HAARPに地震波か?研究用55:今度はM8.4CME到達!550nT超の地震電磁波発生!
どうやら最近またHAARPモニターに550nT程度のかなり強烈な地震電磁波が出て来ているようである。これは太陽でまた今度はM8.4クラスのCMEが起こったからのでようである。
3月12日UT9~12時までのものは、アジア日本の方角のものである可能性がある。かなり規模が大きい。要注意かもしれない。
宇宙天気ニュース
によれば、
2012/ 3/13 11:18 更新
CMEによる太陽風の乱れがやって来ました。磁気圏の活動も大きく高まりました。
Magnetometer Chain
青の垂直成分が大きく、赤黒の水平成分が小さいのが、地震電波の特徴。


ついにアラスカのHAARPモニター群の1部が復活したようである。

これによれば、すべての場所で同程度の強度であることから、これらに垂直の方向から、すなわち、日本アジアを通る大円の方角である可能性が高い。

Induction Magnetometer
一番下の周波数ゼロの近く(水平軸上)にある「白く明るい」部分が地震電波の特徴。まあ、白色に近い部分。一方、深夜に垂直に立ち上がった、幅広くピンクから真っ赤に近い色の帯状の部分はオーロラ活動によるものである。これは特にBz成分に顕著。2~3ヘルツの人工的なものが強烈に出ている。



Spectrum Monitor Waterfall Chart
この滝チャートは、電離層の構造をMHz域の電磁波反射で調べているものだが、何層かの色のバンドに分かれているのが正常状態である。等間隔に色のついたバンドが並んでいる時間帯は、人工的な電磁波がどこかから電離層に向けて放射されていることを示している。

VHF Riometer

(これでは、太陽活動の概日周期からどれだけ外れた異常活動があるかが分かる。)
Electron density

Digisonde

(電離層の電子密度がわかる。)
一方、カナダの地磁気モニター群

には以下のような波形が出ている。
Geomagnetism: Summary Plot from Canadian Magnetic Observatories

3月12日UT9~12時のものが、アジア日本の方向の、かなり大規模な550nTの地震電磁波である。ちなみに日本時間はUTより9時間進んでいる。
参考:
「アキラの地震予報」
日本国内で個人的に磁力計を用いて地震予報を行っている。非常に予測率の高い優れた研究のようである。さて、ここからは次のような警告が出ている。
柿岡圏内にM4.0~M6.0の地震発生合図が出ました。
関東甲信越地方中心として、近畿地方~東北地方では、一週間程地震発生に要注意です。
但し、雷災による異常値の可能性が有りますので、考慮しなければなりません。
(03/12 10:55発信)
*大きな異常値は、測器の保守によるものです。(03/12 21:08発信。)
備えあれば憂いなし。
おまけ:
03/15 06:38 関東東方沖 M5.0 震度2 深さ10km
03/14 21:05 千葉県東方沖 M6.1 震度5強 深さ10km
03/14 19:49 三陸沖 M5.9 震度3 深さ10km
03/14 19:57 三陸沖 M5.3 震度2 深さ10km
03/14 20:40 三陸沖 M5.3 震度1 深さ10km
03/14 18:08 三陸沖 M6.8 震度4 深さ10km
03/12 21:32 択捉島付近 M5.7 震度2 深さ70km
by KiKidoblog | 2012-03-13 14:36 | HAARPモニター観察