α線やβ線の閉じ込めの方法:トライダル磁場で封じ込め、酸素で消滅させる!
イオン粒子や荷電粒子、α線やβ線をどのように捕獲して封じ込めるか?
良い解決法が分からない場合は、ブレインストーミングの方法がある。気がつくだけのあらゆる方法を書き出すのである。
この問題は、まさしく核融合炉の設計思想と同じである。いくつかこうした方法を見つけたのでここにも紹介しておこう。
核融合炉の専門家は、大阪大学の核融合研究所(レーザー核融合学研究部門)や筑波大学プラズマ研究所などにいる。政府はここに問い合わせて、原子炉周辺の有害放射線を閉じ込めるための方策を探すことだろう。(「関東東北大震災後のプラズマ研究所の現状について」を見ると、この研究所は自分の被害のことで手一杯で、迫り来る放射能の除去のことはまったく無関心のようですナ。)
現在までにだいたい以下のような形状のものがあるらしい。
(http://www.prc.tsukuba.ac.jp/wp/?page_id=10)
原子炉の周りにこういう物を置いておくと、そこに飛び込んだ荷電粒子、α線、β線は、内部に捕獲される(トラップされる)だろう、というわけである。
したがって、中に酸素や水(水蒸気)があると、中でぐるぐる回っている荷電粒子が酸素ガスに衝突してオゾンに変わる。オゾンが水にぶつかって酸素に戻る時に発光してオーロラを作る。
こういう方法で、少しずつ放射線を遮蔽できるという方法もあり得るだろう。
by Kikidoblog | 2011-03-20 14:39 | 放射能防御除去