HAARPに地震波か?研究用58:300nTの地震電磁波到来!
このところ太陽活動も比較的穏やかだったため、強烈な太陽風に地球がさらされることはなくなり、地球も比較的安定していたはずである。しかしながら、太平洋側のいくつかの場所、スマトラ、メキシコ、日本岩手沖とかなり大きな地震が起こった。おそらく、今回のスマトラの2発は、これだった可能性が高い。


さて、再び太陽活動が活発になり、今後しばらくは自然地震が誘発される可能性がある。そんな中、今日HAARPモニター群に久々に300nTのかなり大きな地震電磁波が出たようである。
私が最近ここで強調しているのは、太陽風による(特にCME放出時の)地球内部の加熱による地震の誘発という現象である。ここ数年の観察からも、明らかに太陽からの電磁波の到来と地球の地震活動との間には相関関係があるように見えるということである。しかしながら、よく知られているように、現在の地震学者たちは地震は太陽活動とは無関係だと信じているというレベルである。まして、我々人間が強烈な電磁波を照射することによって地震が誘発できるという可能性などまったく知らないのである。この2点を観察することが最近の私の個人的目的なのである。
宇宙天気ニュース
によれば、
2012/ 4/13 13:15 更新
高速太陽風が始まりました。現在は550km/秒の高速風が続いています。
Magnetometer Chain
青の垂直成分が大きく、赤黒の水平成分が小さいのが、地震電波の特徴。


5つの地点で観測された強度(特に青色の垂直成分)がほぼ同一だから、これはアラスカモニター群にほぼ垂直の方向から来た地震電磁波と見ることができる。したがって、アジア日本を通る大円方向からのものと推測できる。
Induction Magnetometer
一番下の周波数ゼロの近く(水平軸上)にある「白く明るい」部分(0ヘルツ近傍)が地震電波の特徴。まあ、白色に近い部分。一方、深夜に垂直に立ち上がった、幅広くピンクから真っ赤に近い色の帯状の部分はオーロラ活動によるものである。これは特にBz成分に顕著。



Spectrum Monitor Waterfall Chart
この滝チャートは、電離層の構造をMHz域の電磁波反射で調べているものだが、何層かの色のバンドに分かれているのが正常状態である。等間隔に色のついたバンドが並んでいる時間帯は、人工的な電磁波がどこかから電離層に向けて放射されていることを示している。

VHF Riometer

(これでは、太陽活動の概日周期からどれだけ外れた異常活動があるかが分かる。)
Electron density

Digisonde

(電離層の電子密度がわかる。)
一方、カナダの地磁気モニター群

には以下のような波形が出ている。
Geomagnetism: Summary Plot from Canadian Magnetic Observatories

ここに出ている4月12日UT15時~21時のものが、アジア日本の大円方向の地震電磁波である。その他は別の方向からの地震電磁波である。これらが地震電磁波かどうかはアラスカHAARPモニターのゼロ周波数があるかないかでチェックするのである。アラスカのものと見比べれば、カナダのもので焦げ茶色の部分がアラスカの白い山の部分に見事に対応していることが分かるだろう。ちなみに日本時間はUTより9時間進んでいる。
参考:
「アキラの地震予報」
日本国内で個人的に磁力計を用いて地震予報を行っている。非常に予測率の高い優れた研究のようである。さて、ここからは次のような警告が出ている。
鹿屋圏内にM4.0~M6.0の地震発生合図が沢山出ました。
九州地方中心として、南西諸島地方~近畿地方では、一週間程地震発生に要注意です。
桜島と霧島の噴火・爆発が激しく、暴れまくっていますが、今般は、地震性の可能性が非常に高いです。
時々、女満別と鹿屋が連携することが有りますので、発震の可能性が大変高いです。
(04/11 11:21発信)
備えあれば憂いなし。
おまけ:
今回のスマトラのM8.7クラスの地震は、自然地震だったと考えられる。あるいは、もし人工地震だった場合は、HAARPによるものであったと考えられる。一方、2004年の巨大津波地震は、311の東日本の津波地震と同じく、核爆弾による人工地震だったと思われる。その証拠は地震波の違いである。これをメモしておこう。
2004年スマトラ沖地震(津波地震)
The ESRF registers the earthquake in Asia
Undersea seismometer captures clear signals of big quake
Exploring What Your AS1 Seismograph Records

この波形は、東日本大震災のものと酷似している。
2012年スマトラ沖地震
8.7-Magnitude Earthquake jolts Sumatra, Indonesia | Tsunami Warnings were issued

by KiKidoblog | 2012-04-13 21:16 | HAARPモニター観察