HAARPに地震波か?:研究用41 250nT程度、再び太陽風が活発化!
私は毎日HAARPモニターを観察している。このところ比較的安定していたようだが、今日、250nT程度の地震電磁波が出たようである。この方向は、どうやらアジア日本を通る大円の方向である。だから、多少注意しておく必要がありそうである。また、最近太陽風が活発化し、CMEも出たようである。だから、今後しばらくは地震活動が活発化するかも知れない。
宇宙天気ニュース
によれば、
2011/11/23 13:07 更新
南向き磁場の影響でオーロラの活動が発生しました。太陽風の速度が少し上がっています。
Magnetometer Chain
青の垂直成分が大きく、赤黒の水平成分が小さいのが、地震電波の特徴。今回のものは、黒線はそれほど大きくはないが、青色成分かなり大きな振幅で揺れている。

最近はこれには一カ所のデータしかないため、このデータから方角の特定はできない。
Induction Magnetometer
一番下の周波数ゼロの近く(水平軸上)にある「白く明るい」部分が地震電波の特徴。まあ、白色に近い部分。一方、深夜に垂直に立ち上がった、幅広くピンクから真っ赤に近い色の帯状の部分はオーロラ活動によるものである。これは特にBz成分に顕著。



Spectrum Monitor Waterfall Chart
この滝チャートは、電離層の構造をMHz域の電磁波反射で調べているものだが、何層かの色のバンドに分かれているのが正常状態である。等間隔に色のついたバンドが並んでいる時間帯は、人工的な電磁波がどこかから電離層に向けて放射されていることを示している。

VHF Riometer

(これでは、太陽活動の概日周期からどれだけ外れた異常活動があるかが分かる。)
Electron density

Digisonde

(電離層の電子密度がわかる。)
一方、カナダの地磁気モニター群

には以下のような波形が出ている。
Geomagnetism: Summary Plot from Canadian Magnetic Observatories
22日UT15時前後のものが、今回の地震電磁波に対応する。ちなみに日本時間はUTより9時間進んでいる。
参考:
「アキラの地震予報」
日本国内で個人的に磁力計を用いて地震予報を行っている。非常に予測率の高い優れた研究のようである。さて、ここからは次のような警告が出ている。
本日11/21 良く晴れ気温低下により中国・四国地方中心としてアキラ・メソドが作動致しました。
その影響範囲は、南西諸島~北海道地方に到ります。作動規模は、最大作動×0.70、
期間は、11/23~11/26、震度は、1~4程度を予測しています。
備えあれば憂いなし。
by kikidoblog | 2011-11-23 15:58 | HAARPモニター観察