宮市亮選手、日本の「第2の杉山」になれるか?:ホットラインができれば、日本の黄金期が誕生する!?
「松永選手の見果てぬ夢−−日本蹴球の完成の時」
さて日本蹴球は、果たして世界レベルに達しているかという疑問は自然起こる。前述のごとく、精神的方面においては断然世界レベル以上だ。して又スピードを持ったショートパスにおいてもレベル以上だ。このショートパスに関して、ドイツのある権威者はこれだけは日本より学んだと言っている。これだ、ショートパスの速攻法をあくまでも伸ばし、これに加えるに遅攻法をとり、緩急よろしきを得て、始めて日本蹴球の完成の時は来るのであると同時に、この時こそ世界蹴球覇者たり王者たる時なのである。個人技を錬磨せよ。これこそ日本蹴球人に与えられた唯一の課題なのである。−−−松永行(1936年日本代表FW)
(「体育と競技」1936年11月号)
みなさん、こんにちは。
かつて日本代表がメキシコオリンピックで3位に輝いた時、センターフォワードの釜本選手に左サイドからいつもピンポイントでセンタリングを送った選手がいた。高速ドリブラーの1億円の足と言われた、俊足左ウィングの杉山選手であった。
サッカー「メキシコ×日本」 実況 /1968.10
この2人が日本の黄金期を生み出した。
いまや日本の若い世代が再びこの黄金期を作り、今度はワールドカップで世界を驚かせる、上位入賞の夢を引き起こすかもしれない。そんな予感をさせてくれるのが、左サイドの宮市選手である。
宮市亮 プレー集-RYO MIYAICHI 2010-11-
もしこの宮市選手に合わせるセンターのトップの選手が生まれたら、再び、杉山−釜本のホットライン、W杯南ア大会のウルグアイのスアレス−フォルランのホットライン、かつてのマンUのロナウド−ルーニーのホットラインのように、宮市−??ホットラインが誕生するだろう。
そうなれば、「無敵日本艦隊」の誕生である。日露戦争の時の「日本艦隊」のように、強力なチームとなるだろう。
そんなことを予感させてくれる選手である。
おまけ:
「ベルリンの奇跡」
Berlin Part1
Berlin Part2
昔の「白人」は本当にいい人たちだったんだナア。こういう人々はどこへ行ってしまったのだろうか?
by kikidoblog | 2011-11-12 10:46 | サッカー&スポーツ