ノーベル賞、前代未聞の珍事:受賞者がお亡くなりだった!
今日はノーベル生理医学賞の日。早速、3人の受賞が決まった。
ノーベル医学生理学賞にホフマン氏ら3人 山中教授は受賞せず
(CNN) 2011年のノーベル医学生理学賞が3日発表され、ブルース・A・ビュートラー氏、ジュール・A・ホフマン氏の両氏が「先天性免疫の活性化に関する発見」で選出されたほか、ラルフ・M・スタインマン氏が「樹枝状細胞と適応免疫におけるその役割の発見」で選ばれた。iPS細胞(人工多能性幹細胞)を開発した京都大学の山中伸弥教授は選ばれなかった。発表前の地元紙の報道では、京都大の山中教授が最有力と伝えられていた。
賞金は1000万スウェーデン・クローナ(約1億1000万円)で、ビュートラー、ホフマン両氏に2分の1、スタインマン氏に2分の1が贈られる。
医学生理学賞を皮切りに、4日には物理学賞、5日に化学賞を発表。その後も、文学賞や平和賞などが発表される。
これに対して、大阪大の審良(あきら)博士も祝福。「41番目の椅子」に座る覚悟だったようである。
ライバルの審良・阪大教授もノーベル賞祝福
今回のノーベル生理学・医学賞の対象となった自然免疫の研究では、大阪大学の審良
(あきら)静男教授(58)も、有力候補の一人といわれていた。
今月27日には世界的に権威のある「ガードナー国際賞」を、ホフマン氏と共同で受賞する。また、2004年にはホフマン、ボイトラー両氏と「ロベルト・コッホ賞」を受賞している。審良教授は「3博士は尊敬すべき科学者で、ライバルでもあります。お祝いのメールをさしあげたところです」とコメントを発表した。(2011年10月3日22時03分 読売新聞)
ところが、なんとそのラルフ・M・スタインマン博士が、9月30日に死去されていたというのである。
ノーベル賞受賞スタインマン氏死亡していた 発表数日前
スウェーデンのカロリンスカ医科大が3日、今年のノーベル医学生理学賞を発表した。受賞者の一人、米ロックフェラー大のラルフ・スタインマン教授は9月30日に68歳で膵臓(すいぞう)がんで死亡していたことが分かった。ノーベル賞は発表直後に亡くなった場合を除き、故人には贈らないことにしている。
今年の同賞は、スタインマン教授と、米国とフランスの計3人に免疫の仕組みにかかわる業績で贈ると発表された。
ノーベル財団は、1974年に発表直後の死亡でない限り、同賞を故人には贈らないと決めた。74年以前には、31年の文学賞、61年の平和賞が故人に贈られた例がある。
いやはや、前代未聞の珍事である。
地球温暖化詐欺師のゴアや、NWOのオバマ大統領にノーベル平和賞をくれてやるは、大変なことをしているのだが、今度は生理医学賞もまた混迷を深めることになったようですナ。
はたして審良博士に神風が吹いたのだろうか? いったいノーベル賞委員会はどうするつもりだろうか?
同じ分野から3人までは受賞できるのだから、ぜひ審良博士に受賞させてあげたいところですナ。「オートファジー(自食作用)」は、断食による免疫機構の証明である。
しかし、お亡くなりになった博士はお気の毒である。もう1年早ければ、きっともっと長生きできたのかもしれない。ご冥福を祈ります。
おまけ:
死去の米教授、受賞へ ノーベル財団が異例決定
【ストックホルム、ニューヨーク共同】スウェーデンのノーベル財団は3日、ノーベル医学生理学賞の発表前に死亡していたことが明らかになった米ロックフェラー大のラルフ・スタインマン教授について、決定は変えず賞を授与すると発表した。
同教授が発表直前に死去したことなどの事情を考慮した決定とみられ、財団は声明で今回のケースについて「極めて特殊で、ノーベル賞の歴史の中で初めて」と強調した。
スタインマン教授の家族は3日、ニューヨークで記者会見し、スタインマン教授の死去に「うちひしがれた気持ちだが、このような素晴らしい賞をもらい、とても誇りに思っている」と話した。
【写真説明】 米ロックフェラー大での記念式典で、スタインマン教授の遺影に前に姿を見せた遺族ら=3日、ニューヨーク(AP=共同)
まあ、ノーベル賞は基本的にはユダヤ人のための賞だから、何でも特別、異例になるわけだろう。そして、後でそれを美談に仕立て上げる。これで日本人の審良博士の夢は潰えてしまったのだろう。残念無念。
by kikidoblog | 2011-10-03 23:51 | マスゴミ