行期にあり、それに反するものは「テロリスト」と呼ぶというのは、いかがなものか?正直、ここまで来ると、「頭が狂っている」としか言えないだろう。
ちなみに、ミチオ・カク博士のいう、レベル1の宇宙文明とは、地震やハリケーンや気象や洪水を自由自在にコントロールできる文明のことだと定義している。つまり、彼の言うところの「NWOイルミナティー」は、自由自在に地震もハリケーンも洪水もコントロールできると主張しているというわけですナ。
私はミチオ・カク博士には、日系米人ということで、非常に期待していただけに、かなりのショックを感じるところである。いずれはノーベル賞も狙える科学者と目されているだけに残念である。もっとも昨今ではノーベル賞は、「ノーベルイルミナティー賞」のようだから、あっち側に言った人ほどその確率が増す。その意味では、むしろ、ますますその可能性が増したと言えるのかもしれないがネ。
いずれにせよ、「NWOに反対するものはテロリストである」というのは気違い沙汰ですナ!
こういうふうにして、また一人の良い学者が悪いやつらに買われて行く。
いやはや、世も末ですナ!
おまけ:
Kardashev scale
The Kardashev scale is a method of measuring an advanced civilization's level of technological advancement. The scale is only theoretical and in terms of an actual civilization highly speculative; however, it puts energy consumption of an entire civilization in a cosmic perspective. It was first proposed in 1964 by the Soviet Russian astronomer Nikolai Kardashev. The scale has three designated categories called Type I, II, and III. These are based on the amount of usable energy a civilization has at its disposal, and the degree of space colonization. In general terms, a Type I civilization has achieved mastery of the resources of its home planet, Type II of its solar system, and Type III of its galaxy.[1] Science fiction also may expand the scale to Type IV, where a civilization has mastery of the resources of its universe, and sometimes Type V, all the universes.
まあ、このロシア人博士もかつて米ソ冷戦の時代にケネディーのNASAの裏側で、米ソで月探査、火星探査をいっしょにやっていたという時のイルミナティーのお仲間のようですナ。
by Kikidoblog | 2010-10-14 19:00 | コンスピラシー