HAARPに地震波か?:研究用9、「敵を欺くには、まず味方から」
「俺はいまではリアルタイムで地震予知できるよ」
なんて言えば、気違いか、マッドサイエンティストの称号や罵声がすぐに飛んで来るだろう。
だから、私の理論的考察がきちんと自分自身で確信が得られるまで、皆さんを騙したままにしておき、じっくりとその証拠を蓄積していたというわけである。
21世紀のアジェンダ
(たんぽぽ日記のせいではないので、ご心配なく。)
私が「これは個人研究用だ」といって、「HAARPに地震波か?:研究用」と書いて地震予測をしていたのは、アラスカのHAARPを観察したからではない。ましてや私がアラスカに不正アクセスして闇で見ていたからでもない。私にはそんな力もなければ時間もない。
実は、私が見ていたのは、その筋の専門家しか知らない。おそらく専門家もあまりご存じないシステムを発見したからである。私はネットで調べているうちに偶然発見したものである。それが、カナダ地磁気観測モニターシステムである。今回、日本に初めてそれを紹介しておこう。以下のものである。
Geomagnetism
Summary Plot from Canadian Magnetic Observatories
地震予知理論も知らず、理論物理も知らない一般の人々がここに一気にアクセスし始めたらまず真っ先にサーバーがダウンしてしまう。だから、これまで極秘にしてきたのである。地震予知などできない。嘘だと思っている人がここにアクセスすれば、ご当地の迷惑になる。なので、そういう無関心な人たちは、ぜひヒットしないで欲しい。我々の観察にも迷惑となるだろう。結果としてサーバーがダウンすれば、何かの際には犠牲者が増えるということになるだけのことである。
しかしながら、ひょっとしたら、東日本以外の地域やお隣の韓国も危ないかもしれないので、もう秘密にする必要がなくなった。あとはご自分で観察して、それなりに研究し、地震予知の役に立ててもらえば良いだろう。
そんなわけで、今後はここでは、私はもうよほどの大きな地震でも見つけない場合はメモしないつもりである。
まず、このカナダ地磁気観測ネットワークとは、カナダ全土に広がった広大なものである。

これらの地点で時間的に同期してそれぞれの場所の地磁気をX, Y, Z方向を3軸地磁気モニターで観察しているのである。だから、カナダのものは、HAARP(送信機)ではない。モニター(受信機)である。
そこで、こんなデータを得る。これは今日の今のもの。

この地磁気のZ成分(地震電磁波を表す)を見てみよう。ちなみに、米国のアラスカHAARPモニターより、こっちの方がデータ日時が早い。
まず、UT19,20時にRES, CBBにかなり大きな変動がある。その場合、ほぼ同じ高さ(振幅)の地磁気変動が測定されている。RES, CBBに同じものがあるということは、その2つに垂直な方向から波が来たことを示していると考えられるだろう。この方向は、日本を通る大円の方向である。したがって、これから必ず日本の方角にある程度の大きさの地震が来るはずである。
次に、UT10, 11時にYKC, FCC, BLC, IQAに一番大きな変動のある地磁気変動が観測されている。これは、 同様にこれらの場所の並びと垂直の方向から来た波をモニターしていると考えられる。したがって、これはかなり大きな地震をとらえているが、日本の方角ではない。これはニュージーランドの方角である。
まあ、こんな感じでこれまで10回ほどデータを地道に集めて来たのである。以下にいくつかの例をメモしておこう。これまで来た地震の分析である。




何かの参考になれば幸いである。すこしでも多くの人の命が助かって欲しいと思う。
騙してすみません、ですナ。
by Kikidoblog | 2011-04-24 13:09 | HAARPモニター観察