福島第一原発4号機、昨夜再び大再臨界か?:悪魔のエンジン化か!?
いやはや、福島第一原発はいよいよその牙を剥き始めたようだ。その内、「ゴジラ誕生」するかも知れませんナ。
6月14日に
福島第一原発4号機、昨夜ついに大再臨界か?:国と東電は早急に解明すべし!
でメモしておいたように、その日大発光現象(おそらく再臨界現象)が起こったようだが、なんと再び今朝早朝にも同じようなことが起こったようである。以下のものである。
2011.06.21 00:00-01:00 / 福島原発ライブカメラ (Live Fukushima Nuclear Plant Cam)
2011.06.21 01:00-02:00 / 福島原発ライブカメラ (Live Fukushima Nuclear Plant Cam)
(風向きからすると南の方へ行った。)
2011.06.21 03:00-04:00 / 福島原発ライブカメラ (Live Fukushima Nuclear Plant Cam)
2011.06.21 04:00-05:00 / 福島原発ライブカメラ (Live Fukushima Nuclear Plant Cam)
この映像を見ると、どうも4号機の内部が光っているというのではなく、外側の右に位置する地表に近い部分から発光しているようにみえる。煙は内部から立ち上がっていたようである。
果たして、その位置には何があるのか?
そこで、グーグルアースで調べてみると、こんな感じである。
(4号機の隣の建物は何なのか?)
一説によれば、311の地震当日、4号機では表向きは「清掃作業」という名目で何かの作業が行われていたという。その時、原子炉内部にあった核燃料は抜き取られていたという話がある。ところが、噴煙は原子炉内部から立ち上がる。その一方で、原子炉の外側から発光している。
このことからすると、抜き取られた核燃料がどこか外に保管されていたのかもしれない。そしてそこが再臨界を起しているという可能性もある。いずれにせよ、今もっともアクティブなのは4号機である。
これで少なくとも2度目の発光現象が起こったことになるが、どちらも雨の翌日である。このことから、最初私が4号機の地表部分に赤い炎のようなものを何度か見ていたから、おそらく内部の核燃料は非常に高温になっていたと考えられる。そこへ雨が降ったものだから、雨水によって一種の水蒸気爆発のようなっことが起こったと考えられる。そしてある程度水が溜まると、溶けた核燃料が冷やされる。そうして一カ所に集まりより濃度が高くなる。すると再び温度が上昇して、沸騰する。そして水がなくなると再び核燃料が高温になって赤くなる。そこにまた雨が降る。すると同じことを行う。これを繰り返して行くうちに、集まった核燃料の総量がある臨界値を超えると、再臨界を起す。
とまあ、こんなふうなことを4号機は起している可能性があるということですナ。要注意である。今後も観察してゆく他はないだろう。
おまけ:
4号機のすぐ隣は「共用プール」というものらしい。私とほぼ同じ結論に達したサイトを見つけたので、メモしておく。
核燃料6400本の共用プール付近から光と白煙が見える
この中に6400本の核燃料棒が入っているようである。どうやら今回はそこが再臨界した可能性が高い。
by Kikidoblog | 2011-06-21 10:38 | 原子炉被災