HAARPに地震波か?:カトラ火山が胎動中!?
久々にきょうHAARPモニターを見ると、かなり大きな地震電磁波をとらえていた。
宇宙天気ニュース
によれば、
2011/ 1/ 6 11:05 更新
穏やかな太陽風(360km/秒)が続いています。今後、高速の太陽風が到来すると思われます。
とあり、今の時期は太陽風は強いようである。
Magnetometer Chain
青の垂直成分が大きく、赤黒の水平成分が小さいのが、地震電波の特徴。今回のものは、黒線はそれほど大きくはないが、青色成分かなり大きな振幅で揺れている。

Induction Magnetometer
一番下の周波数ゼロの近く(水平軸上)にある「白く明るい」部分が地震電波の特徴。まあ、白色に近い部分。一方、深夜に垂直に立ち上がった、幅広くピンクから真っ赤に近い色の帯状の部分はオーロラ活動によるものである。これは特にBz成分に顕著。



今回のスペクトルデータには、かなり大きな地震電磁波が捉えられている。
Spectrum Monitor Waterfall Chart

VHF Riometer

Electron density
Digisonde
参考:
「アキラの地震予報」
日本国内で個人的に磁力計を用いて地震予報を行っている。非常に予測率の高い優れた研究のようである。
さて、ここからは
父島圏内にM6~M7程度の地震発生合図が出ました。
父島近辺も含めマリアナ・パプアニューギニア・フィリッピン・台湾・南西諸島・九州・四国・中国・近畿・中部・関東・東北・北海道・千島列島の環太平洋岸は、遠方・近辺・直下を含め地震発生に、一週間程要注意です。特に、父島に近い地方は要注意です。(01/07 10:43発信)2011.
と今回警告が出されているので、要注意である。備えあれば憂いなし。
ちなみに、日本国内でないことを祈るのみである。地震電磁波が捕らえられた後、2、3日後から2週間以内が危険時期である。
さらにまた、今回は、chemblog氏のブログにも以下のような記事が紹介されている。したがって、その火山活動による地震電磁波をとらえているのかもしれない。
突然活動を始めたカトラ火山
Sudden Activity at Katla Volcano
突然活動を始めたカトラ火山
2010年初めからカトラ火山
を監視していたが、過去24時間のうちに地震の群発が火山周辺で突然発生したことは、新たな懸念の種となっている。
約50回の地震が同地域周辺に突然現れている。
しかしさらに不安を高めるのは、それらのうち6回はカトラ火山のカルデラの下及びそれ自体が轟いているということだ。これはこの作者が監視を始めた2010年5月以来、最大のカルデラ地震の数となっている。
もしこれが懸念の十分な材料でなかったとしても、地震は昨年4月に噴火(エイヤフィヤトラヨークトル Eyjafjallajokull)し、数週に渡って欧州の空の交通を遮断した火山と同じ辺りで鳴動しているのだ。
わずか数週間前に、エイヤフィヤトラヨークトルは再度活動の兆候を見せ始めた。それが地震だったのだ。昨年早くに噴火活動が終わって以来、最も平穏であったエイヤフィヤトラヨークトルは、今我々にさらに(マグマの)蓄えがあることを示しているかのようだ。
総合的に重要な懸念事項はカトラ火山だ。隣接するエイヤフィヤトラヨークトルの最大で10倍もの爆発力を有しているのがその理由だ。最後にカトラ火山が噴火したのは、今から92年前の1918年のことで、次の噴火の期限はもうとっくに過ぎている。
西暦30年からのカトラの平均噴火周期は52年となっている。カトラはそれから38回噴火している。
2010年5月から約132回の地震が、カトラカルデラの中で鳴動している。これら地震の集中は、以下に示す画像の3つの大まかな場所で観測されている。
最大の集中箇所は、1755年に噴火した箇所の付近に見られ、また1918年に噴火した箇所もほぼ近い数字となっている。また北東の縁にそって地震の数が増加している。
この火山が爆発するのはただ時間の問題だというのは明白だ。爆発は地球で我々が長い間経験したことのないほど強大になるだろう。
過去にカトラは、VEI5(Volcanic Explosivity Index=火山爆発指数、VEI5は非常に大規模に分類される)の爆発を引き起こしている(非常に巨大だ)。
by Kikidoblog | 2011-01-07 11:57 | HAARPモニター観察