「フリーメーソン聖書」が見つかった!:おぞましいカルト的内容満載とか!?
いやはや、これは第一級の発見であろう。以下のものである。
つむじ風氏の「フリーメーソン『聖書』があったんだ!!」
mabuhay 氏の「フリーメイソンの聖書が見つかりました!」
この中にある、YouTube番組が実に興味深い。残念ながら全部英語である。
Masonic Holy Bible found and Exposed!.flv
Inside look into a Masonic Bible
ここで見ることの出来る映像を見る限り、中身は、古代エジプト文明、古代シュメール文明などから拝借して来た、さまざまな絵画やシンボルを使って、自分たち流の、勝手流解釈による、聖書を作り出したことがうかがい知ることが出来る。要するに、「ルシファー聖書」である。本流の「聖書」に対する「裏聖書」と呼んでも良いかもしれない。
この「メーソン聖書」は、ハリウッド映画でよく見るシンボルの羅列で出来ている。おそらく、この聖書を本気で信じている人々に、歴史上有名な偉人として知られた人々がたくさん入っているのだろう。
実際、上の2つめの「メーソン聖書」には、例のアルバート・パイク
の写真がある。4分39秒目あたりである。ウィキペディアにある画像とは左右が逆である。直筆のサインまである。
判によっていくつかのバージョンが存在するようであるが、中身は同じだろう。その中で「聖書」に当たる部分が、33ページ目から始まるというのも実にメーソンらしい。
いずれにせよ、この聖書が、後々KKKやら、スカルアンドボーンズやら、シーシェパードやら、さまざまな秘密結社というものに伝播していったのだろう。
いやー、記念に1冊欲しいところですナ。しかし、我々科学者が「ミーム」と呼ぶものかもしれないので要注意だろう。これは、コンピュータでいえば、コンピュータウィルスのようなもので、人間の脳に感染するソフトウェアウィルスのことである。
by Kikidoblog | 2011-03-04 14:52 | コンスピラシー