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「クライストチャーチ大地震を予想した日本人」:アルパイン断層の大地震

みなさん、こんにちは。

ニュージーランドのクライストチャーチ(キリスト教会)という都市で起こった大地震は、悲惨を極めつつある。早急の救助と犠牲者の冥福を祈るばかりである。

ところで、一説によると、この大地震を予想(予言ではない!)していた人がいたとのこと。以下のものである。
2011年頃、アルパイン断層は活動するのか?

2001年6月 ペルー南部 Mw8.3
2001年11月 中国青海省 Mw7.8

2002年11月 アラスカ南部 Mw7.9

2007年9月 スマトラ南部 Mw8.3
2008年5月 中国四川省 Mw7.9

2010年 チリ中部Mw8.7-8.8
2011年 ニュージーランド Mw7.9~8.0 アルパイン断層


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2001年6月 ペルー南部 Mw8.3
2001年11月 中国青海省 Mw7.8

2002年10月 東シナ海 M5群発地震(一気に歪開放)
2002年11月 アラスカ南部 Mw7.9

2007年9月 スマトラ南部 Mw8.3
*2008年5月 茨城県沖 M5-6群発地震(一気に歪開放)
2008年5月 中国四川省 Mw7.9

2010年2月 チリ中部Mw8.7-8.8
*2010年12月 小笠原近海 M5群発地震(一気に歪開放)
2011年 ニュージーランド Mw7.9~8.0 アルパイン断層


プレート境界の巨大地震(Mw8.5前後)のあと、
内陸域で最大級の大地震がよく起こっている。
2001年の崑崙地震、2002年のアラスカ中部の地震、
2008年の文川地震などは
長さ300km前後の長大な断層が地表に出現している。
日本付近の大きな歪エネルギーが群発地震により
一気に歪開放されたあとによく起こっている。


今回の地震は、ニュージーランドにある、「アルパイン断層」の中で起こったようである。ここでは、昨年にも地震が起こった。
ニュージーランド南島で M7.0

9月 4日(土)午前 4時 35分(日本時間同日午前 1時 35分)、ニュージーランド南島の陸上で M7.0 の地震が発生しました(地図)。震源の深さは暫定値で 5km。震央はニュージーランド第 2の都市・クライストチャーチから 45kmの地点。被害が出ている模様です。

現場は、トンガ・ケルマディック海溝が右斜め収束を起こしながら南島に上陸し、アルパイン断層に移り変わっている場所の南側です。アルパイン断層系では右横ずれ断層が発達しています。

USGS が発表しているモーメント・テンソル解を見ると、今回の地震が右横ずれ断層の活動によって引き起こされたことがわかります。

地震との関連は不明ですが、ニュージーランドでは 8月 20日、北部の海岸に 73頭のゴンドウクジラが打ち上げられているのが見つかっています。同じ海岸では、3年前にも 100頭が打ち上げられていたそうです。

人為的な原因の可能性もありますが、6月には次のような報道がありました:
なぜ?大量の魚、浜に打ち上げられる(NZ)


そこで、この「アルパイン断層(Alpine Fault)」とはどんなものか?と調べてみると、以下のものが見つかった。
第二章 ニュージーランドの地震危険
サザンアルプスの地質とアルパイン断層 [研究]
「クライストチャーチ大地震を予想した日本人」:アルパイン断層の大地震_e0171614_1893086.jpg

現在,カンタベリー大学をはじめとするNZの多くの大学・研究機関の共同プロジェクトとして,Deep Fault Drilling Project - Alpine Fault(アルパイン断層掘削プロジェクト)が進められている.
http://drill.gns.cri.nz/nzcdp/dfdp/
僕自身は全く関わっていないけれど,所属研究室の学生さんが何人か参加しているらしく,ちょくちょく話を聞く.活きている断層岩を直接分析出来るなんて素晴らしいチャンスだ.
今後,どんな結果が出てくるか楽しみだ


(あんたらが今回の地震を引き起こしたのかも知れないゾ! 
この糞研究者たちめ!)

驚くべきことは、この記事の最後に、「アルパイン断層を掘削する」という箇所である。つまり、なんとこの地震地域を巨大な掘削ドリル
「クライストチャーチ大地震を予想した日本人」:アルパイン断層の大地震_e0171614_1812248.jpg

で穴を開けたのである。研究のため、ということらしいが、この掘削研究が、ひょっとしたら、起こりえない場所であった、クライストチャーチの地震を引き起こしたという可能性も否定できない。なぜなら、上の「第二章 ニュージーランドの地震危険」によれば、このクライストチャーチという場所の地震頻度は、980年に1度と見積もられていたからである。

いやはや、これは人工的に引き起こされた地震なのかもしれないですナ。HAARPによる、電磁波で地中のマグマを熱したという可能性も否定できないが、掘削機のボーリングが刺激になったという可能性も否定できないだろう。


追記:
最近、「2011年頃、アルパイン断層は活動するのか?」を見たところ、
※注意
2011年2月のニュージーランドの地震はアルパイン断層系でおきたものではない。

と付記されていた。おそらく、この意味は、「クライストチャーチ市は、海岸沿いにあり、アルパイン断層の直上にはない、かなり断層から離れた都市の地震であった」という意味だろう。この指摘はまったく正しい。しかし断層の比較的付近で起こった地震であったことは間違いない。もしアルパイン断層の歪み解放ではない地震だったとすれば、ますますHAARPの可能性が高いのかもしれないですナ。

クライストチャーチの地震はアルパイン断層ではない!
「クライストチャーチ大地震を予想した日本人」:アルパイン断層の大地震_e0171614_18543686.gif

  by Kikidoblog | 2011-02-23 18:20 | 地震・地震予知・噴火

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