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CMEがやって来る!:中規模フレアが地球方向に出たヨ!

みなさん、こんにちは。

次は衝撃的ニュース。太陽からかなり大きな規模のCME(corona mass emission)が地球の方向に起こったというものである。

M5-3 Class Solar Flare Earth Directed – ETA: Sept. 8-10
M5.3 Class Solar Flare Earth Directed / Solar Watch Sep 6, 2011


宇宙天気ニュース
2011/ 9/ 7 16:00 更新
今朝、X2.1の大規模フレアが発生しました。昨日もM5.3の中規模フレアが発生しています。
2011/ 9/ 8 08:21 追加 
昨日に続いて、X1.8の大規模フレアが発生しました。

CMEがやって来る!:中規模フレアが地球方向に出たヨ!_e0171614_10535817.jpg


担当 篠原

今朝、7日7時(世界時6日22時)に、X2.1の大規模フレアが発生しました。
発生したのは、太陽中央のやや右上に見える1283黒点群です。

この黒点群は、昨日のニュースの後、
6日10時半(世界時6日1時半)にもM5.3の中規模フレアを起こしていて、
活動度を強めていたようです。

GOES衛星のX線データを見ると、大きな変動が2つ記録されています。


それぞれのフレアでCMEが発生しています。
STEREO AheadによるX2.1に伴うCMEの写真を掲載します。
地球は左方向にあり、そちらへ向かってガスが激しく噴き出しています。
2日程度でやって来る可能性も考えると、
明後日、9日の午前中くらいから注意が必要になるでしょう。
激しいオーロラの活動や、磁気嵐の発生も考えられます。


また、2つのフレアによって、太陽放射線も増加しています。
今のところ、破線で示されている警戒レベルには達していないようです。


現在の太陽風は、420km/秒と平均的な速さです。
磁場の向きが良いようで、小規模のオーロラ活動が何度も発生しています。

このまま落ち着いた状態が続いて、CMEによる擾乱を迎えることになりそうです。


私の個人的な観察では、太陽風が地球に来た頃には結構暑くなるような気がする。放射線はきつくなるのはもちろんである。したがって、太陽からの放射線被爆には注意する必要があるだろう。オゾンホールの下はあぶなさそうである。

太陽風は太陽から地球に届くのに、2、3日〜3、4日かかる。だから、数日後は注意かもしれないですナ。

  by kikidoblog | 2011-09-08 11:05 | ミステリー

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