不思議の国の「ALICE」:LHC実験「リトルバン」結果が公表された!
風雲急を遂げるこの世界、あまりにいろいろのことが矢継ぎ早に登場し、メモするのも忙しく、ETグレイの手も借りたいほどである。
昨年の暮れ、ノルウェーオスロの空に舞い上がった「謎の光スパイラル」の話を覚えているだろうか?
きっとあまりにいろんな話題に触れすぎて大半の人は忘れただろう。以下のものである。
ノルウェーの怪現象はCERNのブラックホール実験の予備実験だった!?
ノルウェーの怪現象の怪:ロシアvsCERN
実際の映像
さて、その時のデータか、その後の別の実験データか知らないが、LHCの最新データによる研究が最新のPhysical Review Letters(アメリカ物理学会編)に登場した。今回はこれをここにメモしておこう。
LHCについては、ハリウッドSFの「天使と悪魔」
(本物のイルミナティNWOは「嘘も100回つけば真実になる」という神話を本当に信じているらしい。だから、ハリウッドを買収してこうやって毎回嘘を流し続けているというわけですナ。)
の冒頭の反物質製造過程のプロトンビームの散乱シーン(25秒目辺りのシーン)を思い出せばいいだろう。まあ、あんなものである。
ちなみに、この映画は、本当の「イルミナティ」のための情報操作映画、隠蔽工作映画の代表格の1つである。本当の「イルミナティ」とは、NWOの偽ユダヤ人の上層部が入っている秘密結社のことである。簡単に言えば、誰もが知っている世界の超セレブのユダヤ人銀行家やお金持ちのための秘密クラブのことである。メンバーはみんなあまりに有名で、まったく秘密でもなんでもないのだが、彼らの計画があまりに邪悪なために秘密にしておくためのものと信じられている。
まあ、「密会」、「密約」、「談合」、「秘密会議」を行うためのプライベートクラブのことですナ。日本でもちょっと昔まで赤坂の料亭で日本の政治家がやって来たこと。世界ではだれも取り締まる奴はいないから好き放題できるわけだ。欧米の奴らは未だにやっているのだから、もうそろそろ日本の政治家にも復活させてやったらどうだい。「密会」、「密約」、「談合」、「秘密会議」、なんか秘密めいていい響きがするから不思議である。なんでも公開すりゃーいいっていうものでもないだろう。聞きたくない話もあるからね。
問題の論文は以下のものである。これらはただで見ることが出来る。現在ダウンロードフリーである。
解説:
A “Little Bang” arrives at the LHC
(”リトルバン”がLHCにやってくる)
元論文:
Elliptic Flow of Charged Particles in Pb-Pb Collisions at sqrt[sNN] =2.76 TeV
Observation of a Centrality-Dependent Dijet Asymmetry in Lead-Lead Collisions at sqrt[sNN] =2.76 TeV with the ATLAS Detector at the LHC
これらは純粋な高エネルギー物理学の論文だが、まあ興味のある人は読んでみるといいだろう。先進国1カ国分の国家予算に匹敵する予算の実験がどういうものか知ることが出来るだろう。
これらの論文で実に興味深いのは、その著者の多さである。私もこの雑誌に過去にいくつか公表して来たので知っているが、この研究雑誌は物理学においては現在世界最高レベルと考えられている。この雑誌の1つの論文の長さは最大で4ページであると厳格な決まりがある。普通、著者は1人からせいぜい3人。多くて50人程度だろう。それが今回の論文2つのいずれにおいても著者数が半端な数ではない。ページ数にして10ページにわたる。ちょっとしたパンフレット並みの厚さである。それほどまでにこの実験に関わった科学者(物理学者等)の数が多いのである。
これは非常に驚くべきものである。この数の研究者の給料が1人300万円としても、100人で3億円である。これを何年も続け、一瞬のイベントで終わる実験にたずさわる。どれほどのビッグサイエンスか分かるだろう。ちなみに、私が今研究している「生命の基礎理論」では、ほとんどゼロ円である。まったくお金がかからない。
まあ、センスの問題なのだが、もっと他にやることがありそうなものなのだが? 「科学エリート」なる人種ももうまったく普通の人々とは異なる感覚を持っているから、人類が死滅してもまだ実験をするつもりだろう。
by Kikidoblog | 2010-12-15 11:09 | コンスピラシー