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最後の難問、土壌や動植物の放射性汚染はどう防御するか?

みなさん、こんにちは。

放射能の除去の問題は、放射線の防御から始まり、内部被爆の防御までは理解した。後は、土壌汚染や野菜や植物や家畜の被爆をどのように処理するのか、ということだけになった。

プルトニウム239の場合は、まず真っ先に避難。逃げる他は無い。水に溶けにくい二酸化プルトニウム(PuO2)で存在するため、物理化学的には金属微粒子や粉塵のような物質と同じ扱いが必要ということになる。

セシウム139、ヨウ素131、ストロンチウム90の場合は、水に溶けやすいため、水で洗浄することで物理的には除去できる。化学的には、セシウム139はカリウム、ヨウ素131はヨウ素、ストロンチウム90はカルシウムの代替物となる。

そこで、生物の場合、動植物ともに、先にカリウムリッチ(カリウムをふんだんに含む環境)、ヨウ素リッチ(放射性のないヨウ素をふんだんに含む環境)、カルシウムリッチ(カルシウムをふんだんに含む環境)の生育条件にしておけば、余分な放射性物質の吸収はかなり避けられるはずである。

実際、ほうれん草が被爆しやすいのは、ほうれん草がカリウムを好む植物であるからである。同様に、乳牛や牛乳がストロンチウム90に汚染しやすいのは、カルシウムが豊富なものだからである。

それゆえ、放射性物質の前では、こうした動植物に対しても人間同様に、先に十分なカリウムとカルシウムを吸収させておけば、内部被爆への防御ができるだろうと推測できる。

また、植物の栽培では、プルトニウム239の放射線は、α線、β線、γ線であり、β線とγ線がほとんどのはずだから、β線は磁場で、γ線は酸素、α線は水で遮蔽できる。したがって、まあ、お金はかかるかもしれないが、牛舎の周りを電線で磁場を作り、酸素層で覆い、水層で取り囲めば、こういった有害放射線は防御できる。

また、内部の空気圧を外部の空気圧より高く保てば、有害な物質は中に入ることが出来ないだろう。あるいは、半導体産業で使っているような、クリーンルームのような、電気的なエアコンディショナーを使うと、塵として存在する放射能は除去できるはずである。プルトニウムの処理に一番役立つと考えられるものは、半導体産業の防塵システムである。

分子汚染問題と対策
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土壌汚染については、ひまわりを植える。
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ゼオライト
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乳酸菌ソマチット
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有用微生物群「EM」
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などがあるようである。


ただ注意しなくてはならないことは、生物の場合、セシウム137やプルトニウム239やヨウ素131などから出て来る放射線(α線、β線、γ線、X線)によって、放射線を浴びた生物自体が放射能を持ってしまうということがあるということである。これが「誘導放射能」と呼ばれるものである。
食品や食物の放射線除去は非常にやっかいである:今の所、逃げる、避ける、体内に入れない、しかないナ?

例えば、放射線を強く浴びた人間そのものが、放射性人間になってしまうのである。人間放射性物質になってしまうのである。だから、放射線被ばくは出来る限り避けないと、生物自体から再び被爆してしまうということになる。

まあ、結論から言えば、プルトニウム239、セシウム137、ヨウ素131、コバルト60などが豊富にあるような地域には、近づかないこと、逃げること、避けることである。これに尽きる。

ただし、土壌細菌などの微生物や昆虫やミミズなどが死んで良いというのであれば、β線照射したり、X線レーザーで土壌に照射し、その中のプルトニウム239などの放射性物質を核変換させるという、放射性廃液の放射線除去と同じような方法も考えられるが、この場合には、土地そのものが単なる焦土と化してしまうだろう。だから、有効ではないと考えられる。

参考:
ケムトレイル・気象操作掲示板

  by Kikidoblog | 2011-03-26 21:15 | 放射能防御除去

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