彗星エレニン、赤い惑星ニビル、褐色矮星ネメシス:「惑星X」とはどれか?
現在の地球全体の異常気象の原因の1つに巨大な天体「惑星X」が近づいているためだというまことしやかな説がある。
The Red Devil Planet Revisited
その天体「惑星X」が何かということに関して、「惑星X」は「ニビルだ。アヌンナキの惑星が3600年ぶりに帰還したのだ」というもの。いや、「惑星X」は「彗星エレニン」だ。「エレニンこそニビルのことに違いない」、「NASAはニビルのことを勝手にエレニンと呼び名を変えているのだ」というもの。いやいや、「惑星X」とは、「褐色矮星(ブラウンドーフ)のネメシスのことだ」、「NASAは隠蔽のために、その名をティケと変えている」、「ネメシスの衛星であるのが惑星ニビルだ」というようなもの。などさまざまである。
最近、そのエレニンに関して、NASAの公開データを使って調べたというものが、例の「舞台裏の真相」にあったので、それもここにメモしておこう。以下のものである。
Comet Elenin - Dwarf Star From 2007! Mirror
この中では、グーグルスカイの中にある、以下のものが謎の天体のことではないか?と考えているらしい。
そこで、一応私も同じことを確認のためにやってみたのである。そのYouTube番組と同じようにNASAのサイトを開き、NASAのデータを使って、目的の場所をグーグルスカイとグーグルアースの天体の星空で見ることにした。
まずはエレニンの軌道。これを私も確認した。
そして、場所を6月30日の場所を特定し、それをグーグルアース天体に入れると、
現在は、エレニンは獅子座の後ろ足のあたりにあることになっている。
次に、グーグルスカイで同じ場所を暗い星を観察するための赤外線にして見ると、
上のYouTube番組がこれだと言っているものが、エレニンの先の方(ちょっと右上)、獅子座の前足の先に見つかった。ところが、今度はずっと後ろの方(左下)にもっと大きなもの(黒い四角でマスクされたもの)が存在しているらしいことがわかる。要するに、3つの天体があるということになる。前のものがニビルであれば、後ろのものは何か? ネメシスか? 褐色矮星なのか? エレニンは、それらの間にあると言うことになる。エレニンはニビルとネメシスに随伴する彗星なのか?
いやはや、これらはいったい何なのか? 謎が深まるばかりである。NASAはこれらを十二分に観測できるはずだから、ぜひ情報を公開すべきだろう。
by Kikidoblog | 2011-07-05 12:23 | エレニン彗星