ストレンジラブ博士の祟り?:米軍の対中国核戦争対策?
かつて、ノイマン型コンピュータの創始者フォン・ノイマン博士
は「Dr. Strangelove(奇妙愛博士)」の1人であったが、こういったという。
もし、誰かが、なぜ明日攻撃しないのか、と問えば、私はなぜ今日にしないのか、と問う。もし、 今日の5時だと答えれば、私はなぜ1時にしないのか、と尋ねる。
これは、第二次世界大戦終戦後のソ連に対しての話であった。「悪魔の頭脳を持つ男」と呼ばれた、フォン・ノイマンの天才頭脳は、対ソ連政策に対して、ただちに核爆弾を見舞ってやれ、さもなくば、ソ連もまた核爆弾を持つ、とはじき出したからだと想像されている。
ソ連なき世界、今では、今度はどうやら中国に対して同じような感情を持ち始めた、たくさんの「Dr. Strangelove(奇妙愛博士)」が出て来たようである。以下のニュースはそれを物語っている。
嘉手納、三沢、横田など破壊可能 中国軍ミサイル
嘉手納、三沢、横田など破壊可能 中国軍ミサイル (MSN産経ニュース)-記事が何を言おうとしているのかはわかりませんが
【ワシントン=古森義久】中国軍がミサイル攻撃で嘉手納(沖縄)、三沢(青森)、横田(東京)各基地を含む米軍のアジアの主要空軍基地5カ所を破壊する能力を持つと警告する報告書が米国でまとめられた。
米国議会の政策諮問機関「米中経済・安保調査委員会」は2010年の年次報告を17日に公表するが、産経新聞が入手した同報告は「米国の安全保障利害に直接影響する中国の活動」として「中国軍の膨張する空軍力と通常ミサイル能力」を詳述、米空軍基地に対する破壊能力を明記した。
同報告によると、中国軍は近年の軍備近代化の一環として「通常弾頭の弾道ミサイルと巡航ミサイルの能力を大幅に強化、同種のミサイルが中国周辺の日本などの同盟国に到達し、この地域の駐留米軍を危機にさらすようになった」としている。
具体的には東アジア地域の主要な米空軍基地6カ所(韓国の烏山と群山両基地、日本の嘉手納、三沢、横田各基地、グアム島のアンダーソン基地)のうち、アンダーソン基地を除く5基地すべてが中国軍の弾道ミサイルと地上発射型巡航ミサイルの攻撃で使用不能となる可能性があると記している。
同報告は、台湾をめぐる米中軍事衝突の際に東アジアの米空軍力は大きな要素となるが、中国軍の具体的戦術として(1)50基ほどの中距離弾道ミサイルで空軍基地を攻撃し、防空網、格納庫、滑走路を破壊し、米軍機の発進を不可能にする(2)ほぼ同基数の巡航ミサイルでさらに防空網、航空機、燃料庫などを破壊する-などとしている。
同報告によると、嘉手納、三沢、横田の各基地は中国からそれぞれ650キロ、850キロ、1100キロだが、中国軍は各基地の攻撃用に射程1700キロ以上のDF21Cなどの中距離弾道ミサイル計80基、射程1500キロのDH10などの地上発射型巡航ミサイル計350基をすでに保有する。
この有事シナリオについて同報告は「危機に際して中国軍が米空軍基地をこれらミサイルで実際に攻撃するかどうかは不明だが、その意図があれば破壊できることは事実」と指摘、ミサイルの破壊力については「発射しなくてもその威力で相手を屈服させる効用も大きい」と付記している。
「目ん玉」イルミナティCIAのフジ産経グループの産経新聞のニュースである。というか、一種の「広報活動」であろう。要するに、アメリカ軍が「中国は在日米軍基地を核ミサイルで攻撃可能な力を持つ。だから、先制攻撃で中国を核攻撃すべきである」というような国際世論を誘導したい、というわけである。
これを見ても分かるように、前原外相になって、一直線でジョセフ・ナイ博士の「日中核戦争」路線へと誘導されて来ているのである。
日中核戦争を画策する人々:没落するD.ロックフェラーの最後っ屁?
ところで、この記事で面白いのは、米軍が危機感を持った場所が、普天間ではなく、嘉手納であった、ということである。ここには重大なヒントがある。米軍の空軍活動の本拠地は普天間ではなく(なぜなら普天間は自動車の車庫のようなものだから)、嘉手納にあるということである。ここからさまざまな軍事活動(例えばケムトレイル散布)をしているのである。
世界のケムトレイル機2&ついにケムタンカーの居場所を突き止めたゾ!?
嘉手納飛行場
まあ、こうやって中国や台湾や韓国や北朝鮮そして日本などの極東地域に軍事的圧力(ストレス)を加えておくと、日本人やアジア人はすぐにパニックになり、ショックドクトリンの手法の結果として、米軍や米イルミナティNWO政府の思惑通りの展開になる。北朝鮮の核の脅威を煽れば日本や韓国に兵器を売れる(もっとも北朝鮮に核を売ったのはラムズフェルトだから、アメリカが売ったわけであるのだが)。今度は中国の脅威を煽れば、ますます日本や韓国に武器や兵器が売れる。とまあ、「マッチポンプ」というやつですナ。
もうしばらくすれば、アメリカの学者や政治家や軍人から、
もし、誰かが、なぜ明日中国を攻撃しないのか、と問えば、私はなぜ今日にしないのか、と問う。もし、 今日の5時だと答えれば、私はなぜ1時にしないのか、と尋ねる。
などと言い出すのだろうヨ。
我々は連中の目論みに乗せられないことが肝心なのだが、菅/仙石/前原/岡田民主党イルミナティーNWO政権、あるいは自民党政権になっても同じ事だろうが、ナイ・レポートのシナリオのその通りに乗せられてしまうのだろう。
そろそろ我々は本格的に地中に穴掘って、1、2年暮らせるように地下深部核シェルター施設を建設しなくてはならない時代に入ったのである。くわばら、くわばら。
by Kikidoblog | 2010-11-17 17:51 | 支那・共産