HAARPに地震波か?
先ほどHAARPモニターを見ると、比較的小さめの地震電磁波をとらえていた。これは強度が小さいからそれほどの地震ではないかもしれない。また、3カ所のデータ(青色の線)が北側のフォートユコンの強度の方が大きいものであることから、アラスカHAARP群に平行な方向を通る大円方向の、北南米の方向である可能性がある。
宇宙天気ニュース
によれば、
22011/ 3/26 08:09 更新
太陽に黒点群が6個見えています。フレア活動は落ち着いています。
とあり、太陽活動は今は黒点によるフレア活動が活発のようである。だから、まだオーロラ活動はそれほどでもなく、下のインダクションメーターには強烈なピンク色の領域は出ていない。
Magnetometer Chain
青の垂直成分が大きく、赤黒の水平成分が小さいのが、地震電波の特徴。今回のものは、黒線はそれほど大きくはないが、青色成分かなり大きな振幅で揺れている。
Induction Magnetometer
一番下の周波数ゼロの近く(水平軸上)にある「白く明るい」部分が地震電波の特徴。まあ、白色に近い部分。一方、深夜に垂直に立ち上がった、幅広くピンクから真っ赤に近い色の帯状の部分はオーロラ活動によるものである。これは特にBz成分に顕著。
今回のスペクトルデータには、比較的弱い地震電磁波が捉えられている。
かなり人工的なものが多く見える。UTC8時のはしご状の、等間隔のスペクトルが人工的なものである。
Spectrum Monitor Waterfall Chart
この滝チャートは、電離層の構造をMHz域の電磁波反射で調べているものだが、何層かの色のバンドに分かれているのが正常状態である。等間隔に色のついたバンドが並んでいる時間帯は、人工的な電磁波がどこかから電離層に向けて放射されていることを示している。
VHF Riometer
Electron density
Digisonde
(電離層の電子密度が低いことがわかる。)
参考:
「アキラの地震予報」
日本国内で個人的に磁力計を用いて地震予報を行っている。非常に予測率の高い優れた研究のようである。さて、ここからは次のような警告が出ている。
柿岡圏内にM5~M6.5程度の地震発生合図が出ました。
関東甲信越地方中心として、近畿地方~東北地方では、地震発生に、
一週間程要注意です。但し、観測値が、メンテナンスや故障でなく、正しい値であればの
条件です。(03/24 17:22発信)2011.
備えあれば憂いなし。
by Kikidoblog | 2011-03-26 09:14 | HAARPモニター観察