IAEAとAEC、IAEAと東電:たぶん「影の政府」と関係があるのだろうヨ!
次は今日本人の天野之弥事務局長
がいるIAEAのこと。
Wanted! 即刻こいつを逮捕せよ!:原発のドン、天野之弥
阿修羅掲示板に以下の興味深いものがあった。小出博士のインタビューである。
6月1日 IAEAの本当の意図 小出裕章 (MBS)〔小出裕章 (京大助教)非公式まとめ〕
【福島原発】6/1/水★IAEA(国際原子力機関)という組織について
この小出博士の言葉は非常に教訓的である。
「IAEAは核兵器の管理と原子炉普及のための組織である」、
「今の事務局長は日本人だから日本企業に甘くなる」、
「津波のせいで、地震のせいではないというお墨付きを与える目的」。
さて、そんなIAEAが出来るずっと以前。だいたいアメリカ以外の国が核兵器や原子炉を生み出すようになったのはずっと後のことだから、一番最初はアメリカで起こったことになるわけである。そんな頃アメリカで誕生したものが、
United States Atomic Energy Commission(原子力エネルギー委員会)
と呼ばれたものであるらしい。IAEAが1952年生誕なら、AECは1946年生誕。
このAECがどんなことをやったかについては、大分前にクーパーの話の翻訳としてここにメモしておいたものに出ている。
ウィリアム・クーパー講演パート5:「陰の政府」の誕生
秘密の地下建設のためのホワイトハウスの資金がアイゼンハワー大統領により1957年に設定されました。トルーマンのことは忘れてかまいません。なぜなら、アイゼンハワーが全部したことですし、我々にしたことであり、意図的にではありませんし、我々に危害を加えるものではありませんし、我々を守るために始めたことだからであります。資金は、議会のもう一人の男が軍事攻撃の際に大統領を連れて行くための秘密の場所(これは、「大統領の非常事態の場所(Presidential emergency sites)」と呼ばれる)の建築と補修を行うために使用されました。その場所は、文字通りに、核の嵐にも耐えるに十分な地下深くで、外部との通信手段をも兼ね添えたものでありました。
今日、国の周りに広がった75以上もの施設がありますが、私は数えることが出来ません。これらはこのファンドからのお金を使って建設されました。原子エネルギー委員会(Atomic energy commission)は少なくともそれに加えて22の地下施設を建設しました。これまた私は数えることができません。これらの場所で行なうあらゆるものの所在地は、最高機密と考えられ、取り扱われてきましたし、きています。そのお金は、ホワイトハウスの軍事事務所によってコントロールされ、情報豊富なスパイですら追求できないようにこの網には安全装置がかけられていると知られていましたし、います。
要するに、政府の中の政府、影の政府、MJ12が誕生する時に重要な役割を演じたものが、「原子力委員会」というものであったというのである。この委員会は地下深部基地を少なくとも22も建造したという。
ここから派生した表向きは国際的組織というのが、IAEAというものなのである。したがって、当然のことながら、アメリカの下請けである。
アメリカの原子力委員会が影の政府の重要な組織の1つだったわけだから、当然IAEAも同じような別の目的、核査察(核兵器開発の監視)と原発利用推進(将来的には現地に置いた核不発弾の建設)を行う機関となったわけである。
アメリカの原子力委員会が米軍の地下秘密基地を作ったように、日本の東電もおそらく同様の役割を日本社会の中で果たして来たはずである。ある意味で、どこかに存在する影の政府の重要な資金源になっていたはずである。
これがまさに今われわれ日本人の目にさらされつつあるわけである。と同時に、その隠蔽体質があるために、いまだにウソをつき続けるわけである。
by Kikidoblog | 2011-06-02 13:06 | 原子炉被災