小出博士の「バイバイ原発3・10京都」とテスラ波で一瞬にして放射能とバイバイできるか?
京大の小出博士は「たまねぎジャーナル」のインタビューで有名だが、ここでも昨年の311以来ずっと取り上げて来た。この小出博士の講演会の内容の主旨が毎日新聞に”めずらしく”出ていたので、ここにもメモしておこう。私も物理学者としてまったく同意する。賛成である。
福島第1原発:「がれき焼却灰は事故処理用コンクリに」小出・京都大助教の講演から
京都市内で今月10日あった原発問題に関する市民集会「バイバイ原発3・10京都」で、小出裕章・京都大原子炉実験所助教が演説や講演をした。東京電力福島第1原発事故の影響や現状など、発言のポイントをまとめた。【太田裕之】
■事故を振り返って
私は41年前から原発は危ない、撤退すべきだと言い続け、廃絶させたいと考えてきたが、できないままここに至った。私たち大人には原子力を容認してきた責任がある。福島で今、放射能まみれの大地に子供たちが住んでいることを忘れず、できることを探そうと思う。私は非力だが、あきらめない。若い世代への責任だと思う。
■事故の大きさ
日本政府がIAEA(国際原子力機関)閣僚会議に出した報告書で、大気中に放出されたセシウム137は広島原爆の約170発分とされているが、これは過小評価。世界の研究者が出している数字の大半は、その2~3倍の数百発分に相当する。海への放出量も同程度あると思う。
福島県の東半分を中心に、宮城、茨城、群馬、千葉、新潟、埼玉各県と東京都のそれぞれ一部地域が放射線管理区域以上に汚染された。私の仕事場である実験所は放射線管理区域で、そこでは飲食も寝ることも、子供の立ち入りも許されていない。汚染地域はまるで逆転した世界になっている。
被曝(ひばく)放射線量には「これ以下であれば安全」という値はない。どんなに微量でも危険というのが現在の学問の到達点だ。
■第1原発の現状
4号機は使用済み燃料プールが埋め込まれた階まで破壊された。使用済み燃料は膨大な放射能の固まりで広島原爆の4000発分だ。プールがさらに破壊され水が抜けたり、崩れ落ちれば、防壁のないところで大気中に吹き出す。そういう危険と隣り合わせで私たちは生きている。
1号機は約100トンのウランなどが圧力容器の中から溶け落ちた状態。格納容器の下の厚さ1メートルのコンクリートの床について東電は70センチは壊れたが30センチは大丈夫と言うが、近寄ることはできず測定器もない。この床を突き抜ければ防壁はない。危機的状況が続いている。
■「原発」とは
熱効率が33%に過ぎず効率の悪い蒸気機関で、生命体に圧倒的に危険な核分裂生成物を出す。出力100万キロワットの原発で毎日燃やすウランの量は3キロで、広島原爆(核分裂したウランは800グラム)3~4発分。また、原発は冷やし続けないと壊れるが、300万キロワットの発熱量のうち21万キロワットは核分裂生成物から生じる「崩壊熱」で、原発を停止しても止められない。日本では66年の東海発電所の営業運転開始から今日まで広島原爆110万発分の核分裂生成物を生み出した。事故がなくても原発は悲惨なのだ。
■除染とがれき処理
政府は汚染地に人々が戻れるかのような幻想を与える「除染」という言葉を使っているが、放射能は人間がどんなに手を加えても消せず、放射性物質は無毒化できない。できるのは汚れを移動させる「移染」だ。もう戻れないのだと説明し、生活を補償すべきだ。
私が最も訴えたいのは、事故に何の責任もない子供たちを守ることだ。校庭など子供が集中的に過ごす場所の土は必ず取り除き、東電の敷地にお返しするのが筋だ。
政府はがれきの広域処理で、各自治体に、現行の焼却施設で燃やしたうえで猛烈な放射能の塊となる焼却灰を処分させようとしている。放射能は隔離し閉じ込めるという原則に反する。汚染地に専用の焼却施設を作って処理するべきだ。だが、政府の無策の結果、福島を中心とした汚染地にがれきが取り残されたまま、現在も子供たちは被曝を続けている。もはや子供全体の被曝をどう減らすかしか選択の道はなく、全国の自治体が引き受けるしかないだろう。
それには二つの条件がある。一つは放射性物質が外に出ないフィルターなど特殊な装置必ず増設すること。もう一つは、焼却灰は各自治体が勝手に埋めるのではなく、東電に返すこと。福島第1原発の事故処理には膨大なコンクリートが必要で、その部材にすればいい。
さて、私は同じ物理学者だが、小出博士は実験物理学者であり、私は理論物理学者である。実験物理学者と違い、理論物理学者のごく一部はより自由に物事を考える。しかしたいていの理論物理学者は受験エリートの秀才君たちだから定理や公理でがんじがらめのために、世に数ある標準的な原理原則に縛られている。だから、そこから逸脱した発想を生み出す力はない。このことは、保安院や東電や東大の御用学者たちの意見や応答を見れば一目瞭然だろう。
この点に関しては、反原発の小出博士も原発推進の御用学者もほぼ同じ物理学の内容にとらわえているのである。おそらく、日本ではこの点においてもっと自由に考えているのは私だけではないかと思う。
どういうことを言っているか分からないだろうから、もうちょっと解り易くメモしておこう。
京大の小出博士も東大の御用学者たちもアメリカのガンダーセン博士やフランスのバズビー博士も、世の中の普通の物理学を信じている人は、こう考える。
放射能は人間がどんなに手を加えても消せず、放射性物質は無毒化できない。
しかしながら、私のように宇宙人やUFOを信じ、できることならエイリアンテクノロジーを何とかして理解したいというように考えている科学者からすれば、それは必ずしもそうではないのではないか。ひょっとしたらどこかに
人間が何らかの方法で放射能を一瞬にして消し去り、放射性物質は無毒化できる。
方法が潜んでいるのではないかと考えるのである。
たとえば、こんな証拠がある。
ufo DISABLES US missile
これはUFOが核ミサイルに光線を放ち、一瞬にして放射性物質を無毒化して落下させたという有名なシーンである。元米軍の核ミサイル基地の軍人が目撃したときのものである。
果たしてこれはどのようにして行うのか? ここが興味深いところである。
実は、この地球人の科学者の中でこれと同じことをずっと前から実験した人物がいた。それがニコラ・テスラ
である。
テスラは、我々が知らない電磁波の性質を、というより、マイケル・ファラデーとジェームズ・マックスウェルが正しくそれを知っていたにもかかわらず、その後の研究者たちによって無視されて、我々にはないものとされたものを知っていたのだが、それが「電磁場の縦波」というものである。これを通称「テスラ波」というが、標準的な物理学の教科書には、電磁波は横波だけが存在し、縦波は存在しないということになっている。この縦波成分は電磁波のエネルギーがゼロの成分に対応し、他の呼び方では「スカラー波」ともいう。
「スカラー波」というのは、日本ではオウム真理教の信者や、白い服を来て、ぐるぐる巻きの蚊取り線香のような図柄を至る所に貼付けた「パナウェーブ研究所」で有名になってしまったものだから、いわゆる「トンデモ」とか「オカルト」の類いのように感じられることだろうと思う。しかしながら、世の中は線形ではない。物事は一筋縄では行かないのである。科学の進歩というものは、紆余曲折して進歩するものなのである。
実は、1999年になってこの「テスラ波」=「スカラー波」の実在の可能性に関して、欧米では一種のリバイバルが起こっているのである。2001年にはかなりの理論的進展があったようで、今ではスカラー波を使った実験まで現れているのである。例えば、Meyl博士の電線なし送電である。
Transmission of power without wires (Scalar Waves)
Prof. Meyl shows tesla longitudinal electricity transmission in 2003
Skalarwellen / Longitudinalwellen - K. Meyl - Südwest Messe
世界はいままさにニコラ・テスラの時代に逆戻りして、テスラの業績を再評価しつつある時代に入ったのである。
さて、では、なぜ「スカラー波」が大事か?というと、もしこのスカラー波をコントロールできれば、電線なしのエネルギー輸送ができるばかりか、放射性物質を一瞬にして無毒化できるという可能性があるからである。これを大分前から主張して来たのは、元イルミナティーの極秘研究所の研究者であったトム・ベアデン博士である。このベアデン博士は、スカラー波を使えば、一瞬にして放射性物質を無毒化、中性化できるのだと言っていたわけである。
電磁放射による放射性物質の中性化法
Bearden: How to Neutralize Nuclear Waste in 9.1 minutes
はたして我々人類は、宇宙人のように、光線(スカラー波)を使って一気に放射性物質を無毒化できるだろうか?
これがいままさに我々人類の頭の切り替えを求められているところなのである。
はっきり言って、標準理論の時代は古すぎるのである。若者よ、出よ! 科学的にきちんとスカラー波やテスラ波を研究し、テスラ兵器を民生化し、平和利用の1つとして放射能除去装置を作るのだ!
とまあ、これは妄想でもウソでもない。最近の世界の一部の科学者の動きなのである。しかし、いわゆる秀才君のガリガリ亡者と化した、御用学者的な人々には理解できないことであるに違いない。実は、私自身、テスラ波の理論をここ最近密かにずっとまじめに勉強しているのである。
by KiKidoblog | 2012-03-24 23:16 | 原子炉被災