HAARPに地震波か?
約2日ぶりに先ほどHAARPモニターを見ると、かなり大きな地震電磁波をいくつかとらえていた。特にUTC12:00(04/03)とUTC12:00(04/03)のものは、青色の垂直成分に関して、4カ所のデータがほぼ同程度の強度であることから、アラスカHAARP群に垂直な方向、アジア日本を通る大円方向である可能性がある。
もうこれまで何度も書いて来ているから、もう分かると思うが、アラスカのHAARPの直線配列では、波形の強度(振幅)が3、4カ所のデータがほぼ等しい場合には、そのアラスカHAARPの直線の並びとは垂直の大円の方角を示す。一方、強度が一番上が極めて大きく、一番下が小さければ、アラスカHAARPのカトヴィック方向を示し、その逆ならガコナを通る大円の方向を示している。というのが、私のこれまでの観察結果である。もうご自分でも十分に予測できるだろう。
宇宙天気ニュース
によれば、
2011/ 4/ 3 12:54 更新
太陽風が600km/秒の高速風になっています。オーロラ活動も活発です。
とあり、太陽活動は今は非常に活発のようである。だから、下のインダクションメーターには強烈なピンク色の領域は出ている。
Magnetometer Chain
青の垂直成分が大きく、赤黒の水平成分が小さいのが、地震電波の特徴。今回のものは、黒線はそれほど大きくはないが、青色成分かなり大きな振幅で揺れている。

Induction Magnetometer
一番下の周波数ゼロの近く(水平軸上)にある「白く明るい」部分が地震電波の特徴。まあ、白色に近い部分。一方、深夜に垂直に立ち上がった、幅広くピンクから真っ赤に近い色の帯状の部分はオーロラ活動によるものである。これは特にBz成分に顕著。



今回のスペクトルデータには、かなり大きな地震電磁波が捉えられている。また、周期的な波長による階段状に立ち上がった、かなり人工的なスペクトルもその中にまぎれて見える。
Spectrum Monitor Waterfall Chart

この滝チャートは、電離層の構造をMHz域の電磁波反射で調べているものだが、何層かの色のバンドに分かれているのが正常状態である。等間隔に色のついたバンドが並んでいる時間帯は、人工的な電磁波がどこかから電離層に向けて放射されていることを示している。
VHF Riometer

Electron density
Digisonde
(電離層の電子密度が高まっていることがわかる。)
参考:
「アキラの地震予報」
日本国内で個人的に磁力計を用いて地震予報を行っている。非常に予測率の高い優れた研究のようである。さて、ここからは次のような警告が出ている。
女満別圏内にM4~M5程度の地震発生合図が出ました。
北海道地方中心として、東北地方~サハリン・千島列島地方では、地震発生に、
一週間程要注意です。(04/02 15:51発信)2011.
備えあれば憂いなし。
おまけ:
日付に注意(4月6日?)

時刻に注意(2時55分?)

おまけ2:
怪しい地震雲風のもの(一応のメモとして)
http://rapidfire.sci.gsfc.nasa.gov/subsets/?subset=AERONET_Osaka.2011092.aqua.1km

by Kikidoblog | 2011-04-03 21:54 | HAARPモニター観察