HAARPに地震波か?
ここしばらくHAARPのモニター群の磁気計には特に地磁気変化はなかった。年末最後のメモを書き終わってHAARPモニターを見ると、かなり大きな地震電磁波をとらえていた。
宇宙天気ニュース
によれば、
2010/12/29 12:46 更新
太陽風磁場が大きく南を向き、オーロラ活動が激しくなりました。
とあり、今の時期は太陽風は強いようである。
Magnetometer Chain
青の垂直成分が大きく、赤黒の水平成分が小さいのが、地震電波の特徴。今回のものは、かなり大きな振幅で揺れている。
Induction Magnetometer
一番下の周波数ゼロの近く(水平軸上)にある「白く明るい」部分が地震電波の特徴。まあ、白色に近い部分。一方、深夜に垂直に立ち上がった、幅広くピンクから真っ赤に近い色の帯状の部分はオーロラ活動によるものである。これは特にBz成分に顕著。
今回のスペクトルデータには、かなり大きな地震電磁波が捉えられている。
Spectrum Monitor Waterfall Chart
VHF Riometer
Electron density
Digisonde
参考:
「アキラの地震予報」
日本国内で個人的に磁力計を用いて地震予報を行っている。非常に予測率の高い優れた研究のようである。
さて、ここからは
「父島圏内にM5~M6程度の地震発生合図が出ました。」
と今回警告が出されているので、要注意である。備えあれば憂いなし。日本国内でないことを祈るのみである。ちなみに、地震電磁波が捕らえられた後、2、3日後から2週間以内が危険時期である。
追記:
チリでM7・1地震、日本への津波影響なし
米地質調査所(USGS)によると、チリ中部沖の太平洋で日本時間の3日午前5時20分頃、マグニチュード7・1の地震が発生した。震源はチリ中部沿岸で、震源の深さは16キロ。気象庁によると、この地震による日本への津波の影響はない。(2011年1月3日08時08分 読売新聞)
おそらく今回の地震電磁波はこれのものだったのかもしれない。
by Kikidoblog | 2010-12-29 17:26 | HAARPモニター観察