HAARPに地震波か?:研究用44 450nTのビッグウェーブ到来!
いやはや、昨日かなり大きなCMEが到来するようだということをメモしたが、早速その太陽風の影響を受けたせいか、ひさびさの非常に大きな450nTの地震電磁波(経験的にはM7前後)が生じたようである。これは、残念ながら、日本アジア方面を通る大円方向のものである可能性が高い。要注意である。
このことからも、太陽風と地震との関係はポジティブであることは間違いないだろう。つまり、太陽活動と地震活動はリンクしているということである。
宇宙天気ニュース
によれば、
2012/ 1/25 15:56 更新
CMEによる太陽風の擾乱が到来し、磁気圏の活動が活発に起きました。
Magnetometer Chain
青の垂直成分が大きく、赤黒の水平成分が小さいのが、地震電波の特徴。


最近はこれには一カ所のデータしかないため、このデータから方角の特定はできない。
Induction Magnetometer
一番下の周波数ゼロの近く(水平軸上)にある「白く明るい」部分が地震電波の特徴。まあ、白色に近い部分。一方、深夜に垂直に立ち上がった、幅広くピンクから真っ赤に近い色の帯状の部分はオーロラ活動によるものである。これは特にBz成分に顕著。2~3ヘルツの人工的なものが強烈に出ている。






Spectrum Monitor Waterfall Chart
この滝チャートは、電離層の構造をMHz域の電磁波反射で調べているものだが、何層かの色のバンドに分かれているのが正常状態である。等間隔に色のついたバンドが並んでいる時間帯は、人工的な電磁波がどこかから電離層に向けて放射されていることを示している。

VHF Riometer

(これでは、太陽活動の概日周期からどれだけ外れた異常活動があるかが分かる。)
Electron density

Digisonde

(電離層の電子密度がわかる。)
一方、カナダの地磁気モニター群

には以下のような波形が出ている。
Geomagnetism: Summary Plot from Canadian Magnetic Observatories


24日UT15〜21時のものが地震電磁波である。これは450nTの規模である。ちなみに日本時間はUTより9時間進んでいる。
参考:
「アキラの地震予報」
日本国内で個人的に磁力計を用いて地震予報を行っている。非常に予測率の高い優れた研究のようである。さて、ここからは次のような警告が出ている。
柿岡圏内(茨城県)にM5.0~M6.5程度の地震発生合図が出ました。
関東甲信越地方中心として、近畿地方~東北地方では、一週間程地震発生に要注意です。
特に、内陸直下型の地震の可能性があります。 但し、地震予測にふさわしくない地震発生合図です。メンテナンスや工事などによる外乱でないことが条件です。
(01/21 10:52発信)
備えあれば憂いなし。
by KiKidoblog | 2012-01-25 17:00 | HAARPモニター観察