HAARPに地震波か?
ここしばらくHAARPのモニター群の磁気計には特に地磁気変化はなかった。今日HAARPモニターを見ると、かなり大きな地震電磁波をとらえていた。
宇宙天気ニュース
によれば、
2010/12/20 09:29 更新
太陽風の速度が400km/秒に上がっています。太陽は無黒点です。
とあり、今の時期は太陽風は特に問題ないようである。
Magnetometer Chain
青の垂直成分が大きく、赤黒の水平成分が小さいのが、地震電波の特徴。今回のものは、かなり大きな振幅で揺れている。
Induction Magnetometer
一番下の周波数ゼロの近く(水平軸上)にある「白く明るい」部分が地震電波の特徴。まあ、白色に近い部分。一方、深夜に垂直に立ち上がった、幅広くピンクから真っ赤に近い色の帯状の部分はオーロラ活動によるものである。これは特にBz成分に顕著。
今回のスペクトルデータには、かなり大きな地震電磁波が捉えられている。
Spectrum Monitor Waterfall Chart
VHF Riometer
Electron density
Digisonde
参考:
「アキラの地震予報」
日本国内で個人的に磁力計を用いて地震予報を行っている。非常に予測率の高い優れた研究のようである。
さて、ここからは今のところ特に警告が出されていはいないが、要注意である。備えあれば憂いなし。
おまけ:
これだったのだろうか?
イラン南東部でM6・5地震 7人死亡、多数下敷き
【テヘラン共同】米地質調査所(USGS)によると、イラン南東部で20日午後10時12分(日本時間21日午前3時42分)ごろ、マグニチュード(M)6・5の地震があった。メヘル通信によると、7人が死亡、数百人が負傷、数百人が建物の下敷きになっている。
震源はイラン南東部ケルマン州バムの南西約100キロで、震源の深さは約12キロ。
by Kikidoblog | 2010-12-20 20:37 | HAARPモニター観察